落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

中2日のポルトガル一人旅・その13

2015-09-20 20:58:40 | 旅行記・ポルトガル
ポルトガル旅行雑感

 その1:意外とエキサイティングなポルトガル人 
複数人いても騒ぐ事もなく、大声で話さない。普段はおとなしいポルトガル人。
だが、一度、火が付くと怒鳴りあいを始める。地下鉄の中のスマホ、ホテルの朝食の厨房、街なか。回りなんてお構いなしに、男女関係なく怒鳴りあう。
何を言ってるか分からないから、そんなに驚かないけど。普段はおとなしいのに、不思議だ。

 その2:落書き 
とにかく、平面があると落書き。その、余りある力と才能を、どこか別の場所で発揮しろ!

 その3:列には大人しく並ぶ 
だから、外国人も大人しく並ぶしかない。

 その4:ロマはいない 
有色人種は多い。さすが、ヨーロッパ。アイルランドはあんまり見なかったのに。そして、スリというか、フランスやベルギーなどで見かけるロマと呼んでいいのか、10代のスリグループは見かけなかった。まあ、観光客狙いのスリは、やっぱりいるらしいが。パッと分かるスリは見なかった。

 その4:リスボン市内なら一人飯は困らない 
バイシャ地区は道路にオープンカフェ形式というか、椅子とテーブルが並んでて、写真入りのメニューが置いてあるので、そこで食べれば、気も使わず全然大丈夫。但し、外で食べるのには夜は寒いけど。

次回、機会があったら、ポルトに行こうかな。
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中2日のポルトガル一人旅・その12

2015-09-20 17:05:44 | 旅行記・ポルトガル
8月16日 日曜日:リスボン観光と帰国

帰りの飛行機は、14時25分発。ホテルから空港までは地下鉄を使って40分位。ホテルのチェックアウトは12時なので、午前中観光してホテルの部屋に戻ってから空港に向かう事にした。

1.サン・ジョルジェ城

地下鉄を使い、フィゲイラ広場へ。ここから発車する737番のミニバスに乗る予定だった。
が、日曜日、バスは10時が始発だ!城は9時に開門なのに。



丘の上に城はある。歩くか? いや、大人はここであっさりタクシーに乗車。5ユーロだった。



開門まで10分位待つ。私以外は中国人が10人位が待っていた。入場料8.5ユーロ。日本語の無料パンフがあった。



展望台としても素晴らしい。しかも、4日目で、行ったところを上から見下ろすなので、地図を復習してるみたいだった。





城はローマ時代の遺跡から立派な城壁まで。









歴史が積み重なってるねえ。城壁の上には登れる。当然、登ってみた。





考古学博物館は、クローズしていたのか、そっちの方にはフェンスがあって行けなかった。

2.アルファマ地区

城からカテドラルに行こうとしてちょっと迷った。結局、アルファマ地区を歩いたらしい。







ちょっと不安だったけどこの景色↓が見られて良かった。





3.カテドラル

無事到着。1147年から建設が始まったカテドラル。



日曜日なので、ミサ中かなと思ったら、ミサはやってなくて、運よくパイプオルガンを練習中だった。





砦の役目もあったそうなので、柱の間隔が狭い。カテドラルだけだと、無料。







この後、ホテルに戻りチェックアウト。11時に空港に向けホテルを出発。



4.リスボン空港

ごめんんさい。リスボン空港をなめてました。
着いてびっくり。まず、カウンターが分からない。案内のテレビも見つからない。おまけに人だらけ。不思議な形の建物の、壁に沿って各航空会社のカウンター並んでるので、見通しが悪い。
空港の職員を見つけて聞いたら、「40番か50番かであっちの方向」とかなりアバウトなアドバイス。
で、行ってみたらエミレーツ航空のカウンターがあったけど、人がゴチャゴチャ。エコノミークラスの列を見つけて並ぶが、列はなかなか
進まない。1時間近く並んでようやくチェックイン。



で、この後、出発マークの矢印に従って行くと、免税店やらファストフードが並ぶ広い場所に出る。
あれっ?出国手続きは?昔の(20年以上前の)アメリカみたいに、出国手続きなしなのかな? と、ここでのんびりしてたら、この広場の向こうが、出国手続きのカウンターだった。なまじ、出国手続きがなかった時代を知ってるので、焦った。

