天職に巡り合えた、人間としてクズ野郎の話だ。
皆(この仕事以外に本当は別の、自分に合った職業があるんじゃないだろうか?)と思って働いてるのに、この最低野郎はビッタシ天職に巡りあえて、成功の階段を登って行く。屍を踏みつけながら。ある意味、羨ましいよね。
そんなストーリーより、カメラワークというのか、映像が凄くて。ロバート・エルスウィットいう人が撮影監督なんだって。2007年の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で、アカデミー撮影賞を受賞しているそうだ。おおっ、彼の撮影した映画、半分位見てるな。
最近の映画には珍しく、IMAXの事もテレビ放映の事も考えてないような思いっきり横長サイズだ。オープニング、ロスの夜景から始まるんだが、バスや鉄道など、思いっきり"幅"の広い映像が続く。もう、このオープニングですごいな!と。
私、映画の座席は前の方が好きなんだが、この映画は首を左右に振らないと画面全部が見えないんだよ。
昼間のシーン、右側にはライバルの車、左側には主人公の車。うまいねえ、これで主人公がライバルを蹴落とすために何をしたのかを上手に描いてるし。
ラストシーン、Y字型の道路の左右にバンが走り去って行くまで、ずっと"幅"をうまく使ってるんだよん。
ストーリーは確かに、清々しい程のカス野郎が、ネットの知識だけでのし上がっていくので面白いけど、もっとズーンと来る恐さがあっても良いんじゃないの?と思った。そしたら、傑作だったのに。
ジェイク・ギレンホールは、作品選び過ぎ、もっと普通の映画に出た方がいいんじゃないの?と思うほどの名演。レネ・ルッソも最近では一番の、年齢に合った良い役だ。マイティ・ソーのお母さん役だけじゃ、本当にもったいないので、良かった。
なかなか、映画らしい映画だった。
皆(この仕事以外に本当は別の、自分に合った職業があるんじゃないだろうか?)と思って働いてるのに、この最低野郎はビッタシ天職に巡りあえて、成功の階段を登って行く。屍を踏みつけながら。ある意味、羨ましいよね。
そんなストーリーより、カメラワークというのか、映像が凄くて。ロバート・エルスウィットいう人が撮影監督なんだって。2007年の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で、アカデミー撮影賞を受賞しているそうだ。おおっ、彼の撮影した映画、半分位見てるな。
最近の映画には珍しく、IMAXの事もテレビ放映の事も考えてないような思いっきり横長サイズだ。オープニング、ロスの夜景から始まるんだが、バスや鉄道など、思いっきり"幅"の広い映像が続く。もう、このオープニングですごいな!と。
私、映画の座席は前の方が好きなんだが、この映画は首を左右に振らないと画面全部が見えないんだよ。
昼間のシーン、右側にはライバルの車、左側には主人公の車。うまいねえ、これで主人公がライバルを蹴落とすために何をしたのかを上手に描いてるし。
ラストシーン、Y字型の道路の左右にバンが走り去って行くまで、ずっと"幅"をうまく使ってるんだよん。
ストーリーは確かに、清々しい程のカス野郎が、ネットの知識だけでのし上がっていくので面白いけど、もっとズーンと来る恐さがあっても良いんじゃないの?と思った。そしたら、傑作だったのに。
ジェイク・ギレンホールは、作品選び過ぎ、もっと普通の映画に出た方がいいんじゃないの?と思うほどの名演。レネ・ルッソも最近では一番の、年齢に合った良い役だ。マイティ・ソーのお母さん役だけじゃ、本当にもったいないので、良かった。
なかなか、映画らしい映画だった。