落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

成子天満宮

2015-04-28 20:56:24 | まち歩き・東京
仕事で西新宿へ。






高層ビルの谷間に、ピカピカの赤が可愛い、真新しい神社があった。

見事な程、マンションやオフィスビルの中で、境内をなんとか保ち神楽殿まである不思議な作り。



もちろん歴史はある。



思わず参拝しちゃったよん「成子天満宮



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「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

2015-04-23 22:12:03 | 映画
アカデミー賞作品賞獲ったけど、あんまり面白くないと評判だ。



で、観終わった感想は 「ダーレン・アロフレスキー監督のミッキー・ローク主演『レスラー』と全く同じじゃん。」 



昔はプロとして人気者だった。現在は落ちぶれてるけど、それでもチヤホヤしてくれる人もいる。で、若い時に天狗になって家族をないがしろにしたから、娘とはうまく行ってない。再起を図るが・・・。ラストも同じで、ただ「レスラ―」としてか「バードマン」なるかの差だけじゃん。



ええっ!だったら、「レスラー」がアカデミー賞でも良かったじゃん。

まあ、「レスラー」よりブラック・コメディだけど。コメディっても、声出して笑う訳じゃないけど。



カメラも出演者を追いかけて、ワンカットように動くのも一緒。ただ、「レスラー」の場合は控室からリングに向かう際ミッキー・ロークの後頭部ばかり写してたけど、「バードマン」は楽屋の廊下から出演者の先回りをしたり、建物の中から出て、空を写したりなど動きがさらにアップ。楽屋でのシーンでは、カメラが出演者の回りを動くので、鏡にカメラが映るかも?と、ドキドキして観ちゃったよ。もちろん、そんなダサさはなかったけど。



それに、マイケル・キートンって、私にとって「バッドマン」ではなく「ビートル・ジュース」だし。

エマ・ストーン、目がでかい。



観てる時は気が付かなかったが、マイケル・キートン演じるリーガンのプロジューサー兼弁護士のジェイクが、「ハング・オーバー」シリーズのアランだった。びっくり! 真面目で普通の人に見えた。

面白かったのは、ブロードウェイVSハリウッドの構図と、実際の映画スターの名前がボンボン出てくる小ネタ。あと、ハッチャけたエドワード・ノートン! マイケル・キートンのブリーフ姿より、強烈だぜ。
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ソロモンの偽証 後篇・裁判

2015-04-19 09:25:34 | 映画
予想通り、「14歳・中学生」の中途半端な子供の話だった。



ストーリーがどうなるかの興味と映画館だったから最後まで取りあえず観たけど。
正面から真っ直ぐに中学生をとらえるカメラにも段々飽きてきて。



柏木君、嫌な奴だなあ。周りの人(生徒と担任の先生)は彼に傷つけられるばかりで、彼が嫌な奴だからと見切らない。先生含めて子供だからなあ、30歳過ぎるときっぱり関わらないようできるのに。偽善者でかまってちゃんは柏木君なんだから。



だから神原君、あれで君は正解なんだよ。たまにニュースであるでしょ。友人から自殺を相談された中学生が止めきれなくて、一緒に飛びおりてしまう事件が。冷たいようだが、しょうがないんだよ。



で、あの裁判を通じて、関わった皆さんはスッキリしたみたいだねえ。そして「伝説」になったらしいし。ふうん、そうかあ? まあ、変な噂の真実は確かに明らかになったけど。そして、藤野京子と神原君は言いたい事が言えて、スッキリしただろうが。

やっぱり、尾野真千子のドヤ顔が気に食わん。



あと、黒木華の先生、キャラが際立ってたが、1人暮らしで相手を確認もせず、いきなりドアを開けたらダメでしょう。普通、いきなり開けないよなあ。
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ジュピター

2015-04-15 21:26:09 | 映画
IMAX、3Dで鑑賞。いやあ、大正解!「ファイナル・デッドブリッチ」以来、IMAXの3Dがすごい!と思った。
最初のシカゴの上空のチェイスシーンで、酔いそうになったし、避けたし。
とにかく、映像は良かった。



