落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「君の名は。」

2016-10-23 10:48:13 | 映画
話題作だからね。観た。



映画館は公開8週目なのに広い劇場を押さえていて、レイトショーの時間帯なので、観客は当然大人ばかり。3分の2位席が埋まってた。多分私みたいに「話題作だからね」と観にきた人みたいだ。



SFで、高校生が主人公なので、観終わった感想は 「おっ、NHK少年ドラマシリーズだ。」
少年ドラマシリーズ(しょうねんドラマシリーズ)は、1972年から1983年にかけてNHK総合テレビで放送された、主に小中学生向けのテレビドラマシリーズ。1972年の筒井康隆の「タイムトラベラー」(後の「時をかける少女」)や、「なぞの転校生」や「七瀬ふたたび」など、このシリーズで日本のSF小説を知ったんだ。(まあ萩尾藻望都の「11人いる!」はかなりの迷作になってたけど、製作費を考えたら、よく挑戦したよねえ。)



そう、高校生の日常のドキドキ感と恋+SFのストーリーで、この先どうなるんだろう? と期待させながら、基本子供向きなので地球や人類の滅亡という悲惨な結末をむかえない安心感。
2人がどんどん記憶を亡くすのは、パラレルワールド出現防止のためだろう。でなければ、会えないもんね。



そりゃあ、面白いし、子供から大人まで安心して見られるわ。流行るよね。
ジブリ映画より、悪意ないしね。



ただ、年齢のせいなのか、RADWIMPSの音楽が全く良いとは思わないんだが。心にも残らないし。なぜだあ?



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ミュージカル「ミス・サイゴン」帝国劇場

2016-10-22 22:23:48 | 舞台
初「ミスサイゴン」です。10月19日初日で『市村正親 渾身のファイナルステージ』だそうだ。


10月29日の夜の部で、メインキャストにとっては初日。
エンジニア役がダイアモンド☆ユカイ、キム役キム・スハ、クリス役上野哲也、ジョン役上原理生、エレン役知念里奈、トゥイ役藤岡正明、ジジ役池谷裕子。


作品自体は繰り返し上演される名作なので、私ごときがゴタゴタ言えません。サイゴン陥落はリアルタイムですし。近藤紘一大好きだったし。
古代の戦争から、繰り返されている悲劇だし、自衛隊のPKO派遣でも起こっている事ですし。それでも、一夜の恋に残りの人生をかけてしまう者と、次に進んで行く者と。最後は涙しました。
舞台装置も完璧です。確か昔は、本物のヘリコプターが登場してと話題になってたけど、今回のセットも充分素晴らし。



で、キャスト。終演後のトークでもエンジニア役がダイアモンド☆ユカイがすっかりメインになってたけど・・・。いきなり、この大作で、市村正親と同じ役を受けて、演じるんだから、大したもんだ。50歳を過ぎて立派だ。だけど、やっぱり踊りにキレがないし、声が通らないので、歌詞が聞き取れない。ただ、舞台慣れしてるのでコミカルな演技は上手だった。



で、びっくりしたのがキム役のキム・スハ。韓国人で、容姿はそんなに・・・。ところがだ。唄い出すと、なんてきれいな声なんでしょう。囁くような声も、張り上げる声も、よく通るし耳に心地よい。とにかく耳に、とっても綺麗に入ってくる。演技も凄くて、エレンと対峙するシーンなんて本当に恐かったよん。


しかもこの娘、終演後の挨拶では、紙を見ながらたどたどしい日本語で話すんだよ。えっ? 芝居であんなに完璧な日本語で唄ってたから、日本語ペラペラかと思ってたら。すごいわ。ロンドンでもキム役をしたんだって。その時は英語で完璧に唄ったのか。なんて素晴らしいミュージカルスターなんでしょう!良かったわ!




