モンスター・ハウス

1/14(日)晴れ
もう１０年以上も平日の朝食は決まったものをとっている。
しかし、土日は大概冷蔵庫の残飯である。
本日は賞味期限切れのヤキソバ。
『大丈夫かしら？』同居人に聞く。
『大丈夫じゃない』
これも冷蔵庫の片隅で萎びた野菜とあわせてフライパンを振る。
まぁ、不二家の事件を例にとるまでもなく、平素我々はどんな加工品を食べさせられているか解ったもんじゃありませんしね。
午後、昨日に続いて散歩がてら豊島園で映画を観る。演目は『モンスター・ハウス』
スピルバーグ＆ゼメキス提供のモーションキャプチャー・CGアニメーション。監督は、次代のティム・バートンといわれるギル・ケナン。観客は圧倒的に親子連れが多い。７割がた埋まった客席はうるさいこと。
まぁ他愛のない話であるが、ＣＧ技術は良く出来ていた。カット割りなんぞ凝っていて、この監督はなるほど才能ある。
１２歳の少年少女３人の冒険譚。
子供から大人へ移行する思春期というものがある。本作は荒唐無稽なホラーであるが、彼らが成人の入り口へ脱皮する様子もひとつのテーマになっていた。
吹き替え版で石原さとみと泉谷しげるがはまり役。
観劇後、練馬の高級マックでコーヒーを飲む。待ち人来たらず。西友で夕餉の鍋料理の材料を買って帰る。

ラッキーナンバー７

1/13(土)晴れ
朝・昼食（兼用）を摂った後、豊島園へ行く。
『ラッキーナンバー７』を鑑賞。豪華配役のハリウッド犯罪もの。面白くひねりも効いていたが、如何せん構成が少し込み入って分かりづらい。途中何回か意識が遠のく。

軽いエクセサイズの後に１０年来使用していた東芝製掃除機（６万円位の上位機種）が壊れたので買い換え機購入へ近所のヤマダ電機へ。
第一候補は世評高い英国製ダイソン。確かにデザインが洒落ていて吸引力も強そうでありました。いかんせん入荷までに１週間ほどかかるという。少し音がうるさいと聞いていたが、デモ機を動かして気になるほどではなかった。
『国産はどうなの？』と、店員に聞くと、いまイチオシはこれと薦められたのが本機。このカテゴリーはユニオン・ジャックＶＳ邦家連合と言う図式なのか。大手電機メーカーはそれなりのラインナップを取り揃えて、価格・スペックは百花繚乱の様相であるが、各社自慢のフラッグ機はダイソンとほぼ同等という印象を受けた。
掃除機と一口に言っても、喘息・ペット・潔癖など埃のミクロン単位が気になる高吸引・排気クリーン派からワンルームでズボラな一人暮らしの大まかに吸い込めばいいじゃん派まで、用途・予算・要求はマチマチでありましょう。
拙宅は２世帯の一軒家でそこそこの部屋数に、畳あり、絨毯あり、フローリングありといった間取りで、老人・犬・小鳥と同居。
ちなみに物品購入信条は【安物買いは結局銭失い。多少高くても良い物を末永く】。
細かな付属品とメンテナンス関係の説明を聞き、デモ機にも触れて、前機種への信頼性と愛国心から本機に決めた。
価格は税込み56000円ジャスト。特段のネゴはせず。下位のVC-90XPよりも上位の95XPの方が安いのはやや解せない。何故？
帰宅して早速通電。音声ガイドの家電は初体験であるが、無機質な声音でああせいこうせい言われてなかなかシュールである。（笑）吸引力で強・弱シフトのあるスイッチ、絨毯掃除に重宝なオートマパワーヘッドは前機と同様。騒音はこんなもんでしょう。吸引力とヘッドの回転・走行性は格段に進歩して感心感心。フローリングと絨毯をざっと掃除してみたが、驚くほどの塵が溜まった。使い捨ての紙パックと違い、視覚に訴え、且つ処理も楽チン。あとは本当にフィルターのケアを１０年しなくて良いのかを気長に確認するだけ。その前にホースやら繋ぎの部分にガタが来ないかが心配。ＬＥＤライトは高級機特有のあってもなくてもの付加機能だが、ベッドの下なんぞでは威力を発揮するかも。まぁ毎日使うものだし、暫くして再度雑感を記したい。

