あれ、インパクトはあるけど。
あのCMで「映画」みたいと思う視聴者はいるのか?
例えば、インスタントコーヒーのCMが流れた後に思う「コーヒー飲みたい」感。
ゼロよりもマイナス100だ。
ホラー映画やSF映画好きの私もマイナス100だ。
「映画は映画館で」!
あれ、インパクトはあるけど。
あのCMで「映画」みたいと思う視聴者はいるのか?
例えば、インスタントコーヒーのCMが流れた後に思う「コーヒー飲みたい」感。
ゼロよりもマイナス100だ。
ホラー映画やSF映画好きの私もマイナス100だ。
「映画は映画館で」!
3月11日(日)
最終日だ。11時15分にホテルにピックアップガイドが迎えに来る。
最初はこの日に早起きしてバトゥ洞窟に行こうと思ってたのだ。良かった。初日に勉強して。
何も買っていない事に気が付いて、モノレールでチャイナタウンのセントラルマーケットに行ってみた。
が、案の定10時開店だった。チャイナタウンも、朝ごはんの屋台の通りだけ人はいるが、あとは流石に閑散としている。
ので、歩いて5分位なので、市内最古(1909年建設)のモスク マスジッド・ジャメに入ってみる事にした。せっかくイスラム教の国に来たんだし。
でも、マレーシアって、あんまりイスラム教ぽくない。女の人が隠すスカーフと長袖を来ているファッションだけで、あとは、まず緑が豊富だし。イスラム教で大切な色の緑色がそこら中にあるんだもん。コーランの音もそんなにうるさくないし。南国でもインドネシアのジャワ島の方が、コーランの音がキリスト教に張りあうようにガンガン煩かった。あと男女交際も、手をつないで歩いていたり、チャイナタウンの朝も(昨夜の余韻?)と思わせるイチャイチャ男女がいたりして・・・。イスラム教徒の国って、エジプト、トルコ、モロッコしか行った事はないけど。
マスジッド・ジャメの門の所まで行ったが、閉まってる。観光客用の無料貸し出しの衣装が、柵の向こう、ハンガーにかかってるのは見えるんだけど、係りの人がいない。そこで、中にいる10代の女の子達に「見学したいんだけど」と言ってみた。いい子達だ。一生懸命係りの人を探してくれたんだが、いないと分かると門を開けて入れてくれた。いつのまにか日本人女子大学生1名が私の後ろにいた。
観光客2名が貸衣装を着て、戻ってきた係りの人が優しい少女達と写真を撮ってくれた。イスラム教って女の人の写真も嫌がる所は嫌がるんだけど。少女達の1人は、日本語の挨拶をスラスラ言えて、私が日本語をゆっくり話すと反復してた。偉い!
少女達と別れて日本人大学生と建物の周辺を歩く。ガイドブックには靴を脱いであがっていいとあったが、係りの人に周りを歩くだけと言われた。白い大理石の上で寝っ転がりたかったが、怒られるからやめといた。
で、10時になったのでセントラルマーケットへ。Tシャツ(10~20RM)やナマコ石鹸、ちょっとしたお菓子を購入。
モノレールに乗ってホテルに戻って、迎えにきたミニバスに乗る。帰りは渋滞が一切なく、LCC専用空港に着く。
10名位混載の日本人がいたが、WEBチェックインを済ましていたのは私だけだった。でも、私が荷物を預け終わった段階で、チェックインカウンターの数が増えたので、出国した時間はそんなに変わらなかった。
出国して空港内のスポーツバー(座って食べらられる所はその店しかなかった)で、ビールとクロワッサンのサンドウィッチを食べたら36RM!高っ! 出国前のワサワサしたレストランで食べれば良かった・・・・。
機内食はネットで注文してなかったので、搭乗口の前に数軒あるパン屋さんでパンと飲み物を購入して機内に。原則持ち込み禁止なんだが、なんでこんなにパン屋が多い?隣の席の人は、機内で食事を注文したが「売り切れです」と言われていた。
なぜか赤ん坊がかなりの人数(近くに5人以上)いて、元気よく泣きわめいていた。
羽田には、定刻22時30分着。荷物がなかなか出てこなくて、家に着いたのは12時近く。2泊4日の気分転換旅行はこれで終わり。翌日会社に行きました・・・。
②クアラルンプールのランドマークの近くまで行く
TBSステーションから、ラビットKLアンパン線でハン・ツァ駅乗換、モノレールに乗って、ブキッ・ナナス駅で降りてみる。
ここからKLタワーに登るかペトロナス・ツインタワーまで歩いて行こうと思ったから。
でも、小雨がパラツキだすし、意外と暗いのでKLタワーへの入り口がまるっきし分かんないし、ツインタワーまで歩く道も暗いし、お腹減ったし・・・。
と、取りあえず写真だけ撮って、夕飯を食べるためにモノレールでインビ駅まで戻る。
③バクテーを食す
ガイドブックに載っていた、「新峰肉骨茶」という店へ。インビ駅から歩いて10分はかからなかった。肉骨茶(バクテー)という漢方薬で煮込んだ豚肉の鍋を食べさせる所。
私もこのような店に1人で行って、ビール頼んで食事するなんて、大人になったもんだ。
豚の内蔵なんて、普段は食べないけど、とっても柔らかくて程良い味付けで完食!
