9月下旬の祝日と土曜日に挟まれた平日のことです。午前中早々に所用を済ませ、千住大橋駅前店と越谷店と松戸駅前店を訪問する計画を立てていたので北千住駅から早足で向かいました。その結果この張り紙を見ることが出来ました。
どうするか少し迷って、北千住駅まで戻って当初の予定どおり越谷店を目指すことに。14時15分過ぎにお店に到着すると、形成された想定外の17人の行列に少し戸惑いながら最後尾へ。しかし、列の進みは早く30分弱で入店しその10分後にはラーメンが提供されました。
小ラーメン、大蒜しょうが。
6分強の茹で時間だった麺。
前回程ではなくともプリンっとした弾むような舌触りで、終始シコシコとした感触を保っていました。
熱を持った野菜は芯の残った茹で加減。レンゲの中でスープをたっぷり吸わせてから口の中へ。
中心の黒っぽい部分はカッチリとした野性味溢れる風味で、外周部は赤身と脂身が融合してサックリとした食感の豚。
もう一つの豚の外周部もクセがなく、旨味を強めた鶏の胸肉又はササミと例えたくなる肉質でした。
一口目ではやや尖りのある何とも表現し難い不思議な味を感じ取るも、それからはスッキリとした後味なのに飲み飽きることのない味わいに変化したスープ。さらに終盤は、豚や麺のエキスと混じり合ったからか円やかさが増して。
当日の朝、公式twitterで告知のあったしょうがはマシマシ不可。行列の理由はこれかも?
しょうがを溶くとその辛味と清涼感のある香りが周囲に広がりました。
翌日は人と会う予定がなかったので大蒜を。非常に細かく刻まれていました。
約8分で完食。思いがけず巡り合えたしょうがとの親和性の高さを再認識しつつ次の目的地へと向かいました。