就寝前に格差社会のレポートを読む。
心中暗澹たる心地。日本の将来は暗い。

昭和は遠くになりにけり

1/12(金)晴れ
ようやく週末である。
昼食に大根カレーを食す。
意外といける。
午後、大塚へ行く。
ＪＲが人身事故ゆえ地下鉄を乗り継いでたどり着く。
さすが都会である。交通手段は色々ある。
比較的早くに帰宅。
ＴＶでShall We Dance? を漫然と観る。
大ヒット邦画のハリウッドリメイク。
周防監督の１１年ぶりの新作は来週公開。
便乗企画だろう。
映画鑑賞も新春から中だるみでなかなか食指の動く演目なし。またはタイミング悪し。深夜まで文藝春秋精読。
特集・昭和の美女５０と日本の親子１００人。
グラビア写真が懐かしい。

ハイブリッド車の見学

1/11(木)晴れ
本日からコート着用。
別段、変化なし。我慢できない寒さでもないが、世間体と言うのは大事である。
午前、恩人とミーティング。
昼に池袋のアムラックスへ同行訪問。
優秀なエンジニアである恩人は邪気のない子供のような人である。
夥しい車輌に目を輝かせる。
ついで西武線桜台の某社の新春懇談会へ参加。
夕刻、池袋でダブルミッション。
２２：００帰宅。
業務連絡帳のようなブログが続き全く不本意である。現実逃避になってない。

都内喫茶巡り

1/10(水)晴れ
恵比寿に直行。モーニングコーヒーを飲みながら新聞をじっくり読む。
明るい記事なし。
商談は５分。
その足で京急・穴守稲荷へ。
待ち人来たらず。マックの１００円コーヒーをまた飲む。
商談３０分。商店街の蕎麦屋で昼食。
焼き魚（鮭）に蕎麦は意外と相性いい？
食後消化に悪い密談。
さらに銀座へ行く。
最後は地下鉄で末広町まで。
ここでも茶店でコーヒーを飲む。
夕刻、定例回のお誘いあり。
いつもの雀荘で初打ち。
戦績はドロー。
帰路、キオスクで文藝春秋購入。
車中で飛ばし読み。

連休明け

1/9（火）晴れ
連休明けも早朝から相鉄線さがみ野駅に立つ。
都心より冷える気がする。
実際寒いのだろう。
各社へ新年挨拶。
昼は横浜でさえない中華。
午後から雑用。ひたすら雑用。
２１：００過ぎまで残業。
実りのない一日。

成人式

1/8(月)晴れ
快晴。成人式だそうな。１３９万人の新成人に幸多かれと願う。我々の年金を稼いでください。
親族にも一人対象の坊主がいる。
奴がオムツをしているときからの付き合いである。
一張羅を着込んでの記念撮影。
自身の成人式の記憶が全くない。
池袋あたりで怪しいアルバイトに精を出していた頃である。
世間を斜に見て場末の名画座で古いイタリア映画なんぞを観ていたような気がする。
ＴＶで世界１７０カ国のうちハタチを成人にしているのは２０ヶ国程度とのこと。
驚きである。しかし昔の武家では１５歳が元服だったな。
エクセサイズを少々、あとは終日、遣り残した大掃除の締め括りをする。

連休の中弛み

1/7(日)晴れ
強風、だそうな。家にいても時折窓が震える。
予定を変更して自宅で謹慎する。
残った掃除を少々。
友人へメールを打つ。
ＴＶを漫然と観る。
読みかけた本を開く。
夕食後、遠方の友人から電話あり。
年にメールでのやり取り数回。
肉声を聞くのは久しぶりである。
やはりリアルタイムなコミニュケーションというのは格別である。

武士の一分（再見）

1/6(土)雨
早朝から雨。朝から野暮用を淡々とこなす。
昼過ぎ、運転手役を仰せつかり近隣を走り回る。
豊島園で休憩。ついでに映画をと思いきや時間的に観られるものは全て既に鑑賞したものばかり。仕方ないので『武士の一分』を再見。二度観て得るもの多し。丁寧に造られた佳作であることを再認識した。
帰って大掃除で遣り残した床掃除やら冷蔵庫の整理を終わらす。
夕食も併せて作る。
炊事掃除がストレス解消になるのか、爽快なり。
古い写真を整理する。
ノスタルジー・・・。

