10月3日 木曜日 その2
Ⅰ.伊予鉄市内電車(路面電車)
09:30に「ふなや」さんを徒歩で出発して、道後温泉駅から路面電車に乗車。
ポツポツ雨が降ってきたら、運転手さんがフロントワイパーを手動(ツマミみたいのを左右に動かす)で動かしていた! 一番前に乗った甲斐があった。
賑やかな大街道駅で下車して、松山城のロープウェイ乗り場東雲口へ徒歩で移動。
Ⅱ.松山城
ロープウェイを降りて松山城の天守閣を私達は目指す。ツアー客の中には目指さない人もいるので、再集合はロープウェイ乗り場東雲口駅舎。
松山城は現存天守12のうちの一つなんだが、「いろいろ昔から修繕しちゃったからねえ。国宝への指定は難しいのよ。」と説明してくれたバスガイドさんは言っていた。クレタ島のクノッソス宮殿を思い出した。
道後温泉にもあったなあ。横の石碑は「石」ではなくてプラスチック。バスガイドさんが叩いて教えてくれた。
②石垣
おおっ!いきなりの石垣。緑色の見える。青石なのかな。
坂道を登っていると、遠くに天守閣が見えてきた。
そして、ここを抜けると大手の広場。
↓ 「よしあきくん」の人形が迎えてくれる。
③天守閣
あまり時間がないので、とっとと登る。
↓ 天守閣からの眺め
登る時は矢印に従って、いろいろ見るようになってたが、降りる時は一気に降りれた。
Ⅲ.ランチ
ロープウェイ東雲口駅舎からちょっと歩いて観光バスへ。そしてすぐ近くの「瀬戸内海風仏蘭西料理 門田」さんへ。最後のランチはフランス料理。
和食も美味しいけど、洋食もたまにはありがたい。ここはパンも美味しかった。
↓ バス移動の時に、「ここはよく当たるんですよ」とバスガイドさんに説明される。
そしたら、ツアー客の中に、ランチを早目に切り上げて買いに行っている人がいた。凄い!
Ⅳ.萬翠荘
行く前は(洋風建築かあ。今まで散々見た事あるし。)なんて思って、近づいてみたら「城」じゃん。
↑ 建物は大きいので、「坂の上の雲ミュージアム」から見ると全体が撮影できる。
近くで撮るとこんな感じ。
「萬翠荘は、大正11年(1922年)旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が、別邸として建設したものです。
陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった伯爵好みの純フランス風の建物は、当時最高の社交の場として各界名士が集まり、皇族方がご来県の際は、必ず立ち寄られたところであります。また、裕仁親王(後の昭和天皇)の松山訪問に合わせ、完成を急がせたとも伝えられております。萬翠荘は戦禍を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として、昭和60年(1985年)に愛媛県指定有形文化財となりました。」
松山というか愛媛県って空襲の被害にあまりあってないから、町並みや建物が結構残っているんだなあ。まあ、全くあってないわけではないらしいが。
近くにあった、赤いネオンが目立つ「漱石珈琲館」
Ⅴ.坂の上の雲ミュージアム
工事中の場所は図書館になる予定だそうだ。
司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」とNHKのテレビドラマだけでのミュージアム。「21世紀のまちづくり」という構想があって、その中核施設らしいが。
私は小説も読んでなければドラマも見てないから展示物にもあまり興味が持てず。安藤忠雄が設計したという真ん中吹き抜けの三角形の建物は、ミュージアムとしては広い展示室が確保できない構造だし。どんな政治的やりとりがあって、完成したミュージアムなんだろうか?
最後に訪れた場所としては、不思議な場所だった。
この後、バスで松山空港に向かい、17:15発の飛行機で羽田空港18:50着。
愛媛堪能の、2泊3日だった。