バーボンの有名銘柄「IWハーパー」の瓶詰めが、山梨ということをご存知ですか?
ボトルが変わりましたね。
新生IWハーパー。
裏ラベルを見ると、
南アルプスワインアンドビバレッジ。
笛吹市一宮町。
南アルプスワインアンドビバレッジの親会社は、大阪の徳岡。
南アルプスワインアンドビバレッジは、昔「味のふるさと」という施設で、山梨の日本酒メーカー、ワイナリーなど4社が集まって、100億位で作られました。
そのほとんどを、山梨県がなにかの形で貸したのですが、すぐに倒産。
山梨県は、100億近いお金が回収不能になり、大きなニュースになりました。
今は徳岡の所有で、ウイスキーやワインを詰めています。
自社ブランドでは、蜂角鷹というウイスキーや、エルビエントというワインがあり、OEMは多数作っています。
そこにIWハーパー。
IWハーパーは、世界№1のスピリッツ会社「ディアジオ」の所有。
南アルプスワインアンドビバレッジは、南アルプス市ではなく、笛吹市一宮町にあります。
山梨県人は、南アルプス市ではないのに「変な名前」と誰もが思いますが、会社からは南アルプス(赤石山脈)の山並みが綺麗に見える(富士山は見えない)ので、そこから来ているのでしょう。
桃や葡萄畑の囲まれた、日川沿いの良い所です。
新しいIWハーパーには、山梨産の桃や葡萄の風味が感じられるバーボンになっていれば、なお結構ですね。