落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」

2024-11-18 19:57:05 | 映画

トム・ハーディが好きだから。

MARVEL映画は飽きたし、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」なんか知ったとこではない。冒頭のメキシコのバーのシーンは、スパイダーマンと関係あるらしいが、関係ないわい!

前2作、観てはいるけど、予習せずに行ったけど、丁寧に説明されてたし、「ヌル」と「コーデックス」の関係も良く分かった。コンビニのチャンさんは強烈なキャラだったので、ちゃんと覚えたので、問題なし。まあ“偶然”べガスで会う訳にないけど、映画だからなあ。

今回のトム・ハーディのエディは、メキシコに逃げてきてるせいもあって、Tシャツにアロハシャツを羽織ってひざ丈のパンツ。ヨレヨレで、体も顔もダボダボで全然カッコよくない。ベガスでスーツに着替えたら、少しカッコよくなった。「セクシーな男」に選出されたのもネタになってた。

「インセプション」の時、本当にカッコ良かったのになあ・・・。素敵だったのに。

エディとヴェノムは知り合って1年という設定で、2人の思い出シーンも出てくるんだが、第1作目の2018年の頃は若くてさあ・・・。ヴェノムはCGだから全く変わらないけど、トム・ハーディは生身に人間だからなあ。生身に人間って、やっぱり弱いよねえ。こんな弱い人間が、エイリアンと戦うのって、やっぱり無理だよねえ。

前作に続いて脚本と製作にもトム・ハーディの名を連ねていた。

映画自体は、面白かったよ。登場人物のキャラが、底が浅いと言うか分かり易いというか。女博士2名と将軍も分かり易い性格で。UFO好きのマーティン一家も、いなくてもいいけど、いればまあ感動できるし。ヴェノムはじめ、シンビオート達は皆いい奴ばかりだし。

長~いエンドロールクレジットで2回もエピソードが挿入されているけど、もう見る気はないので、関係ないや。

「靴」の扱いも、しつこい。分かるようで分からない。無くてもいいと思った。

 

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「トラップ」

2024-11-02 14:39:58 | 映画

M・ナイト・シャマラン監督の映画だ。ワーナーの公式HPだと、脚本はイシャナ・ナイト・シャマラン(映画.comやWikipediaにはM・ナイト・シャマランの名前になっているけど)、重要なキャストでスタジアムでライブをするカリスマアーティストはサレカ・シャマランだ。一家総出だ。「親ガチャ」成功者の姉妹だ。

「一見、愛情深い父親でありながら、実は凶悪な殺人鬼だという男を追い詰めるべく、FBIが巨大ライブ会場に罠を仕掛ける。」というストーリーが3/4位。観ているうちに12人の将来有望な若者を切り刻んだ殺人鬼目線になってしまい、いかに巨大ライブ会場から無事に(?)逃げ出せるかと、ハラハラしてしまう。

個人的にはアリーナ席で、ジョシュ・ハートネットが前に来たら本当に嫌だなあ。何も前が見えないもん。一応、ジョシュ・ハートネットの後の席は、彼よりは背が低いけど男性が配置されてる。

ジョシュ・ハートネットが演じる殺人鬼クーパーは体力も強くて頭も抜群に切れる。そして冷静だ。なぜかFBIは“殺人鬼”がこのレディ・レイブンのライブにいる事を知っている。ただ、FBI側には30代~40代の白人男性で手首に動物の入れ墨という情報しかないので、3万人の観客中、3,000人の該当者(10代の子供の保護者)を一人ひとりあたっていく。

娘とのライブを楽しむ良いお父さんを演じながら、クーパーはFBI&警察&SWATなどの包囲網からどうやってスタジアム脱出をはかるか?

やはり人間は窮地でパニックを起こさず、冷静に周囲を観察する事が必要だとつくづく実感。まあ、私のこれからの人生、そんなに窮地には陥らないと思うけど。

原題はTRAPなんだけど、スタジアムにあまり罠はしかけられてない。スタジアム全体が罠だけど。むしろスタジアムを出てからの方が罠の掛け合いだ。

スタジアムを出てからは、ネタバレになるかも。

レディ・レイブンはさすがカリスマアーティストだけあって、クーパーと互角に渡り合う。歌も本人だし、スタジアムでライブもやるし、キャストとして大活躍だ。

それ以降は、FBIや警察が間抜け過ぎて。FBIプロファイラーのおばあさん(私より若いかも)が頑張ってんだけど、現場が間抜けでクーパーにしてやられる。

そして、最後は父娘の話から、夫婦間の話へ。へえっ~、そうだったのか。この人が仕掛けた罠だったのか。回りくどいと感じる観客もいるかも知れないけど、一番身近でその人の子供も産んで育てた奥さんなら、自分で結論を出すのは先延ばしにしてこんな事もするだろうなあ。

