台風19号が各地に甚大な被害をもたらした直後の祝日のことです。たまたま難を逃れたことで、今迄通りの生活を送る
事が可能となり、この日の訪問となりました。14時56分の到着で店内待ち5人、15時ちょうどに閉店しました。
大ラーメン、大蒜。到着から15分程で配膳されました。
麺丼、大蒜と豚が添えられています。
盛り上がった部分の麺。
噛むとフカフカとした感覚を覚える、柔らかさが先行したものです。
丼中の麺の表面部分はツルッとしてしっかりと顎を使うことを必要とされるも、中心部分は強すぎない弾力で、もっちり
さを存分に楽しむことが出来ました。
おまけ。流石に中は生煮えでした。
大蒜は控え目な量、レンゲに移してスープに少しずつ溶かすとその旨味と自身の辛味が増していった気がします。
豚出汁が良く回ったことで醸し出される奥深さと醤油のキレの良さを同時に味わえる、バランスの取れたスープ。
豚は2つ。
スッと歯が入った後に唇と歯を通してプリッとした感覚が伝わった後にサクッと裂ける肉質、旨味もたっぷりと含んでい
ます。
裏側に弾力と甘さの両方を備えた脂身びっしりの端豚の赤身は、噛むと筋繊維が存在を声高に主張する、野性味を帯びた
もの。
サブ丼には野菜のみ。
甘みと強めの食感で存在感際立つキャベツの比率が高めの野菜は、麺丼からスープを含んだ麺を移しておのおのを和えて
から口に運ぶと、もやしの歯応えも加わって舌触りのコントラストを感じることが出来、箸を動かす速度が加速していき
ます。
店主さんのお知り合いや二郎関係者と推測される方々で賑わう閉店後の店内で、最後の客として約16分を要して完食。
二郎の内部事情に興味のある人にとっては貴重な情報と思われる内容の話が漏れ聞こえてくるも、絶対的に基礎知識が不
足している私には豚に真珠。いつものように店主さんと助手さんにご挨拶出来る喜びを噛み締めて、小雨降りしきる中、
JR南越谷駅へと歩みを進めました。
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