帰りの便は、ドバイ空港での乗り継ぎ時間も短く、会社へのチョコレート(有給取ったし)を買う時間しかなかった。

8月17日 月曜日:日本着

17時35分、日本着。お疲れ~、私。よく歩いた。痩せてないけど。



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中2日のポルトガル一人旅・その11

2015-09-19 22:54:52 | 旅行記・ポルトガル
8月15日 土曜日:夕方はリスボンにて・その2

1.ファドを聴く(無料ツアー)

ポルトガルに行ったら、"ファド"を聞こう!とガイドブックにあった。でも、店を予約して、酒場だからお酒を飲んで(私は1日1杯しか酒は飲めない)、下町にあるので帰りもタクシーを呼んでもらった方がいいと、かなり面倒くさい。

で、ネットでいろいろ検索してたら「今年もあります、無料ファドツアー」というのを見つけた。



「夏の毎週金・土曜の18:30から、リスボンのファドの聖地、アルファマ地区とモウラリア地区でファドツアーが行われます。ガイドとともに、ファドにまつわる歴史を聞きながら街を歩き、最後に路地でのファドの演奏があります。英語、またはポルトガルのガイドですが、最後のファドを聴くだけでも価値あるツアーです。30分ほどのツアーで、参加費は無料ですので、リスボンにお越しの予定の方はぜひご参加ください。」

というので、参加してみた。グロリア線からトコトコ歩いて、マダレナ通りをさらに上り、地図を頼りにLargo de Sao Cristovao らしい所へ。







階段を上がった教会前に行くと、すでに80人位の人が。どうもここらしい。



で、始まった。まずはおじさんがポルトガル語で説明。その後、ギターの人2人と女性ぼボーカルで3曲。予想通り、踊りのないフラメンコみたいな感じ。なるほど、これがファドか。人によってはすごい感動するらしい。





その後、英語とポルトガル語に分かれて、ツアー開始。一応英語の方に行ったけど、用意していたマイクが調子悪く、ツアー参加者は50名位なので、声は届かず。聞こえたとしてももう夕方なので、ヒアリングする気力はない。でも、路地をどんどん入って行くので、面白そうだから付いていった。説明は多分、ファドの歴史で、一時は迫害されて廃れかけたみたいな事を言っていたような、なかったような。







歩いている所は、ファド振興地区みたいな感じなので、有名な歌手の壁画(プレート)みたいなのが至る所にあった。







本当に30分位歩いて、店の前の広場に着たら、ポルトガル語ツアーの人も合流し、再びファドが始まった。4曲位。後ろの建物の窓から老夫婦も顔を出し、一緒に口ずさんでいる。さらに、その後も、ちょっと行った広場でさらに無料コンサートは続く雰囲気だった。



とっても、お得な無料ツアーじゃん。ファドが気に入れば、多分広場の横の店でお酒をかって、夜遅くまで、いい感じで過ごせそう。

でも、私は、雰囲気を味わったので、ここで失礼!
ただ、自分がどこにいるのかさっぱり分からなかったので、適当に坂を下ったら、地下鉄のマルティン・モニス駅に着いた。



2.夕飯

地下鉄で隣の、ロシオ駅で降りて、"Cervejaria Baleal"へ。

ここもネットで、女性一人で行った人のブログを見つけて、美味しそうだったので。間口は狭いが、奥はゆったりしたレストラン。



一人だったのでカウンター席に案内される。



英語が話せる店員は若い人一人だけだが、私の英語力だと、カウンターの中のおじさん達でも大丈夫。身振り手振りだから。
しかも、私が20代の頃のようなサービスもあった。ありがとう!おじさん!