ビール(大瓶)15RM(高い!)、バクテー1人前用15.50RM、青梗菜炒め9.50RM、ライス1.50RM、でこれにサービス料が加算されて、全部で43.89RM。
④全身マッサージ
店からブラブラ歩いてブキッ・ビンタン通りへ。今度は全身マッサージを!と思い、昨夜とは反対側の歩道を歩く。すぐに客引きにつかまった。全身マッサージ1時間で60RMと言われたが値切ってみたら、50RMでOKになった。昨夜の足ツボより安いじゃん。
紙パンツは貸してくれなくて、カーテンで仕切られたベッドでパンティだけでうつ伏せになる。ザラザラした感じのクリームみたいのでマッサージされた。気持ちいい!けど、寒い!でも、極楽です!
ホテルに帰ったら、午前0時だったが、街は賑やかだった。
3月10日(土)
①マラッカに行く!
朝の8時前にホテルを出たのに、ブキッ・ビンタン駅でモノレールがなかな来ない。土曜日の朝だからかな? このまま、また来なかったら・・・と、ちょっと不安になる。ハン・ツァ駅でLRTのアンバン・ライン線に乗り換えて、郊外のTBSバスステーションへ。ここから、マラッカ行きのバスが出てる。
大きい・近代的な建物で、統一窓口でバス会社各社のチケットが買える。
モニターで確認しながら買えるのだが、9時過ぎに窓口に行ったのに、9時15分も9時30分も満席で9時45分のバスのチケットしか買えなかった。
片道9RM。
安い!バスは、座席がゆったりしていて、リクライニングもかなり倒れる快適なバス。予想通り冷房が利きすぎてかなり寒いけど。高速道路を2時間で、マラッカ郊外のバスステーションに到着!
行きのバスが満席だったので、帰りのバスチケットを買おうと、土産物屋がズラリと並んでるやたら広いだけのバスステーションの中を彷徨って、ようやくそれらしいバス会社毎のブースが並んでいる場所に。でも、夕方のバスのチケットは「まだ!」と売ってもらえなかった。ここから路線バスに乗ってマラッカ市内に行こうにもよく分からないので、タクシー乗り場へ。
ただ、タクシーを使うのは観光客だけなので、一律20RM・・・。2時間バスにのって、9RMなのに・・・。15分タクシーに乗るのに20RMかよ。周り見渡しても、、相乗りしそうな観光客もいないし・・・。でも、日本のタクシーの初乗りよりは安いんだししょうがないかあ。
マラッカ市内のオランダ広場に近づくと、どんどん渋滞してきた。降りて歩こうかと思ったが、どんだけ乗ってもどうせ20RMだし。ああ、すっかり現地価格に慣れてる私。
で、ようやく12時15分、オランダ広場に到着!
