落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ポラロイド」

2019-07-27 12:24:34 | 映画
チャイルド・プレイ」のラース・クレヴバーグ監督の、2017年製作の映画。「チャイルド・プレイ」公開記念公開かな?



「チャイルド・プレイ」のベチャベチャの殺人シーンなどは一切なく、血も床の上に点々とか布に少しついてる程度で、殺されるモロのシーンも死体も映らない。ポラロイド悪霊は、6人殺してててチャッキーより多いのに。ポラロイド悪霊のCGにお金がかかって、メイクや小道具のお金に回らなかったのか・・・。



ストーリーは単純だけど、良くまとまってて、保安官の件は一応ひねりも入れている。保安官は、X-ファイルのスキナー副長官なんだが、太り過ぎてて面影なしだった。主人公の女の子も、哀しい過去をバネにして、友人と自分を守るために立ち向かう。友人達も皆いい奴だ。死んじゃう人に同情できる。健康的な高校生ホラーで、まあまあサクッと楽しめる88分でした。

しかし、なんで、最初の方の被害者たちはデカい一軒家に電気もつけないでいて、「ハロー」「ハロー」と呼びかけながら、ポラロイド悪霊に向かっていくのか。電気つければいいじゃん。人がいる場所に逃げればいいじゃん。



ポラロイド悪霊は、ポラロイドなのに、写真が趣味だった関係で写真の現像にあってはならない、熱と明るさに弱い。
しかし、アメリカは間接照明が主流なので、ポラロイド悪霊は小さい明かりは消せるので、やってくる。
日本なら、照明は明るいし、部屋は狭いからなあ。ポラロイド悪霊もウロウロできないなあ。



続編を作ろうと思えば作れる終わり方だったけど、ないな。
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「チャイルド・プレイ」

2019-07-24 23:05:27 | 映画
↓これは、写真写りの良いチャッキー。実際は全然可愛くない! 

声を当ててるマーク・ハミルの、今の姿に似せているのかと思う位、おっさん臭い。
なんで、昔アメリカで流行ったキャベツ人形↓といい、このチャッキーといい、バディ人形の第2弾の人間もテディ・ベアも皆可愛くないんだ?

アメリカ人の感覚が分からん。
前のチャッキーはもっと可愛かったのに。



そして、子供が主人公で、ブラック・ユーモアで笑えるけど、しっかりR15+。意外と殺し方はグロい。ベチャベチャしてる。
「悪魔のいけにえ」をリスペクトしているらしい。
子供が主人公なのに、このベチャベチャ感、悪趣味だなあ。



「悪魔のいけにえ」ベースで笑わせるんだが、登場人物は刑事親子以外嫌な奴だ。主人子の男もねえ。その友人達も、友情なのか、とりあえず共通の敵に立ち向かっている間の共同意識なのか。低所得層の住む町が舞台だからか、なんだだかなあ。お母さんもチャッキーを手に入れる過程もなあ。でも、しょうがないのかなあ。



つまらなくはないけど、ドキドキはしないし、殺し方を笑っていいのか、気の毒な刑事のお母さんを悲しんでいいのか・・・。



それに、チャッキー、AI搭載で同じメーカーの電化製品を全て操れるのだがら、「ターミネーター」のスカイネットにもなれる力があるのに。
原動力が、ベトナムのホームレスの怨念だがら、この程度でやめちゃのか?
その割には、CG全盛の映画界で、チャッキーの動きがまるっきりの人形。わざとかな。
それにしては、上手に皮をはがしてたなあ。
機械が操れるから、ドリーンを殺した後、遠路遥々帰ってこれたに違いない。
全体的にチャッキーの動きが変だ。そして、目が赤くなると悪さをするという分かり易さ。


多分、京アニの事件の後だから、ホラーが楽しめない。
ホラーは平和だから楽しめるんだ。
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「ハッピー・デス・デイ 2U」

2019-07-20 22:59:06 | 映画
ハッピー・デス・デイ」の続編。
続けて公開です。



ホラー要素はなくなって、一応ベビーマスクの殺人鬼は出てくるけど、爽やかで力強い青春SF映画になっていた。もう、どうなるか分からなくて目が離せない。

そうかあ、カーターはツリーにとってパラレルワールドでもお互い惹かれあるような“運命の人”だったんだ。いいなあ、運命の人に巡り会えて・・・。うらやましい。


ループの原因は解明されたけど、最初のベビーマスクの正体は・・・? いったいどこの世界(パラレルワールド)からやってきたんだ?
と疑問が残るが、まあ、いいや。



前作の出演者が皆大活躍だ。まさか、1作目に出演した後の2作目に、死んだはずの出演者含め、こんなに大活躍するとは思わなかっただろう。
ライアンももちろん、お父さんもお母さんもいい味出してるし。ロリもダニエルも、教授もねえ。



表情豊かで、ますます人間的に成長して、力強くなっていったツリー。今回の字幕では「前は11回死んだ」と言ってたが、前作では16回だと思ったが・・・。
もうラストは、完全にSFで。ダニエルは気の毒だが。
うん、いい青春映画だ。



