4月最初の日曜日の訪問です。この日はJR南越谷駅から徒歩でお店へ向かいました。
大学病院近くの桜は満開。
まさに見頃です。ソメイヨシノだとすれば、都心から1週間位遅れて満開となるのでしょうか?
14時頃の到着で20人程の行列、予想外に空いていたので周辺を散策し、14時30分頃14人に減った行列の最後尾へ並びました。尚
この日は早仕舞いはなく、営業時間帯に来店すれば入店可能でした。より正確に言うと、15時の時点で最終一つ前のロットの麺上げ中で
店内待ち=最終ロットは私を含めて4人。そして、それ用の麺が鍋に投入された15時05分に、店主さんの指示で店頭の「OPEN」の
看板が「CLOSE」に引っ繰り返され、閉店となりました。
なかなかの好条件に職場の雰囲気も良さそう、本当に心が揺れています。
定休日は火曜日、営業時間は再開後の新小金井街道店(閉店)と一緒です。
大ラーメン、大蒜。今までよりも明らかにパワーアップした麺丼。麺も綺麗にほぐれて美しいお姿。「上にも野菜のせる?」とのお誘いは
丁重にお断りいたしまた。
前回との比較からすれば、大+大弱位?
頂部分の表面は、若干ヌメッとして柔らか目の崩れそうで崩れない茹で加減ながら、しっかりとした弾力を持つグニッモチッとした麺。
平たい形状で太めの麺はスープと良く絡みツルッとした舌触りに。
「本店方式。」と最初に店主さんから提供された野菜丼には、野菜と豚と大蒜とスープ。今になって気が付きましたが、大蒜がスープの中
に沈んでいたのもそのせいなのでしょう。この日は、麺丼も含め提供スタイルに本店テイストを取り込んでいたようです。ただ私は、あれ
だけ通ったにも関わらず「スープ入ってた方が良いでしょ?」に「本店ってスープ入ってましたっけ?」と返答し、店主さんを唖然とさせ
てしまいました。
口に含むと円やかさを僅かに醤油が上回った味わいで、配膳から時間が経ち少し冷めたからか、その後はこれまでに無い位に液体油が強い
存在感を主張する野菜丼のスープ。
光の加減による誤差の範囲内とも思いますが、心なしか茶色が強く表れている気が。
野菜は野性的にカットされたキャベツの比率が高めで、もやしはシャキ感が少し残る仕上がり。
豚は2つ。
腕部分でしょうが、脂身が大部分を占めます。
プルッとした脂身としっとりとした赤身で構成され、柔らかいんだけど嚙み応え十分という豚。本店で提供されるものに良く似ています。
みっしりとしながら柔らかな赤身の豚。
麺丼の底には「宝物」の端豚とトロットロの大きな脂身。大蒜も僅かにその姿が確認出来ますが、どの位の辛さだったか等詳細はわかりま
せんでした。
歯を入れると、密度高めの繊維質を感じる赤身が四分五裂に崩れる端豚。
約15分程で完食。量の割には自分でも驚く位速かったのですが、この位のペースでないとお店の回転には影響が出るんでしょうね。
最終ロットだったこともあって、隣席にはお客さんへのラーメンの提供を終え、賄を食べる店主さんが着席するという栄誉に浴しました。
プライベートなことも含め、いろいろな話を聞かせてくださる店主さんを、コミュニケーション能力の欠如が災いして会話のキャッチボー
ルを成立させることが出来ず、失望させる私。本当に情けない。
同じような写真ばかり撮るくらいならロットないだろうが早く食べろよと思われているとも知らずに、、こうも寂しい40代になりたくないなと苦笑