まずは、ビールとおつまみのポルトガルの豆。


目当ての、アロマージュ・デ・マリシェコ(魚介リゾット)。ブログの写真をプリントアウトして、それを見せて頼んだ。一人分でもOKとブログにあったので、一応「JUST MY SIZE!」と言ってみた。通じたらしい。


あさりやエビ、カニ肉はたっぷりだが、さらにロブスター半身、マッドクラブのはさみも入っている。凄い! 
で、ここで、私、値段を確認してなかった事に気づく。でも、まあいいや。食べ応えあるし。大人だし。払えるはずだ。 

他にも魚介の食材が、カウンターの向こうにいっぱい並んでた。大人数でくれば、もっと食べれたのに。
食べ終わったのは、21時30分頃。いつの間にか、テーブル席は満席で、カウンター席も半分以上埋まってた。

レシートをみたら、安くてビックリ! リゾットが16ユーロ。ビールが1.7ユーロ。コーヒーが0.8ユーロ。Bola(ボール。取り皿かな?つまみの豆かな?)が、0.45ユーロ。全部で20ユーロもしないじゃん。ロブスター半身食べたのに。

3.ロシオ広場~リベルダーデ通り

夜のロシオ広場。


一人で立ってる男の人はだいたいマリファナ売りだった。観光客に「マリファナあるよ~」って感じで、私の前後の人にはドンドン声がかかってるんだが、アジア人のおばさんの私には誰も声をかけてくれなかった。まあ、かけられても困るけどね。

お腹はいっぱいで、気持ちも良いのでリベルダーデ通りを歩いてホテルまで帰ってみた。





大きい通りなので、観光客が他にもゾロゾロ歩いていた。

せっかく、ポルトガルに慣れてきたのに、もう最後の晩かあ。



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中2日のポルトガル一人旅・その10

2015-09-17 21:13:18 | 旅行記・ポルトガル
8月15日 土曜日:夕方はリスボンにて・その1

1.サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台

地下鉄で、再び中心地へ。



ケーブルカーのグロリア線に乗ってみた。どのタイミングで走りだすかは謎。機嫌の悪そうな運転手さんの気分しだいにも感じたが、どうでしょう?


この後もどんどん観光客が乗って来て、ビッシリ人だらけになった。



で、見晴らしのいい展望台へ。展望台というか、坂が多いから公園作ったら、展望台も兼ねていたって感じ。

おお、リスボンの風景だ。リスボンにいるんだ、私。明日帰るけど。





ミニチュアモードで撮影してみた。↓







帰りは、ケーブルッカーが動きだしそうもなかったので、坂を下って歩いてリベルダーデ通りに戻った。



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中2日のポルトガル一人旅・その9

2015-09-15 22:01:30 | 旅行記・ポルトガル
8月15日 土曜日:エヴォラ(Evora)への日帰り旅行・その3

6.ランチ!

14時45分のバスでリスボンに戻る予定だったので、ランチは、ジラルド広場からバスターミナル側の店でと思い、ガイドブック(「地球の歩き方」の事だ)に載っていた、日本語メニューがあるという"アデガ・ド・ネト"を目指すが、分からん。結局、その手前にあった、やはりガイドブック掲載の"ア・チュパーナ"という店に入る。ウィンドウに、日本語で"セットメニュー12ユーロ"ってあったからだ。

その店の入り口もこんな感じで、目立つように看板が出てないから分かり難い。





カウンターに通されて、ソフトドリンクは何がいいか、スープが2種類のうちどっちか、メインがどれか、デザートがどっちかを聞かれた。聞き取れる方を答えて、メインは横の人が食べていた魚料理を指さしてみた。



スープ。


メイン。パクチー入り。パクチーを使うのが、ポルトガル料理の特徴なんだって。私はパクチー大好きなので美味しく食べた。このメインは、もしかしたら干鱈を煮込んだ、この店の料理だったのかもしれない。私が入ってしばらくしたら、店は満員になってほとんどの人がこの魚料理を注文してた。もしかしたら、伝言ゲームのように前の人の料理を指さしていたとか・・・は、ないな。


デザート。


コーヒーを別に頼む。0.65ユーロだった。


7.エヴォラの住居の扉

なんて言うのだ? この扉の両側の、ノックするの。とってもおしゃれだ。






"ファティマの手"もあった。イスラム文化の影響か?


これは、隠れミッキーだ!


