駒園ヴィンヤード(甲州市塩山)から、新ワイン「茜(あかね)」が入荷です。
茜は、日本在来品種のマスカットベーリーA種、ブラッククィーン、ベリーアリカントの3品種を均等に、混醸して作られたワイン。
マスカットベーリー種、ブラッククィーン、ベリーアリカントは、新潟の富農、川上善兵衛氏が大正から昭和にかけて、品種改良したもの。
日本の赤ワインの在来品種とされています。
日本の赤ワインの在来品種としては、その後の品種改良でいろいろ出ていますが、日本全国に普及している品種は、マスカットベーリー種が一番です。
マスカットベーリー種の品種改良は昭和2年ということなので、すでに94年経ていますが、それを超える品種は出ていません。
川上善兵衛氏の偉大さが判ります。
ブラッククィーンは、山梨では甲州市塩山を中心に栽培されています。
ベリーアリカントは、山梨では塩山洋酒で栽培され続け、今ではやはり塩山を中心に栽培されています。
この3品種のブレンドワインは、塩山洋酒で「ジャパニーズブレンド」として販売。
茜は、ジャパニーズブレンドに続く、日本在来品種3品のブレンドワインになります。
楽しみな一品です。