2月26日 日曜日
天気が良いので、馬場花木公園へ。
梅が満開!
メジロが10匹以上いた。
↓ これは杏
↓ フキノトウ
↓ ネコヤナギ
で、池にカワセミが1匹いたので、こんな風景。
カワセミ、池に飛び込んで小魚を捕まえて食べる。とまるのは、池から数本生えてる枯れ木。私が公園にいた2時間位ずっと池にいた。
私のカメラのおまけのレンズではこれが精いっぱい。
で、画像を拡大するとこんな感じ。
近所の家族連れや訪れる平和な公園です。
2月26日 日曜日
天気が良いので、馬場花木公園へ。
梅が満開!
メジロが10匹以上いた。
↓ これは杏
↓ フキノトウ
↓ ネコヤナギ
で、池にカワセミが1匹いたので、こんな風景。
カワセミ、池に飛び込んで小魚を捕まえて食べる。とまるのは、池から数本生えてる枯れ木。私が公園にいた2時間位ずっと池にいた。
私のカメラのおまけのレンズではこれが精いっぱい。
で、画像を拡大するとこんな感じ。
近所の家族連れや訪れる平和な公園です。
『セッション』『ラ・ラ・ランド』などのデイミアン・チャゼル監督で、ブラピが出てる。サイレント映画からトーキー映画への転換期が舞台の映画だ。
なのに、全体も長くて、パーティシーンが長くて、汚い(エログロシーンあり)と評判の悪い映画だ。そして、公開2週目から上映回数が少なくなっている。
私は汚いのは平気だし、パーティシーンは『ディア・ハンター』や『ゴットファーザー』シリーズを思い出して覚悟して行った。
そしたらパーティシーンは別に長くなかった。エログロもあんなもんだろう。あの象のウ〇コは、病気で下痢だったのかなあ? 普通はもっと草の繊維質が残っているから、象の排泄物は紙への再利用ができるのになあと。エロはあんなパーティだからなあ。してる人はしてるし、してない人はしてないし。要は個人の分別だ。
ただ、『ラ・ラ・ランド』のあの素晴らしいオープニングを期待して観たら、かなりショックを受けるだろうなあ。
アメリカ人のゲロ好きは、国民性の違いとして置いといて。
1920年代の映画製作の話だから、私はむしろまだるっこい『ラ・ラ・ランド』より楽しく見られてんだが、やはり長い。特にトビー・マグワイアのエピソード(炭鉱跡の謎の施設)から後があなあ。トビー・マグワイアのギャングのシーンはなくてもいいじゃん、と思ってたらエンドロールのexecutive producerにトビー・マグワイアの名前が。じゃあ、削れないか。
ラストは、あれで良かったのかな? 下積から頑張って這い上がったマニーだけでも、ハリウッドの映画産業に携わってて欲しかったのになあ。ブラピ演じるジャックはしょうがないとしても。黒人トランぺッターのシドニー・パーカーだけ、善き人だった。
サイレントからトーキーへの転換の映画と言えば『雨に唄えば』が思い浮かぶ。なので、トーキーはアフレコ主流かと思っていたら、マイクの位置とかあんなに苦労があったんだあと興味深々。サイレントはさっぱり分からないので、台本は特になしで、設定だけ決めて合って後は即興芝居で、編集と字幕の力で映画にしてたんだと大変勉強になりました。
レディ・フェイ・ジューの存在が、字幕係りなのか、パフォーマーなのか良く分からん。あと、デイミアン・チャゼル監督の奥さん演じるルースが監督役で出てるんだが、1920年代にあんなふうな場を仕切れる女監督が存在したんだろうか?