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「一人二役」殺したいほどジュテーム

2016-10-11 21:53:04 | 舞台
大地真央、森公美子、益岡 徹が主演のコメディ&サスペンス。
シアター1010(せんじゅ)という、北千住の丸井の上の、すごい立派な劇場。この後、日比谷でやって、全国回るらしい。
「一人二役」



ストーリーは
「物語の舞台は、1960年代、パリ郊外にある豪邸。フランソワーズ(大地真央)は天涯孤独だが、叔父の莫大な遺産を相続し、半年前にリシャールという魅力的な男性と結婚した。しかしすぐにリシャール(益岡 徹)は財産目当てで乱暴な放蕩者であることが分かり、すっかり疲れ果てたフランソワーズは早くも離婚を考え始めていた。
ある日家政婦のルイーズ(森公美子)の恋人がリシャールと瓜二つの実の弟だと知ったフランソワーズは、夫の留守中に弁護士の目の前で弟ミシェルにリシャールを演じさせ、離婚の手続きを済ませてしまおうと謀る。ところが弟は兄と正反対に臆病者でヘマばかり、ルイーズも大金を狙って裏切りの気配が...
さらにその場にリシャールも帰ってきて大変な事態に・・・。果たしてフランソワーズが仕組んだ逆転劇は成功するのか?そして驚愕のラストとはー? 」

原作は、ロベール・トマというフランス人で、映画「8人のおんなたち」も彼の作品。観てないけど。

例によって、ご招待されてたので、誘った友人共、何の予備知識もなく行ったら、面白かったし、流石このメンバー、完成度高い! 



まず、「フランソワーズ」「ルイーズ」と呼び合っても、全然違和感のない、大地真央と森久美子。普通、日本人だから、違和感バリバリで、それだけで興覚めしてしまう私なんだが、この劇では全然平気! 脇役の警官3人も違和感なし。見た目が一番大きいんだろうが、やっぱ演技力と衣装と舞台セットのせいだろうか? スッーと入って行けました!



そして、もちろん芸達者!アドリブで笑わせる森久美子、とぼけたお嬢様の大地真央。笑わせてくれる。そして、意外と言ったら大変失礼なんだろうが、ギャンブル好き公証人を演じる山崎一も芝居がうまい!



ストーリーもね、どうなるんだろう? えっ~! 何?何? どうゆう事? えっ、そうなの? で、ああっ、だから一番最初に・・・と、ドンデン返しがコロコロ転がる。

こんだけのセリフのやりとり! 土曜日の昼に観たので、わすが2時間後にまた演じるんだ。すごい体力と気力だ。それがずっと続くんだ。素人芝居をする友人は「私、無理!」。そりゃそうだろう。絶対無理だ。
皆、私より年上だけど本当に元気だ。すごいなあ。

大地真央がCMキャラクターをしている化粧品会社のキャンペーンで、2,000円のお試しセットが送られてくるらしい。試供品のナイトクリームももおえたぞ。届いたら、大地真央になってみよう!
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「高慢と偏見とゾンビ」

2016-10-09 21:21:02 | 映画
まずこれ、もちろんジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」にゾンビを登場させたわけだが、その原作があるってすごくないか? ジェーン・オースティンの世界をそんなにしちゃった小説があるのが、まずすごい。



私は、ジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」も読んでないし、最近映画化されたキーラ・ナイトレイ主演の「プライドと偏見」も観ていない。一応、ストーリーはネットで読んでから行きました。
ジェーン・オースティンって、アメリカ映画では、メガネかけたガリ勉少女が大人になったタイプの人が読んでたり、「先生」となって研究してたりするよね。



18世紀のイギリスの雰囲気は、他の映画でなんとなく分かるような気もする。



で、この18世紀のイギリスは、もうすっかりゾンビが増えてて、大富豪や貴族の子女は日本で、その下のクラスは中国で、ゾンビから身を守るための武術を見に付けるのが流行りというかたしなみになっている世界。本当はこの時代、フランスを始めとする大陸留学が両家の淑女のたしなみだったはずだが。まして、日本まで行くのが大変だったろうに。鎖国だろうに、どうやって?と、思う。ゾンビ(疫病)に感染してるのは、イギリスだけらしい。多分。