で、私、悪夢のループは体験した事があるんだよね。
もう、30年位前の、20代後半かな?
アパートの外階段、鉄製で、昇ると音がする階段。そこを昇って、2階の彼氏の部屋へ。そこで、実はその彼氏には女がいて、私は畳の上であおむけになってて、その女(色黒でアイシャドウ緑)に首を絞められる。彼氏は、窓に腰掛け(昔のアパートによくあった、腰高窓より低くて、腰掛けられるタイプ)手摺に手をかけ、外を見ながら煙草をくわえて知らんふり。苦しい私が何か反撃の武器がないか辺りを見回すと、なぜか(夢だから)手の届くところに錐が転がっている。それを手を伸ばして掴んで、女の頬を刺すんだが、手にその感触(突き刺すまで一瞬皮膚を刺す手ごたえがあるんだが、その後はスッと刺さるという)があって2~3回刺すんだが、女は笑いながらさらに私の首を絞める。ので、やりたくないけど、目を刺そうかなあと思う所で、目が覚める。
ああっ、びっくりした、夢だったんだ。あっ、いけない。私出かけなきゃ!
と、また、鉄の階段をトントンと昇って男の部屋へ。

2回目で、(あっ!また繰り返してる、目を覚まさないと)
3回目で、(こりゃ、本当に目を覚まさなければマズイぞ)と、本当に起きた。当時からホラー好きだったけど、さすがに自分でびっくりしたわい。
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大きな鉄はカッコいい

2019-07-13 23:37:49 | まち歩き・神奈川

夜、歩いてたら。大きい鉄(重機とか)はやっぱり素敵だ。
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「ハッピー・デス・デイ」

2019-07-10 20:42:45 | 映画
あらっ、楽しい! 一応ホラーなんだけどね。

自分の誕生日に殺されてしまう、嫌な性格の女子大生が殺されるとその日の朝に戻って目を覚ます。16回、体験したらしい。
大学の何かのスポーツの応援マスコットのマスクを被った犯人捜しに奔走し、出し抜こうとしたり。
よし!犯人から逃れて、今日が終わる!と思ったら、まさかの・・・。



自分の性格の悪さや付き合うグループにも嫌気がさして、やり直そうとしたり。

主人公のツリーが、負けずに戦うし、どうせ今日はリセットされるから全裸で歩いたりと、バイタリティ溢れてて、表情もコロコロ変わるので、ジャンルとしてはホラー映画なんだが、楽しいし、元気が出る。
突っ込みどころもあるけど、そんなの全然気にならない。だって、ホラーでコメディだよ。乗ったもん勝ちさ。



犯人もそれらしいのが現れたり、でも、ああっ、こいつだったのかと。最後もきれいにまとめてるし。
お父さんとの和解とか、この人の子供を産みたい!という彼氏が現れたり。家族愛とか、ピュアな愛とか。



ツリーを演じた、ジェシカ・ロースは「ラ・ラ・ランド」でミアのクラスメートで、今年32歳。映画公開は2017年だから撮影時はかろうじて20代かあ。でも、可愛いからいいや。

犯人の気持ちも分かる。私はそっち側だしさ。イラつくよな。

エンドロール後は、今週金曜日からの続編の「ハッピー・デス・デイ 2U 」の予告編が流れる。配給会社は2本セットで買ったのか?
まあ、続けて見られるのはいい事だ。

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「きみと、波にのれたら」

2019-07-07 15:33:37 | 映画
タダ券をいただいたので、アラカンおばさん2人で観に行った。10代・20代対象のデート映画を。



飽きずに観られたよ。前半の初めて男ができての楽しい毎日。そうそう、今はこんな私達にもあんな時代はあったよねえ。
二人で、何もしても、何を話しても、うれしくて楽しくてさあ。

彼氏の港君が、女にとっていい男でさあ。小さい頃から自分に一途で、真面目で、正義感が強くて、無駄にお喋りでなくて、でも、ほんわか明るくて。料理も上手で、デートの手際も良くて。おまけに公務員だし。

港君が霊として出てくるのも、なんか納得。別にいいじゃん。
ただ、歌がねえ。その歌を歌うと水の中に港君の霊が現れるんだが、その歌が全く心に響かない、むしろ変な歌。
今、TVでCFを入れてる「天気の子」の歌の方が、よっぽど心に残る。

後半、クライマックスが近づくと、おかしくなってくる。
ひな子、なんであんな立派な部屋に引っ越せるんだ?
誰が金を出してるんだ?
放火魔の奴らが、またケロッとして同じ事をしようとするんだが、千葉県警、それでいいのか?
隣のマンションの複数軒のベランダを燃やした時点で、立派な刑事事件だろ。
まして、花火師の方にも失礼だ。保管が甘いのか?
で、最後のあの事件だ。立派な事件だ。
動画を撮ってる場合じゃないだろ。もう子供じゃないんだから、ひな子も洋子も警察に任せろ。冷静な判断をしたまえ。

