山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

秩父蒸留所②

2024-01-29 17:32:20 | お酒の話(ワイン以外)

イチローズモルトの秩父蒸留所の事務所に入ると、数々の入賞実績が

ワールドウイスキーアワードですね。

大麦麦芽です。

普段は、イギリスからの輸入麦芽を使うのですが、紅海事変により、輸入が遅くなり、国産麦芽を使っています。

マッシュタン(糖化槽)。

粉砕された麦芽がお湯に混ぜられ、糖液(麦汁)になります。

使われた麦芽粕は、飼料になります。

第1蒸留所の発酵槽です。

すべてミズナラ材。

一番麦汁と二番麦汁が一緒になります。

発酵槽は、ステンレス製が世界の主流ですが、秩父では1年前に、すべてミズナラ材(国産)に変更。

発酵に使われるディスティラリー酵母は、すべて日本で培養された酵母。

5日から8日間の発酵です。

ポットスティルです。

ウォッシュスティル(初留釜)とスピリッツスティル(再留釜)。

秩父では、オーソドックスな型ということです。

ファーサイス製。

スピリッツセイフです。

スピリッツスチルから出た初留液を、ミドルカット(ヘッズ、ハーツ、テールに分ける)をする所。

ハーツだけが、熟成に回されます。

ヘッズとテールは、再蒸留されます。

樽に入る前の蒸留液は、緑のホーロー槽に入ります。

第1熟成庫。

秩父には、7つの熟成庫があり、第1~第6熟成庫までは、タンネージ式。

樽を置くところは、地面がむき出し。

熟成に影響させています。

第7熟成庫だけはラック式。

樽は、バーボン樽が多いです。

また後ほど。

 


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