昼間の樹液に集まる昆虫の中で最も強いのは、オオスズメバチです。体長は女王バチが40~45mm、働きバチが27~40mm、オスバチが35~40mmと、スズメバチの仲間では最大で、飛んでくる大きな羽音を聞くと恐怖心を感じます。実際、オオスズメバチなどに刺されて亡くなる事故(アナフィラキシーショックによることが多い)が、毎年起きています。
オオスズメバチはコガタスズメバチとよく似ていますが、一般に大型で、頭楯の下の突起が2個(コガタスズメバチは3個)であることや、胸部の小楯板が黄色をしている点などで区別ができます。
なお、オオスズメバチについての記述は『都市のスズメバチー山内博美http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/menu.htm』を参考にしました。
《樹液をなめるオオスズメバチ 2013/06/18》
《樹液をなめるオオスズメバチ 2013/06/18》