開花時期が7月くらいから9月といわれる夏の華「高砂百合」
高砂百合は、一見鉄砲ユリとそっくりですが、
台湾が原産の帰化植物です。
琉球語の高砂というのが台湾を指すそうです
葉が松葉のように細い
球根よりむしろ種で増える
種を飛ばし最初の年は茎も出さず球根を太らせその次太の年位から花を咲かせます
そこが日本でのユリと異なりますね
背丈や花付もなどは鉄砲ユリとそっくり,花に赤い筋などが入ります
でも交雑種も多くて見分けがつかないものもあるようです
ただ連作を嫌い何年か咲いていると絶えてしまい、また種を飛ばした新たなとこで旺盛に増えて、咲くのだそうです
なんかちょっと悲哀を込めたストーリーの花ですね.
雑草のようにたくましく豪華にさいているのですが。
私はユリに花にアレルギーがあり、くしゃみは真水たらしたり、それはそれは苦手なんですが、
高砂百合は香りがほとんどなくてもモデルにしてにしても大丈夫なんですよ
で、毎年高砂百合が咲いてるのを探します
高速道路の下などでも街路樹の中にもみかけたりします
今年は頑張って2枚仕上げました。
こちらは豪華に力強く
こちらはさっと描いた下絵をもとに
可憐にきれいに描きました。
小品ですがとっても気に入っています
道端の雑草とは思えない花高砂百合ですね
皆さんの回りでも咲いていませんか?
季節を表すお花を描くのはほんとに楽しいです
見てくださってありがとう