で、ラストは警官がまたおバカさんで。12人殺してる知能犯なのにねえ。クーパーに生きる希望を与えてしまったじゃないか。

 

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「破墓/パミョ」

2024-11-02 10:08:04 | 映画

2024年韓国No.1大ヒットのホラー映画だ。これは観なければならない!

「巫堂ファリムと弟子のボンギルは、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、高額の報酬と引き換えに依頼を受ける。先祖の墓が原因であることがすぐに判明し、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドクと葬儀師ヨングンも合流。4人はお祓いと改葬を同時に行うことにするが、墓を掘り返す儀式を始めた矢先、不可解な出来事が彼らを襲う。」

前に韓国(多分済州島でだったけな?)に行った時、日本のように墓地でなはく、田んぼや空き地に唐突に“墓“があるのは「死者にとって良い場所を風水師が占って、その場所を墓とする。その風習があるから土地の持ち主も墓を作ることにOKするし、まあそこら辺は適当に」と現地ガイドさんから言われたのを覚えていたので、すんなり入り込める。

それにファリムを演じるキム・ゴウンがクールで物事に動じなくてカッコイイし、ボンギルは初々しい中にもどこか頼りがいのあるイケメンなので、ビジュアル的にも満足。

4人で、家族にかかった呪いの元凶をやっつける所(とは言え完全勝利!とは言えないけど)までは面白かった。韓国では一族の血より名字の方が、呪いの対象になるんだあとか、70年前の過去とは言えずに韓国ではまだ呪縛に苦しんいるんだとか。

でも、その後が、「グエムル-漢江の怪物-」の時もそうだったけど、ダラダラ続くんだよ。必要かなあ、こんなに長く。続いた割には、最後に戦闘中の風水師サンドクの数分の独り言で全ての謎がきれいに解き明かされる。字幕が間に合わない位の急激な謎解き。

以下、ネタバレ。

一部で言われている「反日映画」感は、私は全く感じられず。

日本軍に協力してて家族を呪ってた霊の棺の下に、さらに埋まっていたのが、朝鮮半島を虎に見立ててその背骨に鉄杭を打てば朝鮮半島の勢いが弱まるという風水か陰陽師のお告げによる“鉄杭”。その“鉄杭”は、なんと日本軍が埋めた、関ヶ原の合戦での武士の怨霊が鬼となったものを封印した柩だったという展開。

なので、4人と甲冑を着た巨大鬼みたいの(顔はちゃんとは映らない)が戦うんだよ。驚きだあ!

しかもどうやって倒したかというと、前述の風水師サンドクの数分の独り言で倒し方が解説されるという、早回し展開!

“進撃の巨人“か“鬼滅の刃”か“大魔神”か? “耳なし芳一“かよ!と突っ込みたくなるシーンもあるよん。

そして、韓国(朝鮮半島)の平和は保たれ、4人はまた元の生活に戻る。4人はケガをするけど死なない。何かに守られているんだろう。

んん~、必要だったのか? 韓国での武士の怨霊との対決? それとの、400年以上前の日本の武将の怨霊を敵にしたのは、最近の日本を敵にしなかった韓国側の配慮なのかな。

 

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「侍タイムスリッパー」

2024-10-23 14:01:35 | 映画

時代劇大好きの妹が先に観に行って、「パンフレットの発売が10月11日からだから、川崎チネチッタで売るだろうから買ってきて」と頼まれて。

パンフレット買うなら、観ようと。

最初は8月17日から1館のみの上映の自主映画だったんだが、今では大手配給会社が加わって拡大公開となった作品。その経緯はWikipediaさんをお読みください。

サクサクした映画が好きな私は、じっくり描かれる時代劇愛&幕末を迎え滅びる武士の美学が長く感じる。あと、音響が悪い。BGMが大き過ぎたり、後から入れなおしたセリフがバレバレの粗さ。

