京成大久保から乗り換えなしで京成小岩駅に。意外な交通の便の良さに少し驚きながら約15分程歩いて13時40過ぎに店頭に到着すると、24人という長蛇の列が形成されていました。その後、後続に12人が並んだほぼ1時間後に入店し、そこから10分弱でラーメンが配膳されました。なお、この日の宣告は14時46分で、それ以後の列の最後尾には「麺切れ」の看板を持った高齢の男性助手さんが立っていました。
小ラーメン、大蒜。
5分程の茹で時間だった麺。
控えめながらも確実にボソさとゴワさを伝える、硬めの食感でした。同じく非乳化傾向の越谷店に比べると、そもそもの厚みの違いも影響してか弾力は弱めでした。
卓上の魚粉を振って。麺やスープの特長を消すことのない優しい風味でした。
もやしにヒゲが残っていることも手伝ってか、野性味を感じさせる風味を持つ野菜はややしんなりとした火の入り具合。
目を引くサイズの豚。
顎力を要求される肉質の豚。
枚と言うよりも個という表現が相応しい形状の豚。
脂身多めでフワフワとした舌触りの豚。
脂身は可能な限り取り除く方針のようで、このタイプの豚であれば増そうとは思わない、というのが正直なところです。
店主さんが寸胴から丁寧に液体油を掬って提供されたスープの量は少なめ。
角の取れた醤油が先行する透明感のある味わいで滑らかな口当たりも、持参したレンゲで何度か口に運んでいると、その後に表れた液体油の直線的な存在感によりベタッとした感覚すら覚えるように変化しました。
やっぱり二郎に大蒜は欠かせないと再認識させられました。
10分強で完食。平日営業のみということで定期的に訪れることの難しいお店の味を噛み締めて退店しました。
帰りは腹ごなしも兼ねて京成立石駅まで歩き、そこから電車で帰路に就きました。
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