赤ワインは、常温で飲むのが当然です。
赤ワインの渋さは、冷やすと狂ってしまう(渋さが壊れる)ためです。
だから、海外のスパークリングワインに、赤ワインはありません。
日本の赤ワインの代表的品種、マスカットベイリA種は、渋さが欧州系葡萄の半分以下と言われます。
よって、マスカットベイリA種の赤ワインは冷やしても良いのでは、と私の周辺での意見です。
実際、冷やして飲んでいます。
日本のスパークリングには、ルミエールのように赤があります。
ルミエールが赤のスパークリングワインを発売した時、個人的には衝撃でした。
しかし、納得できる味でした。
そして、今回の奥野田ワインのベリザンテ。
奥野田ワインの中村社長は真っ黒でした。
奥野田ワインの畑は、すべて垣根。棚の畑のように葉っぱが日光を遮ってはくれません。
また、奥野田ワインの畑は、耕かさない、肥料やらない、薬まかない方針なので、他の畑の倍以上、畑作業があるとのこと。
その上、収穫量は、他の畑より少ない。
真っ黒な中村社長が言っていました。
「ベリザンテ」はキンキンに冷やしてくれ、と。
焼き鳥によく合います。