この馬鹿放火魔男女も、港君の死因の原因となる水上バイクの奴らも、厳罰に処するべきだ。
港君が成仏して終わりじゃなくて、なんか、こいつ等に天罰を与える別の映画が観たかった。

ああっ、やっぱり、アラカンおばさんに、デート映画は無理かあ。

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「大塚国際美術館と鳴門の渦潮」1泊2日 その2

2019-07-06 19:43:45 | 旅行記・瀬戸内海
6月19日 水曜日

帰りの飛行機は17:30なのと渦の巻く時間を考慮して、当初の予定「渦の道」→大塚国際美術館風呂3時間を、美術館4時間→「渦の道」に変更! 美術館4時間!と思ったけど、なんと時間が足りなくて1Fと2Fには行けなかった。
朝も風呂に入って、ゆっくりバイキングの朝食。そして、ゆったりの9時30分出発。

大塚国際美術館(9:35~14:00)

 
バスだと5分位で到着。左は大塚製薬の保養所らしい。右が美術館の入り口で、山の中全体が美術館になっている。
凄いな、大塚製薬。今を去る事、40年前の私が大学生だったころ。所属していたサークルの、学祭のスポンサーに毎年大塚製薬が付いてくれて、物品提供をしていただきました。ポカリスエットとかカロリーメイトとかの発売時。その頃から太っ腹だったんだ。

建物に入ると長いエレベーターを昇って、地下3階に到着。ここに紅白で米津玄師が歌ったシスティーナ礼拝堂の現物がある。団体の特権で、専属の説明員の方が付いて1時間一緒に歩く。フリーで来た人が、地図を見ながら「ここはどこだ?」という感じで何度も歩いてたので、説明があった方が1時間で全体像がつかめるし、やっぱりありがたい。B3からB1まで説明を受けながら歩いて、その後フリータタイム。

地下3階 古代&中世

システィーナ―礼拝堂。私がヴァチカンに行った時は、修復作業が終わった後で、満員電車みたいに混んでいたけど、ここではゆったり見られた。


古代ローマのモザイク画のコーナー。


イタリアのパドヴァにある礼拝堂スクロヴェーニ礼拝堂。存在を知らなかった・・・。


貝殻のヴィーナス。ポンペイでは見落としたような・・・。

ってか、この他にエル・グレコのスペインのドーニャ・マリア・デ・アラゴン学院の祭壇衝立の復元やらあってのワンフロア。四国でないと建設できない美術館だ。

地下2階 ルネサンス&バロック


 
一つの部屋の対峙する壁に、最後の晩餐の修復前と修復後がある。復元陶板だからこそできる企画だ。しかもペタペタ触れる。真ん中の椅子に座って、目の高さで楽しめる。


ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」も、ルーブル版とナショナル・ギャラリー版を慣れべて展示。ここならではの企画だ。うれしい。


ヴェロッキオの「キリストの洗礼」の、ダ・ヴィンチの天使もアップで写真が撮れちゃうし!




モネの池を見ながら食べられる「Cafe de Giverny」で、ランチ。ランチメニューの種類は少なかったけど、さすが平日。空いてたんで、ケーキも食べて、ビールも飲んだ。

このフロアには、他にはルーベンス、ベラスケス、ムリーリョ、レンブランド、フェルメールなどなど。

地下1階 バロック&近代

焼失した絵画の復元を含めて、ゴッホのひまわり6点を全て展示。

↑これが、焼失したひまわりの復元。


プラド美術館で団体ツアーでの見学だったため、とばされたゴヤの黒い絵シリーズが、黒い部屋で3部屋で再現されてて、私は大興奮!
なるほど、こんな展示方法があるんだ! 楽しい!



 
うーん、私、結構本物観てるなあ。ミレイの「オフィーリア」は、ロンドンのテート・ギャラリーにわざわざ観に行ったのに、貸出中で観られなかった。ここで観られたわい。

この後、1階と2階は諦め、ショップに行ったり(私は何も買わなかったけど)したら、もう、集合時間だった。
結構歩いた割には疲れずに、母もケロッとしてた。
ここは1日中いられるなあ。原寸大で写真撮り放題だし。企画展示も楽しいし、いろいろ復習できるし。

渦の道 14:20~13:20

途中の土産物屋のバスに乗り換えて、鳴門大橋の道路下の歩道、「渦の道」へ。
見どころのスペースまで結構歩くんだが、高所恐怖症の私にはちょっと辛かった。
 


おおっ、結構ぐるぐるしてる。おまけにこの日は良く晴れたので、海の色もきれい。

 
やっぱり、船の方が楽しそうだなあ。なんで、訓練船の帆船にっぽん丸がここに?と驚いたら、淡路島がわの渦潮観光船として就航しているらしい。
最初は訓練船が操舵不能で橋に突っ込んでくるのかと、マジで思ったわい。

この後、徳島空港に16:00着。空港で母は「徳島ラーメン」私は「渦潮ラーメン」を食べる。

ゆったりしてて、メインの大塚国際美術館もたっぷり楽しめて、これで3万円はお得だった。
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