この頃だから良家に嫁に行くのが、生きていく術だった5人姉妹。通常の世界なら、姉妹で刺繍をしながら、ペチャペチャお喋りしてるんだろうが、それが武器の手入れや格闘の練習になる。でも、やっぱり嫁にも行かねばならないし、そのため、舞踏会や彼氏のお屋敷に出かけようとするとゾンビに襲われる。大変だ。



ゾンビになった○○家の子供達とかの、○○家って、きっと原作に出てくるんだろうなあ、とか、このシーンはきっと原作のパロディになっていうんだろうなあなど、勝手に想像して観てました。



基本、恋愛映画なので、主人公2人は、一目で恋に落ちてるのに、悶々としながら、お互いの気の強さでうまく表現ができず。まあ、可愛い事。私、ダーシーの顔や性格、嫌いじゃないです。結構、2人のそんなやりとりをキュンキュンしながら、楽しんでました。



ゾンビは、ただ馬鹿みたいに「脳ミソ~」と言って、両手伸ばして膝曲げないで歩いてくるんじゃないんだよ。頭いいし、顔に若干傷があるだけで、見た目もそんなに崩れてないし。リーダーいて、統率されてるというか、これから統率されてかなりの勢力になりそうだ。

ただ、あの山高帽を被って仮面を付けた、ゾンビ応援四銃士の存在が分からない。「高慢と偏見」に出てくるんだろうか? あと、アイパッチしたレディー・ガガみたいな女はなんなんだ? 女王でもないし。自由の女神のような・・・。これも「高慢と偏見」に出てくるんだろうか?



とにかく、すごい真面目に18世紀のイギリスの世界観を作ってるゾンビ映画だ。登場人物もすごいぞ。主人公のエリザベスは、ウエストの細い「シンデレラ」の女優さんだ。美人の長女・ジェインは「ダーク・シャドウ」でジョニー・デップの永遠の恋人だ。コリンズを演じたマット・スミスもこれからもっとでてきそうだ。

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『世界遺産「熊野那智大社・熊野古道」と伊勢神宮 南紀勝浦温泉・ホテル浦島「忘帰洞」2日間』その5

2016-10-06 22:21:17 | 旅行記・関西
9月26日 月曜日 その3

九十九里浜のような海を眺めながらバスは昨日の道を戻る。時間が余ったのか、予定表にない鬼ヶ城を見学!ラッキー!

鬼ヶ城

何がうれしいって、青い空だ! ずっーと雨だったんだ。灰色の空ばっかり。そして青い海!


ふうん、まとめて世界遺産なんだあ。







ただ、台風11号の被害でここから先には行けないのよん。





気持ち良かったあ! 私はやっぱり海派だね

ちょっと離れた場所にある、獅子ケ岩↓は車窓からだった。


この後、OPとして購入したお弁当をバスの中で食べる。



もちろん完食!

バスはそれから豊橋駅へ。豊橋駅で1時間半近く時間があったけど、お腹は空いてないので喫茶店で休憩。新幹線のこだまに乗ってから、ビールと弁当を食す。

しかし、来月には79歳になる母、よく歩いたなあ。



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『世界遺産「熊野那智大社・熊野古道」と伊勢神宮 南紀勝浦温泉・ホテル浦島「忘帰洞」2日間』その4

2016-10-04 22:38:43 | 旅行記・関西
9月26日 月曜日 その2

熊野那智大社&那智山青岸渡寺

バスでちょっと移動して、熊野那智大社の駐車場へ。ここから階段を登る! バス集合は1時間半後。

熊野那智大社の表参道


やっと、鳥居。ここを右に行くと、隣接してる那智山青岸渡寺の山門。


途中の、トイレがある踊り場(?)にある「神馬」の社の中の神馬。

色がきれいだ。これは、色彩的に期待大だ。

さらに登る。これが最後の階段。


着いたあ! まず、見晴らし台で見降ろしてみる。


神社! 朱色が可愛い!