えっ~、狭い! 小さい! こんだけ? 「マラッカ」って、なんかいろいろロマンをかきたてられる地名だったんだけど・・・。
トラピックス(阪急旅行)の団体がいたので、一緒にガイドさんの説明を聞いてみる。
広場にある、マラッカの歴史博物館になっている「スタダイス」を見学。
日本も戦時中にマラッカを数年侵略(統治とガイドブックにはあるけどね)していたので、イギリスやポルトガルと同じ扱いになっていた。帰りの日に、ホテル→空港のバスで一緒になった日本人の60代のおばさんは「日本を悪く展示し過ぎよ!」とやたら怒っていたが、しょうがないじゃん。
セント・ポール教会
フランシスコ・ザビエルの遺骨が9ヶ月安置された1521年に建てられた教会の壁が残っている。ここから、マラッカ海峡が見える。というか、新興住宅がギッシリ並んでいるのが見える。なんだかなあ。
セント・ポール教会のある、丘というか、ちょっとした盛り上がりの麓にある。教会から丘を下りて、麓の道を歩いたけど、教会から、直接降りてこられる階段が、砦まで来たら見つけられた。
1511年にポルトガル軍が建てた砦跡。砦ねえ・・・。門の跡じゃん。
地味な観光ポイントだ。ガイドブックには「人気の撮影スポット」とある。
その側には、マラッカ・スルタン・パレス。
マラッカが独立してた頃のスルタンの宮殿を復元した、高床式の木造建築。2RMなんで入ってみた。
ここで、ほぼ丘を1周したことになってオランダ広場に行けるはずなんだが、駐車場しかなくて、結局来た道を戻って、オランダ広場から川を渡ってジェンカースストリートへ。
ババ・ニョニャという、独立国当時マレー人と中国人のハーフが貿易で富を蓄えた当時の街並みが残っていて、平たくいうと中華街かなあ。
街並みはすごい素敵なんだが、なんせここも駐車している自動車が多いし、道路もどんどん自動車が通るし。建物は大抵ショップになっているので土産物屋に入って、素知らぬ顔で奥に行くと、当時を偲ばせる素敵な中庭がある。
ガイドブックに載っていた「プナラカン(僑生餐館)」という雰囲気のいいレストランへ。
おおっ、メニューに日本語が書いてある! エビとパイナップルのカレー、モヤシ炒め、ご飯、オレンジジュースを頼む。美味しかったし、これでサービス料込で23RM!
近くの「ババ・ニョニャ・ヘリテージ」へ。当時の家を一般公開してる、プライベート・ミュージアム。
プライベート・ミュージアムだからか、呼び鈴を押して、鉄格子の扉越しに話してようやく入れてもらえる。
英語のガイド付きで一緒に回らなければならないのだが、15分近く待たされたあげく、小学生の遠足の団体(30名位)と一緒にされた。子供はしょうがないとしても、先生達よ。少しは他の客の事も考えて、しゃがむとか、詰めるとかしてくれよ~。
確かに、当時の繁栄ぶりを建物や家具から偲ぶ事はできた。
ここは写真撮影禁止でした。
このチャイナタウンにもモスクやヒンドゥーのお寺があるんだが、パッと見、なんの建物かは分からない建築様式。
だんだん空模様があやしくなってくる。リバークルーズに乗ろうと思ってるのに・・・。で、乗り場に近づいた頃、スコール! 雷雨! 一応折りたたみ傘は持ってたけど、もう歩ける状態ではない。雲の状態から1時間以上は雨がやみそうもないので(年の功で分かるんだ)、クアラルンプールに帰る事にする。
タクシーを拾って、バスステーションへ。ブースをウロウロしてたら、5分後の17時のバスがあった。なんだ、楽勝じゃん。9.2RM。ただ、ずっと一般道を走って、1時間後もう1カ所のバスステーションに寄っていたが、2時間ちょっとでクアラルンプールのTBSステーションに戻る事ができた。
⑦ブキッ・ビンタンの夜
すっごい賑やか!
大きいショッピングセンターに人、道にもいっぱい人! いやあ、懐かしい雰囲気だ。
マレーシアのブランド・ヴィンチの店に入ってみたら、どんどん若い女性が入ってきてバカバカ買ってた。サンダルが3,000円からで、バッグが4,000円位から。可愛いけど、私には可愛すぎ。
アロー通りに中華の屋外レストランで夕飯。ビールの小瓶が8RMもするのに、魚のすり身の団子が入ったヌードルが6RMだった。(1RM=30円切る位。面倒なので30円で計算してた。)
その後、マッサージを受けようと通りをプラプラするが、いっぱいいる客引きが私には声をかけてくれない・・・。ようやく、声をかけてきたおじさん(でも私より若いかも)に、45分40RMで足ツボマッサージを受ける。
で、なんか小腹が空いてるので、屋台で焼トウモロコシ(ココナツベースのソースに最後は付ける)を買って、この日はお終い!
