笛吹ワインの醸造責任者矢崎さんが、ワインの納品に来られた時、
「タンクが一杯なんですよ」
と。
そこで、滅多に外に出ない、酒のディアーズの経営者が、笛吹ワインに伺ったところ、
ワインの在庫がたくさん。
倉庫は一杯。
コロナ禍が無ければ、お客様をもてなす店内も、ワインの在庫。
タンクは25本ありますが、24本までワインが貯蔵。
瓶詰めすれば、タンクは空きますが、瓶詰めしたワインは一杯。
タンクが空かなければ、今年の新酒の仕込みが始まらない・・・。
さて、どうすれば。
笛吹ワインは、親会社に御坂農園グレープハウスがあります。
観光農園を経営し、観光客にぶどう狩り、桃狩りをしてもらい、葡萄や桃を買ってもらっています。
買ってもらえない葡萄をワインにしよう、ということで笛吹ワインを設立。
笛吹ワインが造ったワインは、グレープハウスでも販売しますが、ワイナリーでも販売。
コロナ禍以前は、グレープハウスで、葡萄やワインを売り、ワイナリーでワインを売り、上手に回っていました。
コロナ禍で、観光客が激減し、グレープハウスの葡萄は余り、ワインも売れない、ワイナリーの直売所も観光客が激減し、ワインが売れず。
観光農園は、開店休業状態。
さて、どうすれば。
人が好い矢崎さんが、寄り添うタンクのワインを販売することにしました。
少しでもタンクを空けないと、今年の新酒ワインの醸造に困るので。
続きは後日。