12月11日 月曜日 その2
14:30頃ルアンパバーンの街の到着。自動車で1㎞位走って、最後の観光地へ。いや地元の人には宗教の場所です。
モザイクや金箔の絵画が美しい寺院。モザイクに使用している色ガラスは日本の物もあるそうだ。
1560年にラーンサーン王朝のセーターテイラーと王時代に建立されたそうだが、モザイクなどの装飾は1960年代かららしい。
1.本堂
↑ 右の建物が本堂
どの方向から見てもなかなか美しい。壁面は、黒色に金箔。
↓ そして本堂背面には、マイ・トーン(黄金の木)
「かつてこの地に立っていたとされる高さ160mの大木をモチーフとし、仏教に関する物語が色ガラス(鏡の銀色部分に色が付いている)モザイクで描かれている。」
↓ 本堂内部
ここはかなり上部に天井があった。
2.霊柩車庫
「1960年のシーサワンウォン王の葬儀で使用された霊柩車が納められる。霊柩車は黄金の竜をモチーフとしている。」
霊柩車って言っても ↑この龍の台車の事で、その上に乗った後ろの壺が棺桶。棺桶には立った状態で安置したそうだ。
ここの内部壁面は、赤にモザイク画。
3.レッドチャペル(赤堂)
「本堂斜め後ろに位置する小さな祠で、1959年、セーターティラート王によって寝仏が置かれた。祠の外壁は本堂と同様にピンク地のモザイク画で彩られるが、これは1957年にブッタ生誕2500年を記念し施されたものである。」
この窓から顔を出して写真を撮るのが流行りらしい。なので、現地ガイドさんがやたら撮影してくれたんだが。断るのも悪くて一応ポーズをとったが、60歳超えてるからなあ。痛いなあ。
他にも祠やストゥーパなどがいっぱい! 素朴なモザイクの色が可愛い、なかなか華やかな寺院でした。
⑧地元のスーパーマーケット
「旅のしおり」のスケジュールの最期の訪問地。空港に向かうまでの、時間調整なんだろうなあ。朝、寄ったマーケットみたいな感じではなく、しっかりした店舗。日本の感覚のスーパーマーケットだった。
でも、買うもの、ないんだよなあ。お釣りでもらった現地紙幣でジュースが買えたので、外で飲んでた。
なんと、おにぎりが売っていた! 多分、日本で買うのと同じ位の値段。
ベトナムのハノイでは、電線が地中に埋まっていたので、電信柱も電線もなかったのに。ルアンパバーンは、日本の台東区の下町みたいだ。ただ、現地ガイドさんによると(訳が正しいかどうかは分からない)電線よりLANケーブルだと言っていたが・・・。
↑ しっかり育ってね!
この後、ルアンパバーンの空港へ。小さい空港なので一切並ばない。19:15のベトナム航空機で、20:20にハノイ着。
ハノイ空港でパクチーがいっぱい入った、想像通りのバインミーを食す。今回一緒だった、1人参加の客が「パクチーは見るのも嫌だから絶対に食事に出さないでくれ」と旅行会社に電話したせいか、それとも好き嫌いが激しい食材なので旅行会社が最初から気を利かせたのか分からないが、パクチー、食事に一切出なかった。
12月12日 火曜日
00:20ハノイ発→7:00成田着。2時間時差があるので、実際に飛行機に乗っているのは4時間40分。でも、別に疲れないや。短い滞在だけど、有名観光地は全て訪れた充実の旅行だった。
雑感
①ミネラルウォーター
ハノイでももちろん、ラオスでも、やたらペットボトルの水をサービスしてくれる。
ルアンパバーンのドライバーさんは観光地から自動車に戻るとクーラーボックスから冷やした280ml位のペットボトルをどんどんくれる。断わり切れなかったペットボトルを、日本に持ち帰ってしまいました。
②ベトナム戦争時のアメリカ軍の爆撃
Wikipediaなどで、ラオスの項目を見ると「ベトナム戦争に巻き込まれ」とあるが、現地ガイドさんの話によると、ホーチミン・ルートがあったため、かなりアメリカ軍に爆撃されたらしい。現地ガイドさん曰く「ベトナムよりラオスの方が爆撃されている」「先週も当時の不発弾が爆発して死者が出た」と言っていた。ベトナム戦争を知っている世代の私は、ラオスの「ベトナム戦争」にビックリ!!した。
現地ガイドさん、いろいろ教えてくれてありがとう!