「カメラを止めるな!」と比べてしまうと、ゾンビ映画好きの贔屓目もあるんだろうが、カメ止めの方がいい。

だけど、東映京都撮影所が全面協力しただけの事はある映画だ。SFとコメディ要素はそんなに強くなくて(予定調和的)、(残念ながら廃れ行く)時代劇愛がいっぱい。殺陣は当然本格的だ。

ネタバレになるが

現代に馴染んでいた主人公が、宿敵と「真剣」での殺陣を望んで結果、メデタシメデタシなんだが。

なんか勝新太郎の息子の事件とか、アレック・ボールドウィンが起訴された事件とかを思い出す。念書を書いたくらいで、今の刑法に太刀打ちできないだろうし、たまたま怪我人がでなかっただけで、それそこ時代劇の衰退に拍車をかける事件になるところじゃなかったんだろうか?

「真剣」の凄みって、やはり違うんだろうなあ。思わず「カメラを止めるな!」と言ってしまう位に。だったら、「演技」って何なんだろう? 映画って楽しく虚構を魅せてくれるエンターテインメントだと私は思うのだが。

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「アビゲイル」

2024-09-13 21:31:41 | 映画

高額報酬に魅かれて少女誘拐事件を実行した、お互い面識のない犯罪グループの男女6人。

「24時間、誘拐した少女を用意した屋敷で見張っててね」と指示役に言われたんだが、誘拐された12歳の少女・アビゲイルは、バレエ大好きなヴァンパイアで、犯罪グループは当然、一人ひとり屋敷の中で血祭りに~という、明るくて楽しい(?)私好みのハリウッドのホラー映画。

ストーリーというか、全体の構成は、ただ一人ずつ殺されて、助かる人がいてメデタシメデタシだけではくて、飽きの来ないようにヒネリもあってなかなか良かったよ。ラストもおおっ!ここで登場かあ、と、ちょっとドキドキ。冒頭の飴のシーンもちゃんと伏線回収。面白いじゃん。

M3GAN/ミーガン」のヒットで、踊る女の子の殺人鬼というのはウケルらしいとなったのか、アビゲイルはチュチュ着て踊りながら飛び掛かったり、嚙みついたりと大活躍。

ただ、ワイヤーアクションが、なまじ頑張って子供本人がやっているから、安全面のせいか、あんまり上手くない。消してあるワイヤーが見えちゃうんだよなあ。

それ以外は、ヴァンパイアが爆発して、血肉飛び散るシーンなどは上手で、明るいホラーらしくて良かった。あと犯罪グループの皆が、第一の被害者のディーンの首がないまま椅子に座っている死体のそばで、談笑(?)しているのも犯罪者らしくて良かったなあ。

金髪のハッカーのサミーは「ザ・スイッチ」の綺麗な主人公のお姉さんで、元刑事のなかなか複雑なキャラのフランクは「ゴジラxコング 新たなる帝国」のコングの獣医さんだ。ホラー映画には演技力もあって調度よい役者さん達だ。

続編作るのかなあ。アビゲイル達のヴァンパイア一族の繁栄ぶりをじっくり描いても楽しそうだ。

エンドロールの最初に、アンガス・クラウドへの追悼文が出てくるんだが、最初の犠牲者ディーンの役者さんの事でこの作品が遺作となったらしい。まだ25歳なのにねえ。現実世界の方も大変だ。

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「ラストマイル」

2024-09-01 12:55:39 | 映画

面白かった。脚本がいい。

そりゃ、「いやいや、それはないでしょ」という強引なシーンはあったけど、129分で映画は終わるんで、いろいろ決着はつけないといけないからしょうがない。

登場人物全てに見せ場があり、それぞれの人生や葛藤や過去やこれからを、うまく処理して魅せてくれてる。重くて、息苦しいストーリーなのに、適度に笑わせる。

これに、TVドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の出演者も出てくるんだが邪魔にならないし、ドラマを観てなくても全然大丈夫。ドラマのメインキャストでも映画のメインキャストでないもないのに、ちょっと映る時間が長い人は、ドラマでゲストだった人のその後を描いているんだなと、想像できる。だから、むしろ《シェアード・ユニバース・ムービー》なんて、強調しなくてもいいのに。TBSの圧力か?

