健闘賞をあげる!
いやあ、良く頑張ってる映画だ。なんで「バイバイマン」の方が、YAHOO!の評価が高いんだ? おかしいだろ。
人種差別の映画かと思いきや、ええっ! そんな考え方が!
まあ、ベースは黒人差別なんだけど。日本人が白人側にいたけどね。
いっぱいある伏線を上手に回収しまくる。あんまり回収するから、観てる方が先回りしてしまう。
最後にパトカーが来ると、最初の警官かと思ってハラハラしたり。
あ~あ、そこでお母さんへのトラウマが出ちゃうんかい!とか。
ヒロインは、どっちなの? 散歩に誘ったのは、あの場から主人公を遠ざけるため?
愛に目覚めて、真剣に鍵を探してるのか?
映画の後半は、観客が勝手に想像して、勝手にドキドキするように出来ている。
黒人差別をこんなふうに題材にするなんて。ハハッ。スゲーな。
主人公がお父さんにやった事は、黒人としての同胞愛が動機なんでしょうか。
友達もいい奴だ。ホッとさせる。スマホがあって良かった。
粗い所もある。なんで、証拠を保存してある隠し部屋のドアが、これ見よがしに空いてるんだ?
ちょっと退屈する時間もある。
でも、ホラーとかサスペンスとかのパワーがある映画だった。