やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

コアシダカグモ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2013-06-03 03:48:24 | クモ類

周囲の樹木が大きくなって、陽があまりささなくなった林道を歩いていました。林道沿いにソメイヨシノの並木がありますが、あまりきれいに咲きません。このソメイヨシノの幹の樹皮下に、大きなクモがいました。アシダカグモによく似ていますが、人家から離れた山中なので、コアシダカグモだと思いました。

コアシダカグモは、体長は♀で20~25㎜ですが、脚を広げているので相当大きく見えます。西日本の暖地の家屋内で見かけるアシダカグモに似ているため、よく間違えられています。富山県科学博物館の根来さんによると、富山県内には近年になってアシダカグモの記録はあるものの移入種の可能性が大きく、また、コアシナガグモの記録も多くないとのことです(もっとも、クモ類そのものも生息報告はほとんどありません)。

《コアシダカグモ 2013/05/21》

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モリチャバネゴキブリ(城山/富山市古沢)

2013-06-03 03:19:33 | 昆虫類

周囲が伐開されて明るくなった山道を歩いていると、ヨウシュヤマゴボウの葉陰に小さな昆虫が隠れていました。そっと覗くと、チャバネゴキリブリとよく似た小さなゴキブリ、モリチャバネゴキブリがいました。

モリチャバネゴキブリは森林性のゴキブリで、体長11.5~12.5㎜。富山県には、モリチャバネゴキブリをはじめ、ヤマトゴキブリ、オオゴキブリと3種の屋外性ゴキブリ(在来種)が生息しています。

《モリチャバネゴキブリ 2013/06/02》

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