そしてストーリーは、評判悪いけど、女の子のためのとっても楽しいB級SF映画だよん。



だって、トイレ掃除に明け暮れて「もう、こんな人生嫌だ!」と言ってたら、ある日突然、本当は自分はすごい身分で宇宙人の「陛下」で、おまけにイケメンの狼男君が御姫様抱っこしてくれて、自分を命がけで守ってくれるんだぜ。



サラ・コナーのカイルみたいに過酷な運命だけ残して死んじゃうとか、マイティ・ソーみたに自分をほったらかして宇宙に行っちゃう訳でもなく、ラブラブでシカゴの上空をランデブーだぜ。死語か?ランデブーは。
「My Majesty」って、彼氏に傅かれるなんて、女子全員の夢だ!
どんな危険な目にあっても、自分はすり傷一つ負わずにきれいなままだし。なんて、御姫様の自分に都合がいいんだ!
もう、女子はミラ・クニスになりきって鑑賞しましょう。



だから、あまりにも編集がズタズタで、唐突にシーンが変わったり、話が飛んでもいいじゃないか!
ショーン・ビーンが、異星人感ゼロで、どう見ても地球の傭兵やエージェントという役にしか見えなくてもいいじゃん。
兄弟対決のはずなのに、途中で残りの二人が出てこなくなるけど、まあ、頑張る長男エディ・レッドメインの熱演を認めていい事にしよう。宇宙人達がスター・ウォーズの宇宙人と良く似てても我慢しよう。兄弟達の国もスターウォーズに似てたけど、まあ、そんなもんだろう。



ウォシャウスキーの前作「クラウド・アトラス」より、よっぽど単純で楽しめる。

字幕、最初のAlienは、「外国人」でいいやろ。
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「博士と彼女のセオリー」

2015-04-12 17:39:31 | 映画
ユーモアもあり、友人も多く、異「性」に興味もある天才だと、人生はこうなるのか・・・。と「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を見た後では比べてしまう。



難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)には侵されているけど。それに、アラン・チューリングの時とは時代も違うしなあ。エルトン・ジョンもすでにデビューしてるし。

うまい具合に、それぞれ配偶者が現われて、時間的にうまく引き継ぎができて、本当に良かったよなあ。
ホーキング博士が再婚したのは、ニュースで見たもんな。



奥さんのジェーン、車椅子生活で食事と下の世話もしなければいけない旦那を持って、子供3人の世話。著名ではあったが、ベストセラーになった『ホーキング、宇宙を語る』の前だから、経済的にも恵まれず・・・。自分の博士号を取って研究したかったのに、その夢も断念して、ずっーと彼を支え続ける。んん~、結婚もできなかった私からみると、本当に偉い。ジョナサンが、オルガンを弾いてくれて本当に良かったよ。



スティーブン・ホーキングを演じた、エディ・レッドメインは、確かにアカデミー賞主演男優賞だ。「レ・ミゼラブル」では、金持ちボンボンで全然魅力がなかったのに、今から考えるとそんな役柄を見事に演じきったいたのか。



体が動かない自分への辛さや僻みや憐れみ。自分やジェーンのために、ジョナサンを引き入れる姑息さ。看護師に魅力と安堵を感じ、ジェーンを手放す決意など、セリフなしだけど分かった。



始めのシーンが何を表わしていたかが、最後に分かって、出会った頃の2人が川岸で手をつなぎながらクルクル回る。
「時間少史」と字幕では訳していたが、まさしく2人の25年の「時間」だったんだねえ。

アカデミー賞の事実シリーズだが、これは見た後に幸せな気持ちになれる。良かった。



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「ソロモンの偽証 前篇・事件」

2015-04-04 19:40:50 | 映画
映画仲間の人がやたら褒めてた。



でもねえ、後編観てかれでないと何とも言えないや。

原作は読んでない。



主人公の藤野京子は、まっすぐ前を見すえる学級委員長そのものだ。やたら真正面からのアップに十分耐えてる。
本編終了後に後編の予告が流れるので、前半で煽った謎がいろいろ解決するらしい。
だから、後編観ないとねえ。最近の日本映画、前・後編多いよね。この映画は来週から後編が始まるが、「寄生獣」はまだ先だ。忘れちゃうよん。