3月9日(金)
⑤ムルデカ・スクエア周辺
クアラルンプール駅から10分チョイ歩いたかな? 狭いな。クアラルンプールの街って。
1900年前後に建てられたイギリス植民地時代に建てられた建物が並ぶのを、暑い中、歩いて外観を見る。
国立織物博物館、旧連邦事務局ビル、市立劇場、旧連邦調査ビルなど。
その塔の間から、銀行のビルの上のタコが目立つ。
で、ここが「泥の川のまじわる合流地=クアラルンプール」の街の発祥の地。
間に1909年に建てられた市内最古のイスラム寺院:マスジメット・ジャメが建つ。
お祈り時間が多い金曜日なので、イスラム寺院に入り難いのでここは最終日に入って見た。
⑥チャイナタウン
マスジメット・ジャメから、2~3分でチャイナタウン。ここも20世紀初頭の建物が並んでる。
セントラルマーケットを軽くのぞく。タイやインドネシアやフィリピンや香港で見た土産物が並んでる。
←セントラルマーケットのある通りは、こんな立派なアーケードになっている。
見ごたえがあったのは、ヒンドゥーのスリ・マハ・マリアマン寺院。
1873年に建立されたけど、現在の建物は1999年改装された物だそうだ。楽しい。見ごたえある。
門の横のおじさんに、靴を預けて入る。靴を引き取る時にお布施を少し入れる仕組み。
次から次へとインドの方がお参りにやってくる。欧米人の観光客も興味津々。
あとは関帝廟があったり、屋台が並んでたりして、普通にチャイナタウンだった。プタリン通りなんて、香港の女人街と同じだった。
で、また、モノレールのマハラジャレ駅まで歩いて、ブキッ・ビンタンまで行ってホテルに戻った。
多分、それは私が、「サッチャー首相」がリアルタイムだから。
「そう、そうだったよねえ。
イギリスに女性の首相誕生!のニュースには、びっくりしたもんなあ。でも女王の国だから、合ってるのかなあ、と当時は思ったなあ。
君が経済改革というか締め付けをやったから失業者が増えて、その当時を描いた『ブラス』『フル・モンティ』『リトル・ダンサー』などの名画が生まれたんだよねえ。
フォークランド紛争で、アンドルー王子(チャールズ皇太子の弟)が普通に戦線に行ったのには驚いたわ。
ベルリンの壁が崩れて、冷戦が終わってびっくり!そんな時代が来るとは。スパイ達はみんな失業したのかな?
現在のユーロを見てると、サッチャーが断固としてポンドを押しとおしたのは良かったのかな。」などなど。
「ボケ」とは言え、24歳で結婚した旦那さんをあんなふうに思い続け、死んだ後にも、側にいて話ができるなんてある意味幸せだよなあ。私には、そんな旦那いないもんなあ。
ラストは、死んでる旦那さんに出て行ってもらって、ボケが治った感じで、ハッピー・エンドっぽくなっている。
まあ、若い人には、良く分からない(思い出しとして過去が唐突に出てくるから、歴史(というかちょっと前の話)を知らないと)辛い映画かもね。
メリル・ストリープも、もっと前面にガンガン出てきてウザい位かと思ってたら、そんな事なかったし・・・。主演女優賞はもっともだけど、主演女優賞よりメイクアップ賞の比重の方があると思うなあ。メリル・ストリープの、現在のサッチャーの首の皺と筋の見事な事!しゃべると動くんだよ!自然な感じで。このメイクの完成を、毎日辛抱強く耐えていたメリル・ストリープもすごいけど。
あと、若い時のマーガレットを演じた女優さんも良かったよん。
3月9日(金)
6時30分着予定だったが、早まって6時ごろに着陸。LCC専用空港から、街に出るのはややこしかったんで、ホテルまでの送迎付き(混載バス)にした。ピックアップのガイドさんは、他の会社のガイドさんより遅れてきたのだが、それでも7時10分頃空港を出発。ホテルまでは、通勤自動車の渋滞があるので、1時間半から2時間かかるという話だったのだが・・・。
な、な、なんと4時間かかった。あ~、びっくり!
後から聞いたら、交通事故があって、道路1本閉鎖されていたためらしいが。当日はそんな説明もなく・・・。約10人いた客は、2時間超えたらイライラしだして、3時間でクアラルンプールのタワーやツインタワーが見えてきたら少し陽気になって、やがて諦めてトランプして遊びだしてた。
昼間に、ホテルに到着して、トイレで夏のカッコに着替えて、とりあえず出発!
もうお昼なんで「素敵なカフェ」があるという、イスラム美術館に行ってみよう!