熊野のシンボル、八咫烏。


大クスの胎内くぐり。もちろん、くぐってみた。




隣接する那智山青岸渡寺。ここは、彩色がなく日本人好みの渋い寺。でも、屋根の下などは色が残っている。


那智の滝を望む、写真ポイント。


飽き足らず、奥に進んで見る。そしたらあった。写真で良くみる場所だ。

このお寺もじっくり見て歩いたら、おもしろかったんだろうなあ。でも集合時間あるし。

階段を降りる時は早かった。20分かからず駐車場に着いた。

熊野古道:大門坂


雰囲気を味わうため、途中から大門坂の駐車場まで下ってみた。苔むしてたので、皆さん、よくすべってた。


途中の夫婦杉。




駐車場に近づくと、普通のアスファルトの道になる。


駐車場にあった、モニュメント。そうかあ、日本のサッカーのマークって、八咫烏だったのか。


この駐車場に自動車を停めて、歩いて那智大社や滝に行く人もいた。
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『世界遺産「熊野那智大社・熊野古道」と伊勢神宮 南紀勝浦温泉・ホテル浦島「忘帰洞」2日間』その3

2016-10-03 22:01:39 | 旅行記・関西
9月26日 月曜日 その1

船に乗って、バス乗り場へ。8時出発予定だったが、団体客のバスが多くて船着き場で少々待たされる。

他のツアーの関西弁のバスガイドさんに挨拶されたので「おはようございます」と返したら、「やっとやあ。東京のお客さんは、話しかけても無視やからあ。」と言われる。なるほど。

月曜日はここら辺を見学!



那智の滝

「熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くから人々の畏敬を集めてきた那智の滝は、「一の滝」とも呼ばれ日本三大名滝の一つです。落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの落差日本一の名瀑」だそうだ。

駐車場から鳥居をくぐり、石の階段を降りるんだが、歴史ある階段なので、皆結構手すりが頼り。

あっ、見えた!


華厳の滝と似てる。信仰心がないので、単なる滝見物の私。


300円払って、上(お瀧拝所)まで行ってみる。78歳の母親には下で待つように行ったが付いてきた。結構な石段なのに。元気だな。

お瀧拝所から飛瀧神社の社務所を望む。


滝の飛沫を浴びる!

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『世界遺産「熊野那智大社・熊野古道」と伊勢神宮 南紀勝浦温泉・ホテル浦島「忘帰洞」2日間』その2

2016-10-02 19:39:01 | 旅行記・関西
9月25日 日曜日

バスは伊勢神宮を出発して、途中休憩をはさみながら、南下。


途中九十九里浜かと思う位、でも誰もいない砂浜が続く。


熊野速玉大社

午後4時過ぎ到着。小さいけれど、ペンキ塗り立てで可愛い!









やっぱ、色があった方がいいね! 日本の古い建築物の、茶色の地味な感じは単に塗料が禿げただけだもんね。こっちが本当の色だもんね。

すぐそばに、佐藤春夫の記念館もあった。

ホテル浦島宿泊

勝浦港から、船でわたる。結構、混んでいて、港で20分位またされた。


かなりの大型ホテルだ。団体客もいっぱい収納!



とにかく広い! 風呂やレストランまで歩くと、5分以上だ。夜はホテルから出られないから、ラーメン屋や居酒屋なども全部ホテル内。

部屋はこんな感じ。


このホテルの名物は洞窟風呂!
夕食前、夕食後、翌日の朝食前の3回、全て違う風呂に入った。あんなに宿泊客がいるのに、あんまり混んでなかった。適度に客が分散するみたい。







確かに、温泉につかりながら、砕ける波とその音が楽しめるなんて、極楽!
但し、かなり硫黄分が強いので、体が自他の風呂に入るまで硫黄の香りがした。

お風呂のスタンプラリーをやっていたので、参加! 景品はこれです。


食事は、夕食・朝食共バイキング。マグロは、生です。冷凍してない、マグロの解体ショーもやってた。

関西弁のおばちゃんの声が響く。関東じゃないと思い知らされる。
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