ストーリー的には、中学生が裁判するってのは、どうなんだろう?この年齢になると曖昧なまま終わらせといた方がいいと思う事がいっぱいある。あと「真実」も、関わった人間の立場や感受性に左右されるので、実は「真実」なんてないと思うし。



あと、自殺の場合はねえ。私が学生の時、新聞部に所属していたのだが、2年間で4人位生徒が自殺してマスコミに「あの学校(地元の進学校だったので)はおかしい」なんて書かれて。で、自殺者がまた出た時に新聞部内で「今までは自殺者が出ても『○○さんが亡くなりました。御冥福をお祈りいたします』だけだった。だが、今回は、もちろん外部に発表する必要はないが、学内の新聞には自殺の理由を1行でも入れるべきでは?」となった。で、部の顧問の先生が自殺の理由を新聞部の部員に教えてくれたんだが・・・。その理由は、概要というか、1行でも発表できる内容じゃなかった。自殺した本人も、本当に他に選ぶ道がそれしか見つからなかったんだろう・・・という理由で。
もう、部員の誰も、その件には触れなかったし、私も含め誰も部の外の人間には言ってないと思う。
自殺の場合はそれだけ、重い問題があるから、それを他人が公表するというのは「晒し者」にしてしまう気がする。



永作博美は、上手に中学生のお母さんを演じてたのがすごかった。

あと、ホラー映画好きとしては、自動車や電車に人がぶつかってはねとばされるシーンが上手だった。

感想は、後編を見てからだなあ。

でも、藤野京子が成長した尾野真千子のドヤ顔が、気に食わん。

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「イントゥ・ザ・ウッズ」

2015-04-04 00:26:34 | 映画
ほのぼのディズニー映画と勘違いした観客から評判の悪い映画だ。
なんで勘違いしたんだろう? 予告編でちゃんとミュージカルって言ってたじゃん。



ブロードウェイで上演され、トニー賞を受賞したミュージカルで監督がロブ・マーシャルだせ。
こんなもんだろう。



欧米の感覚での“ウッズ”。人間の、動物としての本能、ダークサイドを増長させるのが「森」だ。そこが、そこだけが舞台だ。だから、シンデレラの舞踏会シーンもなければ、豆の木が届いた巨人の国も出てこないよ。全ては、人間のダークなインナースペースの森での出来事だからさ。



本当のグリム童話もぺローの童話も、本当は「恐い」物語りだよ。ラプンツェルは髪の毛を降ろして毎晩男を塔に招き入れてたどうしようもない好き者だし、シンデレラも王子と結婚した後は継母と義理の姉を殺してたんだよ。映画の方がずっと描き方は甘いよなあ。
パン屋の女将さんも、森の中で不義密通の罪を起こしたので、あの結末になっちゃうんだろうなあ。
「赤ずきんちゃん」の解釈も、ニール・ジョーダンの「狼の血族」を何も前知識もなく映画館で観てしまってしばらくうなされそうなになったほどの衝撃を受けた私としては、(ふーん、なるほど)という感じだし。



小道具としてタールがうまく使われてるのが、トーロンマンとかオールドクロウハン人なんかが好きな私としてうれしいのよ。

ジャックと豆の木の巨人が暴れる後半は、「進撃の巨人」だったな。



森から脱出したラプンツェルと陽気でおバカな王子の弟だけが幸せになるんだろうなあ。楽しそうだったなあ、王子の兄弟。滝で2人で唄るシーンは笑えるよ。

ジャックは、「レ・ミゼラブル」の少年だったのね。パン屋の旦那は「ワン チャンス」のポッツだったんだ。

皆、頑張って唄ってたけど、結構いじってるよ~な気が・・・。



結構深い話で、私は面白かった。
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