そして「ラストマイル」という題名、「荷物がお客様に届くまでの最後の区間」のことで、物流業界の用語では普通はラストワンマイルと言われる。ので、物流業界の、はっきり言えば、Amazonのブラックフライデーなど通販が物流業界にどんだけ負担をかけているかという話だ。主人公エレナが勤めるDAILY FAST(実質Amazon)サイドの人間も、歴代の関東センターのセンター長も、エレナ自身も、その上司たちも、会社のシステムで病んでしまっている。もちろん、配送を請け負っている会社やその下請けのドライバー達もヘロヘロだ。

末端ドライバーの親子に見えない、火野正平&宇野祥平ペアも悲哀に満ちた毎日の配達生活(いや、火野正平はやりがいを持って一生懸命働いているんだが)を丁寧に描いていると思ったら、最後に大活躍!しかも、あの洗濯機がこんな所で活躍するとは! 今、調べたら宇野祥平って「罪の声」で、逃げ回っていた痩せこけた弟だったんだ!あっ、「罪の声」の脚本も、この作品と同じ野木亜紀子なんだ。

ロケ地は、上空からの巨大な倉庫は、Gメッセ群馬。群馬駅から近いとは言え、あんな巨大で稼働率大丈夫なんだろうか? 工場内ロケの協力は、機械工具卸売商社のトラスコ中山株式会社「プラネット埼玉」「プラネット北関東」だそうだ。「(商品の出荷を)停めない!」って、あんなにエレナが言ってたのに、よくこの会社は停めて、ロケに貸したなあ。まず、このロケ地あっての映画だもんなあ。この会社のロゴの色がブラック×オレンジなんで、DAILY FASTのロゴもブラック×オレンジにしたんだろうなあ。トラック、羊急便に混じって1台だけブラック×オレンジているあったもんなあ。

あとね、爆破シーンも上手なんだよ。爆破の瞬間、ハラハラさせといて、そして、きれいに人が飛んでいく。人間が炭化する過程も丁寧でさあ。本当に上手!下手なアクション映画より、完成度高い。

真犯人の凄みと覚悟も。そして、人間誰でも真犯人側に行きそうな危うさも。

 

で、ネタバレ&ツッコミ

①映画を観た人は誰もが思うが、夜中に大手物流業者の社長の合意を執って、あんな書類が作成できる訳はない。

②エレナが赴任したてなのに、倉庫で迷わない。倉庫バイト経験者の私は知っている。マップ見ても絶対に迷う! (そして、ロールBOX扱う時は、ヘルメット着用のはずだ。本当はね。でも映画だからこれはいいか。)

③配送代行サービスがなんとなくしか分からない。

④本当はJANシールを外した後に、張り替えて元の棚に戻さなければならないはずだが、そうすると時間がかかるし、人に見られる危険がかなり高い。部門が違うのに派遣社員がウロウロしてたら目立つと思うが。

⑤医療用備品のストックがない?そんな馬鹿な。災害時にどうするんだ?

⑥レントゲンの機械、輸入品になるのに1日で届いて倉庫までたどり着くのか?

んん? 結構多いな。

二度観る人もいるそうだ。誰か誘ってくれたら、もう一度観てもいいな。

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「フォールガイ」

2024-08-18 20:50:51 | 映画

「ジョン・ウィック」シリーズや「ブレット・トレイン」のデヴィッド・リーチ監督作品だ。面白くない訳がない!

そして愛すべき、生身の体で映画を支える「スタントマン」という仕事が主人公だ。いや、主人公はライアン・ゴズリング演じるコルト・シーバースなんだけど。とにかく「スタントマン愛!」に溢れてる映画だ。「なぜ、アカデミー賞ではスタントマンに与えられる賞がないんだ?」というセリフが強烈に心に残る。

エミリー・ブラントにも、後半急に活躍しるアルマを演じるステファニー・スーにもスタントありのアクションシーンが用意されている。

キャノンロール(自動車の横転)8回転半でギネス最高記録を打ち立てたのはうれしかったらしくて、エンドロールでじっくり使われていた。

で、おじさんとおばさん(失礼!キュートな40代)のベタベタなラブコメディでもある。職場での恋愛なのに、隠すこともせず、10代の頃のようなメロメロ状態の2人。でも、しっかり大人なので、劇中に流れる曲も古い!KISSの「ラヴィン・ユー・ベイビー(I Was Made for Lovin’ You)」がバンバン使われ、エミリー・ブラントはカラオケでフィル・コリンズの「見つめて欲しい(Against All Odds (Take a Look at Me Now))」を熱唱!本編には流れなかったけど、予告編ではジャーニーの「お気に召すまま(Any Way You Want It)」も流れてた。60代の私でも楽しい。が、テイラー・スウィフトの歌は分からない私。

