映画『清須会議』特報映像
昨日封切られた映画「清州会議」を見てきました。
どういうわけか。
原作本も持ってる。でも読んでない。
過去の三谷幸喜さんの映画、「素敵な金縛り」は文句なしに面白かった。
だから買ったのかも。
いやいやたぶん清州という地名にひかれたのかな
映画を見に行く前に、読もうと思ったが忙しくて読めなかった。
それは正解だったと思う。
おちのわかる落し話みたいなのは面白くないから
清州というのは名古屋のお隣の町です。
清洲(きよす)は織田信長ゆかりの城下町で、かつては尾張の中心都市であるとともに、全国屈指の規模を誇る大都市でした。
江戸初期の1610年、徳川家康によって尾張の都が名古屋へ移され(清洲越し)ると、
一旦は寂れてしまいましたが、
その後は美濃路の宿場町として再び賑わいを取り戻します。
今も美濃路沿いにはかつての名残が随所に見られます
ウイキぺディアより
清洲城の天守または小天守の部材を転用または、移築したものとされる
<名古屋城西北隅櫓(清洲櫓)北西より>
そこで信長亡き後、家臣が集まり後目を決める会議がおこなわれました。
信長の死後から、清州会議の数日間を映画にしたものです。
三谷さんの喜劇らしく、けらけらと楽しみました。
大勢の芸達者がちょっとした役で出るのですが。その中で、
役所広司演じる柴田勝家の武骨な体育会系の様がうまく描かれて、
秀吉の政治家としての能力と対比され、哀しい性みたいなものが感じらました。
彼の恋慕を操るあやしい美女「市」を鈴木京香が、おはごろの効果も抜群!その魔女迫力をましています
でも、その戦国の女の魔女ぶりは剛力彩芽演じる「松」が一番かもしれません
可憐な無垢のような雰囲気で、我が子、武田の血を引く三法師を織田家の頭領に秀吉にたくらませる筋書きをするのですから。
この3人は特筆だと思いました。
この映画には名古屋弁が飛び交っています。
名古屋弁といってもルーツは清州です。
家臣一同名古屋の出身者は皆名古屋弁を駆使しています。
みっちゃんは流れもので名古屋弁はちゃんと話せないのですが。
聞き分けることはできます。
映画終了後、御隣で話していた小話・・
「アのちょっと出ていた「なか」という人の名古屋弁はネイティブスピーカーだったね。」
そう秀吉のお母さんの「なかさん」が秀吉が百姓のことを忘れているのをからかうシーンがあるです。
アレがホントの名古屋弁
もうしわけないけれど、ほかの方の名古屋弁はちょっと違う
微妙な鼻母音、「あ」と「え」のあいまいな半母音が根本的に違います。
キャストを見たら、演じていたのは戸田恵子さん
彼女は名古屋の出身です。
やっぱり!!方言というのは難しいものですね。
この映画そんなふうにも楽しめますよ
読んでくださってありがとう