8.リスボンに戻る



食べ終わると、もう14時だったので、バスターミナルに戻る。14時45分発のチケットを購入、12.5ユーロ。



乗ったら、ほぼ満員だった。
帰りは、高速道路で一直線に戻る。



その割には所要時間は、行きと変わらず1時間40分位。4月25日橋を渡るってリスボンに戻るのかと思ってたら、今度はヴァスコ・ダ・ガマ橋を渡る。長いなあ、と思ってたら、ヨーロッパ最長の橋なんだって。

地下鉄で、一度ホテルに戻る。ポンバル駅はバスターミナルから近いし、ホテルは駅のすぐ側なので、便利だ。



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中2日のポルトガル一人旅・その8

2015-09-13 21:47:05 | 旅行記・ポルトガル
8月15日 土曜日:エヴォラ(Evora)への日帰り旅行・その2

エヴォラの教会は、入場できない昼休みが1時間~1時間半あるので、観光スケジュールを組み立てる時には注意!

2.ディアナ神殿

歴史地区の真ん中に、ポンとローマ時代(2~3世紀)の神殿が。不思議な感じ。





歴史がギュっと詰ってる街だ。

神殿の向こうに、日本人彫刻家・北畠昌邦氏の彫刻があって、新市街を見下ろす高台になっている。



3.カテドラル

昼は12時半までの見学。すでに11時半なので、他の教会より先にこっちに入る。小さい街のカテドラルだからと、なめてかかったら結構見ごたえあり。ジェロニモ修道院のミニチュア版だ。3.5ユーロ。12~13世紀に建てられたらしい。

まずは、細い階段を登って屋上というのか、カテドラルのてっぺんだ! カテドラルのてっぺんって、イタリア・ミラノの大聖堂(ドゥオーモ)以来かも。







まあ、ちょっと痛んでるけど。




ローマ時代の水道橋も見える。


回廊と中庭。

次に回廊に行って、回廊の屋上に登ってみる。しまった。昨日あんなに歩いて筋肉痛なのに。まあ、いいや。







聖堂内部。




↑このパイプオルガンを天正遣欧使節団の4人も聞いたというパイプオルガン。

見晴らしも良くて、結構楽しかった。暑かったけど。

4.ロイオス教会



ここは13時まで見学できる。"アズレージョが美しい"との事で入ったが、3ユーロのはずが、エキシビジョンをやってるからと8ユーロもした。で、入ったら、これか!





どうなんでしょう? 人骨堂より、こっちで一晩過ごせと言われた方が、私には不気味です。

アズレージョは18世紀初頭のものだそうだ。



5.10月5日通り

ディアナ神殿のある歴史地区とジラルド広場をつなぐ、観光客がもっとも歩く通り。



土産物はこんな感じ。















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中2日のポルトガル一人旅・その7

2015-09-13 17:25:32 | 旅行記・ポルトガル
8月15日 土曜日:エヴォラ(Evora)への日帰り旅行・その1

旧市街全体が世界遺産に登録されている街、エヴァラ。お目当ては「人骨堂」。そして、ここから自動車で15分位行った所に、巨石文明の名残の列石があるそうなのだが、タクシーをチャーターして一人で行く気にはなれず、パスした。自動車を運転できて、巨石に興味ある人募集中です。

まずは、7:58の地下鉄のブルーラインで、Lardin Zoologico駅へ。で、セッテ・リオス・バスターミナルに行くのだが、いろんな人のブログで予習したら、かなり分かり難いらしい。取りあえず、バスのマークを目指して歩くと、キャスターバッグを引く人々と、グレーの、ステンレス製のような建物の中にいつの間にかいる。と、いつの間にか一人・・・。この建物は何?バスターミナルのような鉄道の駅のような。で、この建物を出て右に行くらしいので、カフェテリアの側の出口から出て、取りあえず右側に行く。あっ、向こうの方に朱色の建物の頭が見える。あった!本当に分かり難い。



で、窓口で無事に8時15分に、8時30分発のチケットを購入。片道12.50ユーロ。



バスは座席指定で、4月25日橋を渡りテージョ川の対岸でも乗客を乗せ、ほぼ満員。高速には乗らず、葡萄畑やコルクの木の生える平原の中、ガンガン走る。



で、エヴィラ到着の15分位前に、ミニ・エヴォラみたなバスターミナルに停車。城壁が見えて、バスターミナルの横に墓地があって。運転手さん「エヴォラ」とは言わないし、乗客も一人しか降りないんだが、エヴォラの地図そっくりの風景に、降りるのかとちょっと焦った。

10時10分頃、エヴォラのバスターミナル到着! で、旧市街地に行こうと思って、ターミナルを出ても標識がない!トイレ(有料)に行ったりしてたら、他の観光客いなくなったし。ボッーとしてたら、通りがかりの人がジェスチャーで、白い壁沿い(これが墓地の壁だった)に右に歩けと教えてくれた。しばらく歩くと、城壁が見えてきて旧市街に到着。
で、いきなり、[SAMURAI]という、日本料理が!
めげずに中心地、ジラルド広場を目指してトコトコ歩く。暑いぜ!