ベタベタな恋愛に事件(アクションシーン)が絡むんだが、ストーリーは変だ。いくら映画スターとは言え、ボディガード兼殺し屋軍団を引き連れてはいないだろう。シドニーのオペラ座のある湾で、あんなに大声で喚いたり銃を撃ちまくったら、大勢の人が目撃するだろうに、とか。なぜ、短時間でそんな用意ができるんだ?とか。でも、そんな事突っ込んじゃいけない。それを言ったら、ジョイソン・モモアとライアン・ゴズリングの体格が違い過ぎるのに、オチに持ってきてしまっている所も滅茶苦茶だ。

コルト・シーバスがスタントをする、スターのトム・ライダーの脳みそが「メメント」状態なので部屋中にポストイットが貼ってあるんだが、これにはモデルがいるのか?

SF大作映画「メタルストーム」も同時に鑑賞できた気分。

最後に、カメオ出演ぽいお年を召した男女が出てくるのだが、んん?私、男の方、見た事があるぞ。と思って調べたら、リー・メジャースじゃん。この映画自体が1980年代のテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!! フォール・ガイ」のリメイクで、その主役だったリー・メジャースとその相手役だった。へえ。

「フォールガイ」という題名も『身代わり』から『騙されやすい人』で最後にヘリコプターから『落ちる男』となるらしい。

 

 

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「ツイスターズ」

2024-08-11 00:08:00 | 映画

1996年公開の「ツイスター」の予告編では、竜巻に巻き上げられて飛んでる牛がアップになって「モー」となくシーンがTVでガンガン流れてさあ。当時の人々に強烈な印象を与えたのよ~。

今頃、その続編?と思って観た。竜巻をやっつける(消滅される)装置の理論と名前は同じだったけど、特に続編感はなく。

むしろ、小粒感が・・・。ケチってIMAXで観なかったからかなあ。

まず、なんで、あんなに被害を及ぼしてる竜巻を、こんな小規模なグループやYouTuberだけがなんとかしようと取り組んでいるのかが分からない。竜巻で被害を受けている州で公的機関を作って研究するとかさあ。続編なら前作から30年近くたっているのに、アメリカは進歩なしって事かあ?

人間ドラマ部分が結構長い。ディザスター・ムービーとしてガンガンいって、合間に人間ドラマが差し込まれるんじゃなくて、主人公ケイト(「ザリガニの鳴くところ」のデイジー・エドガー=ジョーンズ、日本人が好みそうな女優さん)が学生時代に「竜巻を手懐ける」実験のため仲間を失って、そのトラウマから立ち直って、実験もうまくいって、新しい彼氏もできて。っていうのが長い。ありきたりなドラマが長い。

あと、ケイトのお母さんが、ネイティブインディアン系に見えて、全く親子に見えない。お父さんは出てこないし。お父さんの連れ子か、養子なのかなあ?

あと、タイラー役の俳優さんが私の好みでないのがかなりのマイナス。タイラーと一緒に行動するブーンが、若い頃のジョニー・デップみたいで良かった。「NOPE ノープ」の家電量販店の店員さんだったらしい。

もっと、面白いかと思った。竜巻の、街での被害のシーンもなんか小粒で・・・。結構お金かけてるはずなのになあ・・・。

昨日、神奈川県の緊急地震速報に身構えた私としては、オクラホマ州の人々のスマホに竜巻の緊急速報が届くシーンが一番怖かった。

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「デッドプール&ウルヴァリン」

2024-08-05 23:05:20 | 映画

声出して笑うのも1度や2度じゃなかったし、面白く観られたよ。

でも、あまりにも内輪ネタ満載で、客のターゲットが狭い。同年代の友人は誘えない。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が分かってないと、さっぱり分からない映画。世の中に、もし必要な映画と不必要な映画をいれるカゴがあるとしたら、不必要行きだなあ。酷い事言ってるなあ、私。楽しんでみたくせに。

以下ネタバレで。

ストーリーは《『デッドプール&ウルヴァリン』では、TVA(時間変異取締局)のミスター・パラドックスによって、「アンカー」という新い概念が明かされた。「アンカー」はユニバースにおける最重要人物であり、その人物が死亡すると、世界は内側から徐々に消滅してしまうという。