とにかくネリー・ラロイを演じてるマーゴット・ロビーが本当に頑張ってたんだが(映画のキャラ的にはエキセントリック過ぎて、感情移入できるヒロインではない)、アカデミー賞主演女優賞にはノミネートされてないのかあ。あんなにあんな衣装で頑張ってたのに。
2時間半までに編集してたら、私は『ラ・ラ・ランド』より好きだ。
2月22日 水曜日
天気が良いので「2023三浦海岸桜まつり」へ。いつもはほぼ散った3月になってから行っているので、今年は満開の時期。
駅前の河津桜は華やかだ。テントの店舗も楽しそうだ。時間のない人は駅前だけでも楽しいかも。
桜並木
平日なのに人が多い。あっ、私もか。やっぱり国民全員に対する老人の割合が多いんだよなあ。
同じ並木道なのに、葉桜になっている木もあれば、5分咲きの木もある。
小松ヶ池公園
ここも人が多い。
3月より水鳥が少ない。人が多いからかな? 前はカワセミもいたのに。と思ったら一番奥に動かないカワウがいた。
京急の線路にかかる道路からの眺め。
ここ、カメラマンのマナー違反が多いので、カメラマンの滞留防止のため桜と線路が見えないようにカバーがかけられているんだが、負けじと脚立持ち込んでカメラを構えているおじさんがいた。
で、赤色の京急が通るとカメラを構えていた人から「赤かよ~」と失望の声があがるんだが。京急は赤色だろ。青や黄色は京急じゃない!と思う61歳の私。
午後1時半頃、三浦海岸駅に戻って、居酒屋のランチ営業で、マグロの漬け丼を食べたのだが・・・。この店舗だけでなく、他の店舗のランチ営業も、桜まつりのイベントだし、街の活性化につながるから良い事なんだろうけど。昼のランチのやっつけ仕事感と量の少なさが・・・。
なんで、グラスビールと合わせて2,000円払ってるのに、3時間後にお腹が減るんだあ?
サンタクロース版の「ホーム・アローン」という評判だったが、さすがR15+。
うっかりクリスマスシーズンに公開して、善良な老若男女や子供たちが観に行ったら大変だ。セキュリティー&ボディガードも配備した超ゴージャス一家の屋敷に3億ドルの現金を奪うために傭兵6人が侵入し、まず家族以外全員を殺す。「クリスマスイブなのに出勤だ」とつぶやく善良な黒人の門番もあっさり殺される。
それからは、その現場に出くわした、そろそろ現代の子供に嫌気がさして引退を考えている本当のサンタクロースが人質家族の女の子を救うために、傭兵とその仲間達との殺し合いが始まるのだ。
結構、皆さん、ホラー映画並みの死に方です。いい味出してた敵のボス、ジョン・レグイザモ演じるスクルージ―の死に方も、なるほどねえって感じで良かったです。
血の量は多いけど、スプラッターという程ではない。
個人的には、映画「ホーム・アローン」の主役になり切った女の子が、結果殺ってしまうのが面白かった。
映画の出だしはかなり良い。サンタクロースのシステムの説明もあるし、主人公のサンタの現状も描かれるし、そしてやっぱりアメリカ人、ゲロ好きだなあ。
時々、本当のサンタならではの感動的なシーンを盛り込む。ホロッとさせてグロシーンを中和・・・。あまり中和してないか。
サンタクロースの扮装をした人間が殺しまくるのではなく、本物のサンタクロースが、クリスマス・マジックとバイキングだった頃の記憶で、20名以上殺してしまう点は新しいかも。超ゴージャス一家もちゃんとサンタを銃でサポート。
でも、最近の日本も怖いからなあ。昨日も6人もの強盗が夜中に侵入しようとしたニュースがあったし。アメリカの自衛のための銃の所持という観念は無くならないんだろうなあ。
以下、ネタバレ。
最終的に、サンタクロースは、サンタクロースとしてのアイデンティを取り戻し、元気よく残りのプレゼントを配りに行く。が、女の子の両親、今後、大丈夫かあ? 仲良くなったのは吊り橋効果だし。
女の子のお父さんのジェイソン、超ゴージャス一家の中では良い奴かと思っていたら、全然良い奴じゃないじゃん。ジェイソンのお母さんには、逆に良くやったと褒められて、認められてたけど。
で、最大の謎。クリスマス・マジックが使えないジェイソンは、あの大量の札束を、どうやってあそこまで移動させたんだ? 3億ドルは100ドル札が300万枚だぞ。あんだけボディガードや使用人がウロウロしているのに、地下金庫から庭まで、誰にも気が付かれずにどうやって運んだんだ? そこが、うまく描かれてたら、ジェイソンの、筋金入りの悪ぶりがあぶり出されて、深みが増したのに。
