落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

サザンオールスターズ「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」ライブ・ビューイング

2024-09-24 16:17:31 | 音楽

9月23日 祝・月曜日

デビューからずっと聞いてて。80年代90年代のコンサートには結構行った。

そして、「無期限の活動休止」を発表した2008年8月24日の小雨の日産スタジアムで、私は燃え尽きた・・・。それからは、アルバムも買ってなかった。

が、昨年の9月28日、バスツアーの帰り、国道134でサザンの「茅ケ崎ライブ2023」での交通渋滞に巻き込まれたら、なぜか小さな灯がともった。

そしたらサザン最後の夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」の「ライブ・ビューイング」の広告を見つける。

映画館で観るだけなら気軽じゃん! ハードル低いじゃん。なので、ローソンチケットの先行販売で友人分との2枚を申し込んだら当たった。

第3希望まで申し込めるので、川崎の109とチネチッタとTOHOシネマズを申し込んだらTOHOシネマズに当たった。会場は1スクリーンだけかと思ったら、当日行ったら4スクリーンだった。そこに年配客がTシャツ&タオル持参で集結。ヒャー! いやいや、Tシャツ&タオル持参は5分の1位の観客です。私も友人も普通の洋服です。

いやあ、良かったわ。ひたちなかまで行かないでも、そしてトイレや食べ物に並ばなくても、椅子に座ったままで臨場感たっぷり!

おまけに映像は実際に会場にいるよりはるかに良い訳で。

座ったまま、お約束の拍手や手の振りをしたり。歌詞も出るので、立ち上がって大声で歌う人は流石にいなかったけど、後半は多分皆、口ずさんでいた。

桑田さんが「映画館の皆さ~ん」と手を振ると、こちらで皆手を振り返したり。

映画館もビールだけは売店で売り続けていたので、使いっパみたいな人がビールのグラス4つぐらいを数回買いに行ってた。

桑田さん、歌上手いわ!

最後、このフェスの参加者が皆で舞台に上がって、桑田さんとイエモンの吉井さんが肩を組むんだよ~!

キャー!

いいなあ、ライブ・ビューイング! 年寄りには楽で、楽しい! クセになりそうだ。

チケット代4,500円なのに、発行手数料が1,200円かかるのは気にくわないけど。

15万人がライブ・ビューイングに参加したそうだ。株式会社ライブ・ビューイング・ジャパンはアミューズの子会社なんだあ。なるほど。

 

セットリスト
01. 女呼んでブギ
02. ジャンヌ・ダルクによろしく
03. My Foreplay Music
04. 海
05. 神の島遥か国
06. 栄光の男
07. 愛の言霊(ことだま) ~Spiritual Message~
08. いとしのエリー
09. 思い過ごしも恋のうち
10. 東京VICTORY
11. 真夏の果実
12. 恋のブギウギナイト
13. LOVE AFFAIR~秘密のデート~
14. マチルダBABY
15. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
16. みんなのうた
17. マンピーのG★SPOT
EN1. 希望の轍
EN2. 勝手にシンドバッド

やっぱり、サザン、いいわあ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アビゲイル」

2024-09-13 21:31:41 | 映画

高額報酬に魅かれて少女誘拐事件を実行した、お互い面識のない犯罪グループの男女6人。

「24時間、誘拐した少女を用意した屋敷で見張っててね」と指示役に言われたんだが、誘拐された12歳の少女・アビゲイルは、バレエ大好きなヴァンパイアで、犯罪グループは当然、一人ひとり屋敷の中で血祭りに~という、明るくて楽しい(?)私好みのハリウッドのホラー映画。

ストーリーというか、全体の構成は、ただ一人ずつ殺されて、助かる人がいてメデタシメデタシだけではくて、飽きの来ないようにヒネリもあってなかなか良かったよ。ラストもおおっ!ここで登場かあ、と、ちょっとドキドキ。冒頭の飴のシーンもちゃんと伏線回収。面白いじゃん。

M3GAN/ミーガン」のヒットで、踊る女の子の殺人鬼というのはウケルらしいとなったのか、アビゲイルはチュチュ着て踊りながら飛び掛かったり、嚙みついたりと大活躍。

ただ、ワイヤーアクションが、なまじ頑張って子供本人がやっているから、安全面のせいか、あんまり上手くない。消してあるワイヤーが見えちゃうんだよなあ。

それ以外は、ヴァンパイアが爆発して、血肉飛び散るシーンなどは上手で、明るいホラーらしくて良かった。あと犯罪グループの皆が、第一の被害者のディーンの首がないまま椅子に座っている死体のそばで、談笑(?)しているのも犯罪者らしくて良かったなあ。

