小雨のなか、左右の灌木に何かとまっていないかと林道(農道?)を歩いていると、芽を摘まれたタラノキにカミキリムシの影がありました。予想どおり、センノカミキリでした。
センノカミキリは、ハリギリやタラノキなどウコギ科の植物の若い枝の皮や葉柄を食べる、体長20~36mmのカミキリムシです。食樹の一つであるハリギリが、センノキ(栓の木)とも呼ばれ、特に木材としては「栓(せん)」と呼ばれるところから名づけられたものです。
《タラノキの葉柄をかじるセンノカミキリ 2013/06/21》
《タラノキの葉柄をかじるセンノカミキリ 2013/06/21》