結局、やっぱりジェイソンとリンダはうまくいかないんだろうなあ。可哀想な女の子・・・。
「フォーン・ブース」や「セルラー」に並ばないまでも、日本映画がこの手の映画で頑張ってくれるかなあ、と期待して観に行った。
う~ん・・・。ハラハラしないなあ。アイデアは良いのに、人間達が物足りないなあ。
この手の映画だと、矛盾やおかしい所、辻褄が合わない所を観客が突っ込む時間がない程にドンドン攻めないといけないんだが、それはないなあ。
でも及第点はあげよう。優しい私。
マンホールに落ちた主人公がスマホで、電話とSNSで連絡を取り合うだけなので、登場人物は少ない。
主人公は、Hey! Say! JUMPの中島 裕翔なんだが、映画館、あまり人が入ってなかった。そして、人物設定に対して若過ぎる。演技も頑張ってはいるんだが、親友役の永山 絢斗と交代した方が、雰囲気的に合ってるかも・・・。奈緒は声に特徴があり過ぎて、なんか邪魔に感じる。ごめんね。
あと、SNSの怖さ。架空世界での勘違いヒーロー:深淵のプリンスが登場してしまう怖さも描きたかったんだろうけど、う~ん、あの役者だとインパクトないなあ。
以下、ネタばれで。
まあ、根本的におかしいのは、「犯人があんなに面倒な事をしなくてもいいのに」と観客が思ってしまう所だろうなあ。取り合えず、マンホールに落として、警察に電話すれば良かったのに。動かぬ証拠がある訳だし。で、その証拠、いくらたまに水に浸かる場所とはいえ5年であの状態ってありえないだろうに。結末としては警察が来て(行くって言ってたし)、閉められたマンホールのフタの周辺の血痕に気が付いて、全てがバレるんだろうけど。
深淵のプリンスが実は子供だったんだけど、どうやってあのマンホールまでたどりついたんだろう? タクシー? まさか自転車? まあ、行動力はありそうだけど。
主人公の素性が分かってからのシーンも醍醐味がなくてねえ。黒木華はやっぱり上手だった。
2月11日 土曜日
天気が良い日は散歩だ。三殿台(さんとのだい)遺跡に行ってみよう!
横浜市営地下鉄ブルーラインの弘明寺駅下車。で、坂(階段)を20分位登る。
いったい、どうやって家を建てる資材を運んだんだろうか?不思議だ。
あっ、まだ登る・・・。
到着!
ここは縄文~弥生~古墳までずっと住宅地だった場所。うち、各時代の竪穴式住居3軒を再現。それ以外の場所は、各時代の色のついた擬木で住居跡の輪郭を地表面にして表示。
埋め戻す前は、こんな景色だったらしい。(パンフレットより)
で、埋め戻してない場所は体育館みたいな建物を作って保護。外からしか見る事はできない。
復元された竪穴式住居も見学。でもねえ、3,000年の時代差は感じられない。再現は工夫してたけど。
①縄文時代
②弥生時代
③古墳時代
ほら、分かんないでしょ。古墳時代の住居には竈が再現されているけどね。
考古館も見学。
↓ これがびっくり! 土器にはフタがあって、紐で固定していたんだ!
↓ 貝塚(断面図)
高校生の時、初めて貝塚を見た時に、近所の人が味噌汁の貝殻を捨てたようにしか見えなかった。今も、そう見える。
で、そとに出るといきなりの「貝塚跡」。
地下鉄の駅まで行ってから、せっかくなので弘明寺にも行ってみる事にした。
横浜市最古のお寺。
商店街がやたら活気ある。地下鉄の駅ができたのが1972年だから、それまでは自動車やバスで来る人のための門前商店街だったのかなあ。
↑ やたらお寺が推していた身代わり地蔵
七ツ石
「三蔵法師が渡来の際、当山の霊域を感得し、陀羅尼(だらに)を書写して結界を立てた霊石。
尾りょ石と刻してある「尾閭石」や大黒天の袋に似ているので名付けられた「福石」がある。」
香取神宮や鹿島神宮で要石を見た後なので、気になった。
で、お寺の右側の坂を登り京浜急行の弘明寺駅から帰った。
168分ある。信長の生涯でだいたい何があったのかは、日本人なら了承済。だから、どう脚色して魅せるかが勝負。
半分位までは、綾瀬はるかヒロイン、中谷美紀サブヒロインの、戦国時代が舞台のラブ・ファンタジー。敵国に嫁いだお転婆お姫様が、反発しながらも結婚相手を好きになると言う話。女子、大喜びの設定。そのまま夢のラストでもいいんじゃないか、と思う位ファンタジー。
でも、途中で「違うじゃん、主人公はキムタクで織田信長の話だぞ!」とスタッフの誰かが思い出して、急遽、信長の話になる。そのせいで(いや、私が勝手にそう思っているだけだけど)、なぜ信長が魔王となったのか、その魔王にどれだけ明智秀光が魅かれたのかは、ちゃんとその過程が描かれてないので良く分からないうちに本能寺の変になる。明智秀光の宮沢氷魚は、変に目立つ割には、なんだか中途半端だ。