1.ジラルド広場

10時30分なのに、もうくつろいでる人々がカフェでビールを飲んでいる。ゆっくり休める欧米人が羨ましい。



インフォメーションセンターで無料の地図をもらったが、持参したガイドブックの地図の方が分かり易かった。

2.サン・フランシスコ教会

広場から、10分位南に歩く。



ここの人骨堂が目当てなのだ。

 がっ、ガビーン!(昭和だな) 修理中だ! 



と思ったら、こんな張り紙が。



人骨堂のみ公開中だ。途中、あまり見られない修理中の教会内部をシートの隙間から覘きながら、到着!



10時58分入場。撮影代含んで3ユーロ。



ペストや戦争で亡くなった人の人骨5,000人分です。ローマの骸骨寺(サンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィオーネ教会)も、イタリア・シチリア島のカプチン派のカタコンベも、写真撮影禁止だったから、絵葉書買って我慢したけど、ここはOKなのよ。








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中2日のポルトガル一人旅・その6

2015-09-07 21:16:26 | 旅行記・ポルトガル
8月14日 金曜日:シントラからロカ岬への日帰り旅行・その3

4.ロカ岬

シントラ駅に戻って、16時10発のカスカイス行きの403番のバスに乗る。良かった!座れた。前はこのバス、1時間に1本だったようだが、今は9時から毎時間10分と40分発。朝6時と7時のバス以外はすべてロカ岬経由になっている。35分位でロカ岬に到着!

バス停の前がインフォメーションセンター。ここで「最西端到達証明書」を11ユーロで購入できる。前はもっと安かったらしいが、今は11ユーロのみで、2種類から選べるらしい。ちなみに↓写真はAタイプ。



私を含めて、購入している人は見なかったけど。
建物の前には、ポストがあって、記念スタンプを押してくれるのか、観光客がうれしそうにハガキを投函してた。



こっちの方が想い出になるかもね。

で、大型バスの出入りの激しい駐車場の向こう側が、ヨーロッパ大陸最西端。



十字架の乗った石碑で記念写真を撮る観光客でごった返してる。





ここでも、中国人が多い。記念写真は短時間で撮影して、次のグループに譲るという、暗黙のルールは彼らには通じない。最初は、私、自分と石碑の写真は撮らなくていいやと思ってたけど(と言うか、グループで来てないと撮れる雰囲気ではない。)、運よく日本人のツアー客が来たので、ツアー客の振りをして日本人に撮ってもらった。

う~ん、西の端と言っても、地球は丸いからなあ。正直、感動はないなあ。

でもね、海はやっぱり気持ちがいいわさ。大西洋かあ。実は、洋服の下に水着きてるんだが、ここでは泳げないな。







なんだ、かんだと、海を眺めて1時間いた。



17時45分発のカスカイス行きが実際は17時55分に着て、それに乗ってカスカイスの立派なバスターミナルへ。このバスターミナルの1個手前で降りると海水浴場があるんだが、もう遅いから諦めた。18時30分に到着。道路を渡ったすぐ側の、小さなカスカイス駅で、18時40分発の電車に乗る。



5.リベイラ市場で夕食

電車は、19時10分にリスボンの、カイス・ド・ソドレ駅に到着。





テージョ川沿いに位置する。道路を渡ると、リベイラ市場だ。市場を昨年リニューアルオープンして、大きいフードコードがあるらしい。



あった。デカイ。人も多い。





寿司屋はもちろん、餃子がメニューにあるアジアンフードという店もあった。

しかも店は、客席の回りにある店の周辺にも通路があり、その向こう側にもある。店が二重になっているのだ。向こう側は、その店のカウンターになっている。適当にシーフードの店のカウンターに座って、他の人の注文を観ながらチョイス。





この店で、エビをオリーブオイルやガーリックで煮た料理とパンとビールを注文。これで、10.10ユーロだった。エビが美味しかった。最後は、パンで汁をさらった。生ガキが1個2ユーロで食べようかと思ったが、隣の人が注文したのを見たら、身があまりなかったので、辞めた。

土産物屋もあった。



食べ終わったら、いつの間にか21時近い。なんか、昨日も今日も夕飯を食べ終わるとすっごく時間が経っている。一人でのんびり食べてるのかな?