ＶＩＰルーム

1/5(金)晴れ
明け方就寝、早朝起床？
吐く息が冷たい。勤め人は辛い。
例年の顔合わせ、挨拶回り。
芝大門の神社へ詣でる。

田町・豊洲・日本橋・八丁堀・・・。

夕刻より密会あり。
隠れ家のような怪しき割烹にて不穏な人事事項を協議する。
２２：３０散会。

リトル・ミス・サンシャイン

1/4（木）晴れ
４日連続、雑煮とおせち。
流石に少し飽きてくる。
午後、シネリーブル池袋で『リトル・ミス・サンシャイン』を鑑賞。今年の初演目である。インデペンデント（低予算）なファミリー・ロードムービー。
昨年の『トランス・アメリカ』同様、この手の物には良作が多い。監督は夫婦ものでＭＴＶやＧＡＰで実績あるらしい。道理でサウンドトラックや選曲のセンスがいい。
家族の配役とキャラが良く出来ている。
頑固でエロい爺さん。怪しいコンサルタントの父親。気丈な母親とホモの伯父さん。ニーチェを崇拝する無口な兄。そしてミスコンを目指す末娘。さて彼らの珍道中は・・・。
切ない泣き笑いというのを久しぶりに経験した。

夕刻、買い物をして帰宅。
夕食は頂き物の大根と水菜を使ったヘルシーメニュー。
明日から社会復帰。憂鬱である。

新年会

1/3(水)晴れ
昼間では昨日と同様。
午後は藤原伊織の『シリウスの道』（上下巻）を読む。広告代理店を舞台にした経済小説にしてミステリー。味付けは筆者の出世作『テロリストのパラソル』同様、ハードボイルド。面白い。クイクイ読ませる。
おやつに汁粉を飲む。
夕刻、車で浜田山まで。
恩人の自宅で定例の新年会。
１８：００から深夜の２：００まで飲み食い喋り倒す。
令夫人より手製の陶器（大鉢とコーヒーカップ）を頂戴する。
ガラガラの環７を15分で帰宅。
番犬に吼えられ侵入。
メールチェックやら入浴やらで明け方就寝。

一族郎党の宴

1/2(火)晴れ
明け方就寝、１０：００起床。
昨日同様のおせちと雑煮。
午後、池袋へ年賀を買いに行く。
新年の百貨店は大変な混みようである。
夕刻、ＪＲと私鉄を乗り継いで実家へ行く。
実兄、実弟と餃子400個を包む。
ブリ大根を作る。大根の葉の炒め物を作る。
そうこうするうちに親族集まる。
喪中といえど賑やかな正月である。
近況を報告しあう。姪や甥の成長に驚く。
２１：３０お迎えが来る。

2007年 元旦

2007/1/1(月)晴れ
７：００目が覚める。
貧乏性か。９：００床をあげる。
１０：００一族揃って雑煮を食す。
おせちを作る主が不在の為、やや淋しい。
筑前煮、八つ頭、蛸の刺身がない。
昼に義母を見舞いに病院へ行く。
午後はダラダラとＴＶを見る。
お手軽バラエティのくだらなさは犯罪的である。
夕食は例年通りのすき焼きである。
やはり和牛に限る。
またダラダラと居間にいていかにも正月らしい。
年初に目標のひとつも掲げるか・・・。

掃除の出前はないものか

12/30(土)晴れ
相変わらず暖かい。
深夜に就寝するも明け方起床。
昨日のロスを取り戻すべく大掃除に勤しむ。
電球を磨く。二つあるトイレを磨く。窓ガラスを磨く。腰板を磨く。レンジを磨く・・・。家中磨くところだらけである。
孤独な精神修養で自分自身も磨かれているようである。と、思わねばやってられないですな、実際。
居間の清掃中、つけっぱなしのＴＶからドラマの再放送が流れていた。
斜めに観ていたが、どうしてなかなかの出来であった。
作業は深夜に及ぶ。
泣いても笑っても明日は大晦日。