山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

新巻葡萄酒へ新酒を取りに行ってきました。

2011-11-03 13:42:58 | ワイナリー訪問記

昨日、新巻葡萄酒(山梨県笛吹市一宮町)へ、新酒ワインを取りに行ってきました。

新巻葡萄酒のワインは、昨年、発売後すぐ完売、ほぼ1年間ワインが無い状況でした。

山梨ヌーボーを明日に控えた11月2日、甲州種ワインの新酒を持ちにいきました。

今年のラベルは、2011と年号(ビンテージ)が入っています。

新巻ワインは、前年のワインとブレンドすることはない(ワイナリーに残っているワインが全く無い)ので、ビンテージを入れることにしたそうです。

新巻ワインのブランドは、「ゴールドワイン」と言います。

でも、新巻葡萄酒の名前も、ゴールドワインのブランドも、山梨では無名です。

なぜなら、新巻さんのほとんどのワインが、東京の某高級スーパーに納品されてしまうからです。

山梨では、ワイナリーの近所の方が買いに行くだけです。

私共は、伝手で販売させてもらってから、すでに4年経ちますが、毎年、ワインは売り切れてしまいます。今年こそ、半年間は売りたいと、仕入のタイミングを考えていきます。

ワインの種類は、デラウエア(すでに完売)、甲州種と、12月に発売されるマスカットベリーA種の3種類のみ。

720mlもワイナリーは販売していますが、私共は一升瓶を主に販売します。

720mlも一升瓶も中身が同じワインなので、一升瓶はかなり割安です。

中村社長の感想では、今年の甲州種は、酸があって上出来だそうです。

11/3、社長は東京、日比谷公園で、山梨ヌーボーのイベントに行くのですが、自社のワインは売らないとのこと。

「役員だから、手伝いにいくだけだよう」。

人がいい社長です。

今年から、ワインツーリズムにも参加しているので、是非訪問したいワイナリーです。

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