山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

まだ販売前ですが

2021-05-21 13:11:23 | ワイナリー訪問記

笛吹ワインの醸造責任者矢崎さんが、ワインの納品に来られた時、

「タンクが一杯なんですよ」

と。

そこで、滅多に外に出ない、酒のディアーズの経営者が、笛吹ワインに伺ったところ、

ワインの在庫がたくさん。

倉庫は一杯。

コロナ禍が無ければ、お客様をもてなす店内も、ワインの在庫。

タンクは25本ありますが、24本までワインが貯蔵。

瓶詰めすれば、タンクは空きますが、瓶詰めしたワインは一杯。

タンクが空かなければ、今年の新酒の仕込みが始まらない・・・。

さて、どうすれば。

笛吹ワインは、親会社に御坂農園グレープハウスがあります。

観光農園を経営し、観光客にぶどう狩り、桃狩りをしてもらい、葡萄や桃を買ってもらっています。

買ってもらえない葡萄をワインにしよう、ということで笛吹ワインを設立。

笛吹ワインが造ったワインは、グレープハウスでも販売しますが、ワイナリーでも販売。

コロナ禍以前は、グレープハウスで、葡萄やワインを売り、ワイナリーでワインを売り、上手に回っていました。

コロナ禍で、観光客が激減し、グレープハウスの葡萄は余り、ワインも売れない、ワイナリーの直売所も観光客が激減し、ワインが売れず。

観光農園は、開店休業状態。

さて、どうすれば。

人が好い矢崎さんが、寄り添うタンクのワインを販売することにしました。

少しでもタンクを空けないと、今年の新酒ワインの醸造に困るので。

続きは後日。

 


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