再び、カイス・ド・ソドレの地下鉄の駅へ。地下鉄の24時間券は切れている。明日はエヴォラという街に行くし、どうしようかなあと思ったが、結局24時間(8ユーロ)×2をチャージして、ホテルに戻る。


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中2日のポルトガル一人旅・その5

2015-09-06 19:33:25 | 旅行記・ポルトガル
8月14日 金曜日:シントラからロカ岬への日帰り旅行・その2

2.ペーナ宮殿

434の循環バスを降りるとすぐにチケットブース。ブースはちゃんと複数あったので、すぐにチケットが購入できた。10時42分にチケット購入。14ユーロとちょっと高め。門を入ってちょっと坂を登ると、山の上まである宮殿への往復バスが止まってた。



まだ、登れるはずだ、と思い、徒歩で頑張る。そんな頑張らなくても、こんな道を登って頂上の宮殿へ到着。



息切れはしたけどね。



1885年完成の城。

正直、なんだあ?これ? という城。ロマンチックな美しいお城と感じるか、ごった煮の変な建物と感じるかは、あなた次第。私は後者でした。入り口はイスラム様式で、あとは、ヨーロッパのいろんなお城のごちゃまぜ。テーマパークみたいだ。“城”の荘厳な感じが、全くない。





でも、ちゃんとカルロス1世と王妃のアメリアは、ちゃんとここで暮らしていたんだって。





まずは外壁を一周。



その後、宮殿の中に入る行列に並んだが、この列が進まない・・・。





30分位並んで、やっと入れた!と思ったら、城の中の通路が狭くて1列になって進まなければならない。写真を撮るのに時間がかかる人がいると、その後ろの人は立ち止まって待たなければならない。ちょっとストレス。豪華な城の内部をゆっくり鑑賞、と言うのを想像して入ったので、かなりのストレス。







最後の方、やっと広くなって自由に歩ける!と思ったら、もう出口で、なんと、いつの城の左側の建物に移動してて、この左側の建物の内部は、土産物屋とカフェテリアのみだ。しっかり観光地だ。

バス停まで戻ったら、すでに434のバスが来てる。ラッキーと乗り込んだんだが・・・。

なんと、次の停留所の王宮前まで、40分もかかった。交通渋滞だ。小さな街に観光客が殺到し過ぎて、街の中心地である王宮前が大渋滞。多分渋滞してなかったら、10分かからなかったのに。立ちっ放しの私が、ガイドブックをバッグから取り出そうとして、よろめいたら、周りの人が一斉に心配した。一人旅のアジア人のおばちゃんが貧血を起こして倒れそうになったと思われたらしい。

バスの乗る前は、この後、先に王宮見てからレガイラ宮殿も楽勝!と思ったたんだが、先にレガレイラ宮殿を見る事にした。

シントラの街(中心地)はこんな感じ↓


3.レガレイラ宮殿

あんまり有名ではないけど、行った人のブログを見たらとっても楽しそうだったから。王宮前から徒歩15分位。もっと遠いかなと思ったら途中で看板があって、塀も見えてきて、近いジャン!と思ったら・・・。

なんと、塀(城壁?)に沿って並ぶコト、50分! 

並びながら、予想はできるぜ。この列の進むスピードから考えて、チケットブースの窓口1カ所しか開けてないな!門をくぐって、チケットブースが見えだしたら、あ~、やっぱり1カ所しか開いてない! が、今、もう1カ所開けようとしている。オセーよ。極東から一人でやってきたおばちゃんを50分も並ばすな! 

17世紀の王家の別荘を20世紀の始めにブラジル出身の大富豪が買い取って、この状態にしたらしい。

チケットは6ユーロ。もうすでに14時だよん。でも気を取り直して、渡された地図を頼りに庭園探検だい!