デッドプールの暮らすアース10005におけるアンカーは、映画『LOGAN/ローガン』のローガン/ウルヴァリンだった。アース10005はこれから数千年をかけて徐々に消滅することになるが、その見届け役であるパラドックスは、タイムリッパー(時間加速機)を使って一思いに“安楽死”させたいと企んでいた。》

ちなみに『アベンジャーズ』シリーズの神聖時間軸はアース616だそーだ。もう、何でもOKの、どうにでもなる世界だ。

年をくっているせいかMCU以前の、観ている時は知らなかったマーベル・コミック原作の映画のキャラ(本物だ!)が「虚無の世界」に出てくるのが懐かしかった。「ブレイド」とか(私はブレイド3に好きなジェシカ・ビールが出ていたのは覚えていたが、ライアン・レイノルズが出てたのは覚えていない)とか2005年の「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」とか、「デアデビル」からはエレクトアが出演した。チャニング・テイタムも出てた!

ライアン・レイノルズの自虐ネタに「あなたは私の婿になる」が加わっていた。笑

虚無の世界の、悪の大物カサンドラはチャールズ・エグゼビアの妹でその基地がこれ ↓

ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は、良く引き受けたなあ。あんなに体まで作って。CGかなあ。特殊メイクかなあ。

心優しい友人ピーターの存在が心温まる。

デッド・プール、最初の頃は素顔の傷を凄い気にしてたのに、今回はカツラさえしてればOKなんだあ。

ネタバレはここに詳しい。

最期のデッド・プールだらけは、家族も出ているのかあ。主役が製作していると、何でもありで、のびのびして楽しそうだなあ。

MCU映画を観るのは、これで最後かなあ。元々ディズニーは映画館でも公開より配信の方にシフトしたがってるという噂もあるし。

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「クワイエット・プレイス DAY 1」

2024-07-02 17:13:18 | 映画

前2作とは関係なく(前2作の監督は製作に回ってる)、エイリアンがやってきた当日~2日間位の、ニューヨークシティのマンハッタンでのお話。主人公は、ガンで余命数日のルピタ・ニョンゴ演じるサミラで、“世界の終りの日”に人間はどう生きるかという感動的なドラマになっている。

私もラストは涙が滲んだし、少ない他の観客からも鼻をすする音がしてた。

寿命を宣告されてポスピスで暮らすサミラ。宣告された寿命より長生きしてるが死期は近い。最期に、思い出の店でピザを食べようと、ペットの猫を抱えて、エイリアンだらけのマンハッタンを移動する。ホスピスの職員で友人だった男(なんと今調べたら「へレディタリー 継承」のお兄ちゃんだった。髭はやしてて大人になってたので全く分からなかった。)が死んだり、幼い兄妹と知り合ったりしながら、最終的に猫が結び付けたエリックと心温まる最期を過ごす。観ている人全員が予想できるように、エリックは猫と共にとりあえずはマンハッタンを脱出する。

ルピタ・ニョンゴはやっぱり上手。そして感動的なラストなのに、エンドロールが長すぎて感動が減るのが残念。

ホラー感はあまりない。むしろディザスター・ムービーっぽい。一ヶ所、夢のシーンでびっくりさせられるけど。

「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」に出てた島のリーダーのジャイモン・フンスーの前日談にもなっている。あの島にエリックもいたのかなあ。サミラがエリックに渡した黄土色のカーディガンも「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」にさりげなく映っていたら凄いなあ。

エイリアンが音を立てると襲ってくるというのは皆DAY1で理解している。おまけに奴らが泳げない、水に弱い事もDAY2位で軍も把握済。なので、あのマンハッタン救出計画になったんだろうが。

とすると、「クワイエット・プレイス」の2作目で、エイリアンが水に弱いとやっと分ったりしてたのに、こんなに早く分かったいたならどっかで人類はちゃんと生き延びているのではないかと思ったり。それとも、水に弱いとあんなにすぐに分かってたのに、やっぱり軍もやられちゃったのかなあ・・・。ヘリコプター、飛んでる時はエイリアンに襲われないけど、地上基地に着陸したら全滅だろうし。

主人公を替えて“世界の終りの日”に人間はどう生きるか、がコンセプトなら、他に何本も「クワイエット・プレイス」シリーズが作れそうだ。

あと、欧米の映画を観るといつも疑問に思うのだが、水中からあがって、服も着替えずピンピンしているのはなぜだろう? 体の構造の違いなんだろうか? 日本人なら真夏の今以外、低体温症の症状、例えば震えなどがでると思うんだが。不思議だあ。

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