そうなのよ、昔女子の私には後半、中途半端でつまらなくなって長く感じる。ロケをした寺や屋敷の部屋の豪華さがただ目立つだけだ。
同じ中学校だった友達と観たんだが、ちっとも老けない、病気になっても綺麗なままの綾瀬はるかが本当に羨ましかった。
CGは見事だった。国宝ロケ地とセットとうまく融合してた。安土城、本当に見事だった。建築過程も描かれてた。さすが、東映創立70周年記念映画だ。金をきちんとかけている。日本映画技術の発達のためには、やはり金だ。
ただ、現代人が観ると安土城は「バリアフリーは?」と思ってしまう設計だけど。
徳川家康だけ誰が演じているか、さっぱり分からず、エンドロールを見て「えっ!斉藤工!!!」と驚いたが、友達は「前にテレビで斎藤工が家康を演じてるというのを見たはずなのに、今日、改めて驚いた。」と言っていた。斎藤工の確認のためだけに、リピートしたくなる位驚いた。
第80回ゴールデングローブ賞で作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)コリン・ファレル、脚本賞受賞し、第95回アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞 、助演女優賞、脚本賞、作曲賞、編集賞の主要8部門9ノミネート。
でも、Yhoo!映画でのレビュー評価は低い。でも、アイルランドの島が舞台だしなあ、コリン・ファレルがゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞しているし。
映画は冒頭からしっかりアイルランドの孤島、ってかロケ地アラン諸島じゃん。実際、アラン諸島のイニシュモア島、イニシュマン島、イニシアー島でロケをしたらしい。イニシェリン島は本土がすぐそばで内戦の砲撃が見える島という設定だけど、あの石垣はアイルランドの西側の海だ。実際、断崖絶壁のシーン、パードリックとドミニクが石垣(本当は遺跡)に腰掛けるシーンとパードリックが妹シボーンを見送るシーンは、私も行ったイニシュモア島のドン・エンガスだ。
監督は「スリー・ビルボード」のマーテイン・マクドナーだ。だから、そんな感じ。確かに評価は分かれるなあ。若い人はつまんないだろうなあ。
私には忘れずに心に残る映画だ。冒頭と最後のドローン撮影の島の平地の四角い石垣の意味を知ってて、年齢を重ねて友人とのつきあいが40~50年という私には二人の気持ちがとっても良く分かる。
「岩盤で出来たこの島での農業は、土が風で飛ばされないように畑を石垣で囲み、岩盤を槌で砕き海藻と粘土を敷き詰めて土をつくることから始まった。」
そう、貧しくてギリギリ生計を立ててるけど、他に働くすべもなく、娯楽もなく、とにかく暇なのだ。小さなあの島では、人生が暇つぶしなのだ。精神年齢も幼いままだ。小学校の1クラスがクラス替えもないまま、半世紀一緒に年を取っている。
お互いの間で「少し距離を置きたい」なんて便利な言葉がまだない1923年だから、良い大人のはずなのに拗れて、結構酷い嘘をついたり、流血騒ぎになってしまうのだ。今なら精神の病名がつくんだろうが、島じゃあんなもん。
私の現在だって60歳過ぎてまで面倒な人間関係の継続はしたくないから「私、実は〇〇が苦手だから、誘いを上手く断ってくれ」という友人からの依頼が複数ある。自分も前は遊んでたのに、最近ランチを誘ってもやんわり断ってくる人もいる。でも平気。ここは都会だし他にやる事あるから、あまり気にしない。また気が向いたらね!で済む。
そして、アウルランドのあの島。岩盤だらけだから墓を掘る時に、シャベルに石の当たるが響いて、深く掘れないのだ。
妹のシボーンだけが、救いだな。ドミニクはもっと暴走するのかと思ったら、そうかあ。「イニシェリン島の精霊」はあまり早く歩けないはずなのに、要所要所に現れてマコーミックさんの事なのだろうか。コルムの作曲した「イニシェリン島の精霊」も聴きたかったなあ。
コルムを演じたブレンダン・グリーソンって、ドーナル・グリーソンの父親だったのか。ハリー・ポッターで親子共演もしてたのかあ。
コリン・ファレル、アカデミー賞主演男優賞獲れるかなあ。娯楽作で変態ぽい役が多いけど、良い役者だと思うんだが。
見終わった後、ぬるい黒ビールが飲みたくなる映画。