山一つが、アドベンチャーワールドだ。山の中腹の噴水(水は出てなかったけど)の裏に洞窟の入り口があって、これがいろんな場所に通じてる。





洞窟の中は照明がある場所もあるが、ほぼ真っ暗。バッグに付けておいた非常用のミニライトが役に立ったぜ。

洞窟が、この底や中腹に繋がっている螺旋階段。底までの深さは約30m。





螺旋階段はもう一つあった。ここは底まで20m位。



水遊びできる場所にも出る。





アドベンチャーワールドなので(本当は違うけど)、小さな子供を連れた家族連れの観光客が多い。小道を行くと、塔の中を登れる階段があって、坂道をショートカットできる。いきなり木の間から東洋人の私が出てくるので、家族連れの子供は大喜びだ。



一応、山の頂上まで登ってみた。ふくらはぎが痛い・・・。



館はかなり不気味な建築。







中は、こんな感じ。


再び王宮前まで戻る。



混んでなければ、王宮もら楽勝で見られたのに・・・。パスだ。

駅に向かうバス停まで戻る。駅まで道は空いてるのだが、このバス停に来る道は相変わらず大渋滞。近所の店で、コーラとエッグタルトみたいのを買ってバス停で食べる。指をさして買ったので、もしかしたら、シントラ名物ケイジャータだったかも。すまん、スイーツに興味はないのだ。

食べ終わって、駅まで歩いちゃおうかなあと考えてたら(実際、他の観光客はそうしてた。)、うまい具合に別の系統の循環バスが来た。ラッキー!それに乗って、ロカ岬に行くべく、シントラ駅に戻る。



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中2日のポルトガル一人旅・その4

2015-08-30 22:03:45 | 旅行記・ポルトガル
8月14日 金曜日:シントラからロカ岬への日帰り旅行・その1

王家の避暑地:シントラから、ヨーロッパ大陸最西端のロカ岬に行ってみた。

地下鉄でロシオ駅へ。切符は、"Bilhete Train & Bus"という、ロカ駅⇔シントラ、カイス・ド・ソドレ(リスボン)⇔カスカイス、シントラ内とカスカイスのバスが全て乗車できる1日乗車券を窓口で購入。"Bilhete Train & Bus"と書いた紙を見せて、指を1本立てるだけなんだが。15ユーロなんだが、結局新しいViva viagemにこの分をチャージするので、カード代が0.5ユーロ別にかかるし、地下鉄の乗車券と使用しているViva viagemと紛らわしいので注意!

8時7分の電車に乗車。夏休み中とはいえ、地下鉄も電車もガラガラだ。どこに消えたんだ?リスボン市民。





リスボンは、無地の平面があったら落書きする事になっているらしい。見てると、おばさんは腹が立ってくる。水道橋みたいのも見える。



新しそうだけど。少し郊外に行くと、高層アパートも。



9時前にシントラ駅到着。



終点だ。駅から“ムーア人の城跡”が見える。このアングルは山形の山寺と同じだ。

駅舎は可愛い。



   

駅の前の店で水を買って(2ユーロもした!スーパーだと。0.55ユーロなのに。)、シントラの観光地を巡る巡回バス434番の始発9時15分に乗車。このバスはだいたい15分に1本運行。大体座れる位の観光客が乗車したのだが、次の停留所とシントラの王宮前から、すごっい数の中国系の観光客が乗りこんでバスはぎゅうぎゅう詰め。シントラのホテルでの宿泊者もいるけど、大型観光バスでシントラに来てこの巡回バスで観光するパターンの人も多いみたい。

1.ムーア人の城跡

9時40分頃到着。数名しかバスを降りなかった。人気ないのね。チケット売り場の横の入り口が石に囲まれた小さな穴なので、私が帰る時に、新しく来た他の観光客に「ここが入り口でいいのか?」みたいな事を聞かれた。



しばらく坂を登ると、本当の入り口。





入ると右手に低めの砦(城壁)、左手に高い砦(城壁)。真ん中にはカフェテリアもある立派な観光地だった。

この日はまだ歩くので、無理をせず右手の城壁のみ登った。見晴らしがいい。




王宮↓


左の砦とペナ宮殿↓


私のシントラでのメイン・レガイラ宮殿↓


10時30分頃に来たバスで、次のペナ宮殿へ。




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