ブキッ・ビンタン駅というショッピングセンターが立ち並ぶかなりの繁華街の、ホテルからモノレールの駅まで徒歩7~8分。
有人切符売り場で行き先を行って切符を買う。有人切符売り場のガラス窓には、どこの駅にも路線図と料金が乗っているので分かりやすい。
モノレールは2両編成で、ホームは半分余ってる。
←この、おもちゃのようなコインが切符なのだが、改札を入る時は日本と同じようにタッチ&ゴーなんだが、かなり持ち辛くてタッチしにくい。出る時は、このコインを入れると改札が開く。モノレールの料金は、日本円で30円から50円位。モノレールは、結構頻繁に来てた。
マハラジャレラ駅から、イスラム教美術館、結果クアラルンプール駅~キナバル通りを歩いたんだが。このルートは歩くな!
地図だと分からないが高架になってて、30cm幅の歩道があるが、日本人の感覚ではほとんど車両専用道路だ。首都高速の脇を歩いてしまっているのようだった。
で、なんとかイスラム教美術館に到着!
②イスラム教美術館
2階~4階が展示スペース。
←建物の天井(ドーム)がきれいなので、寝っ転がって写真を撮る西洋人も。
世界各国からのイスラム教グッズが展示されているが、エジプトのガラスのランプが良かったけど・・・。あとは、コーラン!金・銀・青がきれい! だけど、まあ後は地味。トプカプ宮殿とか見ちゃってるからな。
で、カフェ。オードブルとデザートが、ビュッフェスタイルというか、自分で取ってね!って感じ。メインは、魚か肉か選べてた。人がいないし、雰囲気あるし、冷房効いてるけど、これで50RM(1,500円近く)は高いなあ。私は魚を選んだら、白身魚のフリッターだった。
③国立モスク~クアラルンプール駅~マレー鉄道事務局ビル
④「バトゥ洞窟」に行こうとしたが行けなかった・・・。
で、クアラルンプール駅に来たなら、このままKTMコミュニケーターに乗って、「バトゥケーブス」に行こうと思った。北に10km行った所にある、大鍾乳洞を利用したヒンドゥー教の聖地だ。
が、まず、クアラルンプール駅自体が変な作りで、ホームだけKTMに貸しているみたいで、階段でぐるっと回って真ん中のホームに行くとようやくチケット売り場が。チケット売り場で行き先を告げて切符を買い、1本のホームを行き先が違う2系統が前と後ろで使い分けているので、前の方で電車を待つ。なぜか途中で台湾人の女の子が仲間に加わる。
電光掲示板に「バトゥーケーブス」行きの電車の時刻が出るんだが、来ない。20分に1本らしいので、しばらくすると次の電車の時刻が出る。が、電車は来ない。旅行に出る前に、バトゥケーブスに行った人のブログを見たら、1時間来なかったという書きこみがあったので、取りあえず1時間待ってみた。
で、結局1時間10分待ったが、「バトゥーケーブス」行きの電車は来なかった・・・。別の行き先の電車は、電光掲示板通りには来ないけど、なんとなくは来てるんだけど。
私は「give up!」して、台湾人の女の子は「私はちゃんと英語がしゃべれるから、聞いてくる!」とチケット売り場に行ってしまった。
これが、クアラルンプールなのか? 午前中の4時間渋滞で感覚がマヒしていたのか、何も考えず、(じゃあ、ムルデカ・スクエアにでも歩くか・・・)と思う私であった。
3D字幕版で観たんだが、ずっーと飛び出してた。私には、「アバター」より、3Dだった。今まで観たどの映画よりも、全編3Dだった。それに、駅の中の空気まで、目に見えるかのように描かれていた。色使いや駅のそれぞれの場所の描き方が素晴らしい。すごっく映像美。
スコセッシって、映画のドラマ部分だけが評価されてるけど、「ザ・ローリングストーンズ シャイン・ア・ライト」とかで結構カメラで工夫してたから、ジェームス・キャメロン位カメラ好きなのかも。
内容的には「修理の得意なヒューゴ君」だった。主人公の名前はヒューゴ・カプレだけど、今、TBSテレビの「世界ふしぎ発見!」で、フランスのブレゲの時計をやっていたけど、「カプレ」と「ブレゲ」って、似てるよね。
ストーリーは駅を舞台にした、「愛」の群像劇を織り込みたかったんだろうけど、散漫になってしまってた。
隣の席の男の人、途中寝てました。
ジョルジュ・メリエスも月世界旅行も、ちょっと映画が好きな人なら知ってる素材なんだから、もっとこの人の話に絞れば良かったのに・・・。それに、第一次大戦によって、人の心が荒んで、メリエスの映画が見向きもされない事になってたけど、じゃあ「天井桟敷の人々」は? 第二次大戦中にフランスで、時間とお金をかけて作ったあの映画の存在は?
フランス人がメリエスの映画が廃れた事で反省したんじゃなくて、もともと持っていたフランス人の気質が「天井桟敷の人々」を作製したんじゃないの? 戦争のせいで、メリエスの映画が見向きもされなくなった訳じゃないでしょう。
このストーリーは、ちょっと無理があるんじゃなの? と、思った。
メリエスの奥さんは、「ハリーポッター」シリーズのマルフォイのお母さんだったのね。
ってか、パリ舞台の映画で、スコセッシが監督で、出演者がイギリス人で固められのもちょっと不思議な感じ。
ジョニー・デップが製作に加わってて、一瞬出てるという噂もあって(ヒッチコックか?)、こんな写真もみつけたけど、どうなんだろう?
Ⅰ.飛行機「エアアジアX」
木曜日深夜出発の日曜夜帰り。連休を取りにくいサラリーマンにぴったり!と思ったら、今話題のLCC(ローコストキャリア)だった。
旅行会社からは、予約NOの入ったPDFファイルがが旅行開始の1週間前に送られてきた。
①WEB CHECK IN
カウンターでのチェックインは混むから、ネットでチェックインした方がいいという噂を聞いたのでやってみた。会員登録した日は、画面が切り替わらず良く分かんなくて、翌日エアアジアからメールが来て、貼られてたURLにアクセスしたら、往復ともチェックインでした。
当日は、自分でプリントアウトした搭乗券を見せて荷物を預けるのだが、往復とも、カウンターチェックインより若干早い程度だった。
②機内食
行きは寝るだけなので、帰りだけネットで頼もうかと思ったが、結局どこの画面か分かんなかった。元々機内食は好きじゃないし、他の機内食と違って、サラダもデザートもなくて、メインのプレートしかないので、まあいいかと。帰りの、クアラルンプールのLCC専用ターミナルは、搭乗口前になぜかパン屋さんがいっぱい。「機内持ち込みは禁止」なんだが、パン屋でパン買って、機内で食べた。ネットで予約してない人が、買おうとしたが「売り切れです」と言われてた。
③座席
前の座席との間が狭いと言われているが、自分はよく分からなかった。ただ、後頭部が当たる部分が出っ張っているので、頭を前に押されている感じ。背もたれを倒してないとちょっときついなあ。
④ボーディグブリッジを使用しない
羽田空港では、バスで飛行機まで。クアラルンプールでは、飛行機⇔建物間を歩いた。スコールだったら、どうするんだろう? でも、長く生きてて変な所に行った事のある私は、滑走路だけしか舗装してない空港や、砂利トラックが荷台を上げて客のスーツケースを落とす空港を知っているので、別に普通だった。
⑤CA
ピッチピッチの赤いミニスカートの制服で、バービー人形のように目茶目茶化粧が濃かった。社の方針なんだろうなあ。食事のサービスが、予約者の搭乗券チェックや予約してない客との現金のやり取りで、仕事は大変そうだった。
⑥ブランケット有料
日本からの客は、皆コートを持ち込んで毛布代わりにしてた。上空ではかなり寒かったので、ダウンジャケットを来てる人が羨ましかった。
Ⅱ.ホテル「アルファジェネシス」http://www.agoda.jp/asia/malaysia/kuala_lumpur/alpha_genesis_hotel.html
一人部屋追加料金が1泊3,500円だったので、どの程度かは推察できた。小規模ビジネスホテルだった。
でも、場所はいいよん。ブキッ・ビンタンだもん。夜遅くまでにぎやかで、ウロウロしてても大丈夫。午前3時位まで賑やかだけどね。そばに「セブンイレブン」もあるし。部屋の大きさもまあ広い(昨年のロンドンの倍以上だ)。
掃除は・・・だけどね。
フロントのトイレに行くにも、エレベーターに乗るのにも、カードキーが必要。
チェックインする時に、デポジットで現金で300MR請求された。多分、交渉すればクレジットカードでも良かったんだろうけど。チェックアウト時に300RM返金されても、余るよなあ・・・。
朝食付きだったけど、レストランが、レストランじゃなくて、フロントのそばのスペースにテーブルを並べただけで、メニューもかなりショボかった。パンとお粥と焼きそばとカレーって、主食が4種類のみって・・・。面白い!
部屋の冷房が、カードーキーを抜く(私が外出する)と自動的に入る仕組みになっていて、部屋に戻るとかなり寒い。「お部屋、冷やしと来ました!」と得意気なんだが、寒すぎなんだよ。ジャケット着て寝た。