1月31日 金曜日
上野に所用があり、せっかく行くのだから、上野公園のどこかに行こうと。
国立西洋美術館のモネ展は、昨年の東京国立博物館の「はにわ展」に行った11月22日で大混雑だったけど、調べたらやっぱり大混雑らしい。なので、上野動物園にパンダを見に行く事にした。
13:30頃、国立西洋美術館の前を通る。
入館まで70分待ちとあった。
上野動物園に向かう。子育てをしてない私は、1980年、大学1年の時以来なので45年振りだ! 入場料600円。
当時、パンダを見た記憶があるのだが、初代のカンカン(雄)は1980.6.30死亡、ランラン(雌)は1979.9.4死亡で、ホアンホアン(雌)1980.1.29来園と「上野公園ジャイアントパンダ情報サイト」にあるから、ホアンホアンを見たのかなあ?
パンダ自体は、2007年に中国の「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」でたっぷり見た。本当に生後すぐから大人まで、もの凄い数を見た。
1.旧寛永寺五重塔
上野動物園に入らないと見られない、寛永16(1639)年再建され、寛永寺が昭和33(1958)年に東京都に寄付したという、大人の事情がいろいろあったに違いない五重塔。
やたらピカピカしてるが、2014年に改修工事をしたそうだ。10年たってるのに、綺麗だな。
上野動物園の柵の向こうには上野東照宮が見える。神仏分離政策の名残なのか、なんだか、こんな場所にポンと置かれて気の毒だ。
ちょこちょこと動物を見ながら、“いそっぷ橋”を渡って、「パンダのもり」がある西園へ。
不忍池では、カワウ(多分ね)が休んでて、池がなかったら、なんかアフリカっぽい。
2.パンダのもり
実は行くまで、今、上野公園にパンダが何頭いるのかも知らなかった。シャンシャンが2023.2.21に中国に返還されたのはニュースになってたから知っている。今、いるパンダは、シャンシャンの双子のお兄さんのシャオシャオとお姉さんのレイレイ。親のリーリーとシンシンも2024.9.29 中国に返還されたそうだ。
13:55から並び始める。「40分」と表示されていたが、これは待ち時間じゃなくて、パンダ2頭を見終わる時間。列には外国人が半分位。春節のせいか中国人も多い。都内だから移動時間も少ないし、整然と並んで、落ち着いて見られるから中国より見やすいかも。
⑦の方から並んだので、並んでいる最中にシャオシャオが⑦で笹を食べているのが遠くに見える。
一眼のズームで撮ってるから近く見えるけど。
15名位ずつ、グループ分けされて進むのだが、なんと前のグループの人々が⑦の前に着いたら、シャオシャオは⑥の室内に入ってしまった。幼児は泣いていた。まあ、私のグループは、室内を歩き回るシャオシャオが間近で見られた。
客は大体、1~2分で、移動させられるが、次のブロックに行ってもまあ見られるので、感覚的にはゆっくり見られた。
が、私の2つ後のグループは、⑥の室内にたどり着いたら、シャオシャオは⑦の屋外に移動してしまったので、シャオシャオを見られなかったかも。
↓ とっても広い⑤の屋外放飼場
この先にレイレイがいるのだが、気が付かないで出口に向かってしまう欧米系の観光客もいた。スタッフが「まだ奥にいますよ!」と声をかけていた。
③の屋外放飼場にレイレイ。ただここはアクリルガラス張り。ガラスの前に行くには10分位並ぶけど、ずっとレイレイが見られるので楽しい。
ガラスの前は2ブロックの見学場所があるので、最初のブロックで1~2分、次のブロックで1~2分の時間があるので、家族連れはパンダをバックに結構な枚数写真を撮っていた。
が、この後、ご機嫌で笹や竹を食べていたレイレイは、いきなり歩き出して④の室内に向かって行った。
可愛いけど、見世物じゃなくて、やっぱり動物だ。満足した。
でも、ちょっと寒くなったので、両性爬虫類館で暖を取る。
ハシビロコウを見に行く。4羽いるらしいが、寒いからか屋内にいるのが、ガラス越しにボンヤリ見えた。
そして、ボチボチ戻る。
で、今回の一番のお気に入り!
脚が長く獲物(ヘビなどの爬虫類や小型の哺乳類や昆虫)を捕らえるときは、脚で踏み気絶させてから食べるそうで、歩き方がジャンプするようで優雅な外見と違ってて可愛い。後頭部は王冠を被ったようになってて、素敵だった。手前の柵にピントが合ってしまうので、写真は撮れなかったけど。
充実した600円だった。