9月の最終月曜日、夏休みを取得して訪問しました。全メニュー制覇を目論んで「焦がし正油ラーメンは月曜日に提供される可能性が高い」という情報を基にこの日を選択。この後の予定も考
慮して、開店1時間以上前の9時40分頃に店頭に到着すると既に6人が入店を待っていました。出来れば、1stロットに入りたかったのですが残念ながら2ndロットということに。その後、
後方で発生した堂々とした列内合流を眺める等して過ごし、10時50分に開店する頃には、総勢15人が入店を待つこととなっていました。そして、その数分後に入店し一縷の望みを持って
券売機を確認すると、お目当てのメニューに売切表示がなされておらず一安心。
焦がし正油ラーメン、中盛り。入店から20分後に配膳されました。
折り畳むように盛り付けられた麺。
シコシコ感が抜きんでた食感で持ち上げるとフワッと小麦の良い香りが。茹で時間3分と同ロットの他種ラーメンに比べておよそ1分、つけ麺に比べると4分短い茹で時間でした。私のラーメ
ンを提供し終えてから次のラーメン分の麺上げが行われましたので、意図的だと。
最後まで千切れることに抵抗し、遂にはブツっと。
焦がしネギとも絡ませることで、その芳醇な風味を移して。
卓上の黒胡椒を振りました。それによってネギの風味が強まった気も。
磯の香りも加わりました。
チャーシュー。部位は肩ロースでしょうか?
冷たいままでも充分なのですが、スープに浸すことでさらにしっとり軟らか。
甘めに味付けされたメンマ。料金を追加してまで増やすのは躊躇しますが、無いとガッカリする存在です。
海苔。豚の上に避難させ後ほど麺と共に。
口に含むと液体油が強めに効いて、後味に醤油が焦げたような苦味が弱まりながら残りました。調理工程を見ていると、同ロットの他のラーメンには入れなかった液体油(置いてある場所から
推測するに大蒜油。醤油ではなく正油と表記する理由はこれなのかも?)が注がれていましたので、その影響かと。
焦がしネギを沈めると、まず強烈な苦味が押し寄せてきましたが、何度かレンゲを上下させていると魚介と動物系の風味が増強されてゆき、それが防波堤になって香ばしさだけが伝わるように
変化しました。
小口切りされたものも加わってネギ由来の甘さも垣間見えるように。
中央に盛られた焦がされたカリカリネギ。形状から判断するにネギ以外のものも含まれていたのかもしれませんが、味覚からは判断できず。
強めに焦げが付いています。
スープ投入前に小口切りされたネギと共に丼底に入れられてもいました。
約10分で完食。念願の焦がし正油ラーメンは香ばしさはもちろん、液体油による重厚さも感じられる一杯でした。これで全てのメニューを食べ終えましたが、この日のラーメンが最も気に入
りました。
年末年始期間には味噌ラーメンが提供されていたそう。冬期限定らしいので、それまでのお楽しみに。
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