金髪のハッカーのサミーは「ザ・スイッチ」の綺麗な主人公のお姉さんで、元刑事のなかなか複雑なキャラのフランクは「ゴジラxコング 新たなる帝国」のコングの獣医さんだ。ホラー映画には演技力もあって調度よい役者さん達だ。

続編作るのかなあ。アビゲイル達のヴァンパイア一族の繁栄ぶりをじっくり描いても楽しそうだ。

エンドロールの最初に、アンガス・クラウドへの追悼文が出てくるんだが、最初の犠牲者ディーンの役者さんの事でこの作品が遺作となったらしい。まだ25歳なのにねえ。現実世界の方も大変だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ラストマイル」

2024-09-01 12:55:39 | 映画

面白かった。脚本がいい。

そりゃ、「いやいや、それはないでしょ」という強引なシーンはあったけど、129分で映画は終わるんで、いろいろ決着はつけないといけないからしょうがない。

登場人物全てに見せ場があり、それぞれの人生や葛藤や過去やこれからを、うまく処理して魅せてくれてる。重くて、息苦しいストーリーなのに、適度に笑わせる。

これに、TVドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の出演者も出てくるんだが邪魔にならないし、ドラマを観てなくても全然大丈夫。ドラマのメインキャストでも映画のメインキャストでないもないのに、ちょっと映る時間が長い人は、ドラマでゲストだった人のその後を描いているんだなと、想像できる。だから、むしろ《シェアード・ユニバース・ムービー》なんて、強調しなくてもいいのに。TBSの圧力か?

そして「ラストマイル」という題名、「荷物がお客様に届くまでの最後の区間」のことで、物流業界の用語では普通はラストワンマイルと言われる。ので、物流業界の、はっきり言えば、Amazonのブラックフライデーなど通販が物流業界にどんだけ負担をかけているかという話だ。主人公エレナが勤めるDAILY FAST(実質Amazon)サイドの人間も、歴代の関東センターのセンター長も、エレナ自身も、その上司たちも、会社のシステムで病んでしまっている。もちろん、配送を請け負っている会社やその下請けのドライバー達もヘロヘロだ。

末端ドライバーの親子に見えない、火野正平&宇野祥平ペアも悲哀に満ちた毎日の配達生活(いや、火野正平はやりがいを持って一生懸命働いているんだが)を丁寧に描いていると思ったら、最後に大活躍!しかも、あの洗濯機がこんな所で活躍するとは! 今、調べたら宇野祥平って「罪の声」で、逃げ回っていた痩せこけた弟だったんだ!あっ、「罪の声」の脚本も、この作品と同じ野木亜紀子なんだ。

ロケ地は、上空からの巨大な倉庫は、Gメッセ群馬。群馬駅から近いとは言え、あんな巨大で稼働率大丈夫なんだろうか? 工場内ロケの協力は、機械工具卸売商社のトラスコ中山株式会社「プラネット埼玉」「プラネット北関東」だそうだ。「(商品の出荷を)停めない!」って、あんなにエレナが言ってたのに、よくこの会社は停めて、ロケに貸したなあ。まず、このロケ地あっての映画だもんなあ。この会社のロゴの色がブラック×オレンジなんで、DAILY FASTのロゴもブラック×オレンジにしたんだろうなあ。トラック、羊急便に混じって1台だけブラック×オレンジているあったもんなあ。

あとね、爆破シーンも上手なんだよ。爆破の瞬間、ハラハラさせといて、そして、きれいに人が飛んでいく。人間が炭化する過程も丁寧でさあ。本当に上手!下手なアクション映画より、完成度高い。

真犯人の凄みと覚悟も。そして、人間誰でも真犯人側に行きそうな危うさも。

 

で、ネタバレ&ツッコミ

①映画を観た人は誰もが思うが、夜中に大手物流業者の社長の合意を執って、あんな書類が作成できる訳はない。

②エレナが赴任したてなのに、倉庫で迷わない。倉庫バイト経験者の私は知っている。マップ見ても絶対に迷う! (そして、ロールBOX扱う時は、ヘルメット着用のはずだ。本当はね。でも映画だからこれはいいか。)

③配送代行サービスがなんとなくしか分からない。

④本当はJANシールを外した後に、張り替えて元の棚に戻さなければならないはずだが、そうすると時間がかかるし、人に見られる危険がかなり高い。部門が違うのに派遣社員がウロウロしてたら目立つと思うが。

⑤医療用備品のストックがない?そんな馬鹿な。災害時にどうするんだ?

⑥レントゲンの機械、輸入品になるのに1日で届いて倉庫までたどり着くのか?

んん? 結構多いな。

二度観る人もいるそうだ。誰か誘ってくれたら、もう一度観てもいいな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする