JR御茶ノ水駅から総武線でJR小岩駅へ向かい、お店に到着したのは14時10分頃。その時点での行列は17人で、「多くもなく少なくもなく」という感想。そして、14時58分に閉店となるまでに後続に並んだのは9人と、周辺には終始穏やかな時間が流れていました。尚、売切れ表示が点灯しているのは豚増し券です。
卓上調味料。醤油ダレが新たに追加されていました。
小ラーメン、大蒜。
入店まで約30分、さらに10分程で配膳と予想以上にスピーディな提供。ロット乱れが発生しそうになると、助手のおばさんが店外に出て大きさを聞き取っていたよう。
茹で時間約6分だった麺。
ぷっくりと膨らんだ形状で、液体油によって表面は艶やかに、そしてヌルっとした触感です。
小麦の比率に因る重量感が伝わり、千切れる際にブッツリという音が聞こえてきそうな噛み応え。総じて「硬い」という印象です。
しんなり気味の冷えた野菜は本店を思い起させるもの。
豚。
崩れてしまって原形を留めていません。
スープに旨味を与えるという本来の役目を果たし尽くしたことが覗える繊維質が気になる外見も、表面にうっすらと脂身を纏っているので、思った以上にスムーズに胃の中へ。
タレの味はあまりせず、元々細かく刻まれていたか薄切りだったかのよう。
液体油だけが分離して存在しているようなスープ。
豚の旨味に、醤油の塩味を液体油が分厚く包み込んでいることが加わって、どれもが突き出ることのないまん丸いという印象のスープ。どれだけ飲んでもしょっぱさとしつこさは感じませんでした。
とても細かく刻まれたピリッとした辛さを持つ大蒜。
サッパリとした後味の魚粉。
麻辣ペッパー。唐辛子の辛さだけでなく生姜の風味も僅かに薫ったような。
卓上の醤油ダレ。塩味よりも旨味が際立つ優しい味わいでした。
10分程で完食。ここ数回同様、あっさりスープという未訪問時の先入観を覆す一杯を食べ終えると同時に、店主さんが助手さんに閉店を告げる様子を眺めながら、お店を後にしました。
この後、徒歩で京成立石の宇ち多゙へ。ただ、お腹いっぱいで美味しくお酒が飲めそうになかったので、15時45分で21人という行列を確認して帰路に就きました。お利口になったなぁ。
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