落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「大塚国際美術館と鳴門の渦潮」1泊2日 その2

2019-07-06 19:43:45 | 旅行記・瀬戸内海
6月19日 水曜日

帰りの飛行機は17:30なのと渦の巻く時間を考慮して、当初の予定「渦の道」→大塚国際美術館風呂3時間を、美術館4時間→「渦の道」に変更! 美術館4時間!と思ったけど、なんと時間が足りなくて1Fと2Fには行けなかった。
朝も風呂に入って、ゆっくりバイキングの朝食。そして、ゆったりの9時30分出発。

大塚国際美術館(9:35~14:00)

 
バスだと5分位で到着。左は大塚製薬の保養所らしい。右が美術館の入り口で、山の中全体が美術館になっている。
凄いな、大塚製薬。今を去る事、40年前の私が大学生だったころ。所属していたサークルの、学祭のスポンサーに毎年大塚製薬が付いてくれて、物品提供をしていただきました。ポカリスエットとかカロリーメイトとかの発売時。その頃から太っ腹だったんだ。

建物に入ると長いエレベーターを昇って、地下3階に到着。ここに紅白で米津玄師が歌ったシスティーナ礼拝堂の現物がある。団体の特権で、専属の説明員の方が付いて1時間一緒に歩く。フリーで来た人が、地図を見ながら「ここはどこだ?」という感じで何度も歩いてたので、説明があった方が1時間で全体像がつかめるし、やっぱりありがたい。B3からB1まで説明を受けながら歩いて、その後フリータタイム。

地下3階 古代&中世

システィーナ―礼拝堂。私がヴァチカンに行った時は、修復作業が終わった後で、満員電車みたいに混んでいたけど、ここではゆったり見られた。


古代ローマのモザイク画のコーナー。


イタリアのパドヴァにある礼拝堂スクロヴェーニ礼拝堂。存在を知らなかった・・・。


貝殻のヴィーナス。ポンペイでは見落としたような・・・。

ってか、この他にエル・グレコのスペインのドーニャ・マリア・デ・アラゴン学院の祭壇衝立の復元やらあってのワンフロア。四国でないと建設できない美術館だ。

地下2階 ルネサンス&バロック


 
一つの部屋の対峙する壁に、最後の晩餐の修復前と修復後がある。復元陶板だからこそできる企画だ。しかもペタペタ触れる。真ん中の椅子に座って、目の高さで楽しめる。


ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」も、ルーブル版とナショナル・ギャラリー版を慣れべて展示。ここならではの企画だ。うれしい。


ヴェロッキオの「キリストの洗礼」の、ダ・ヴィンチの天使もアップで写真が撮れちゃうし!




モネの池を見ながら食べられる「Cafe de Giverny」で、ランチ。ランチメニューの種類は少なかったけど、さすが平日。空いてたんで、ケーキも食べて、ビールも飲んだ。

このフロアには、他にはルーベンス、ベラスケス、ムリーリョ、レンブランド、フェルメールなどなど。

地下1階 バロック&近代

焼失した絵画の復元を含めて、ゴッホのひまわり6点を全て展示。

↑これが、焼失したひまわりの復元。


プラド美術館で団体ツアーでの見学だったため、とばされたゴヤの黒い絵シリーズが、黒い部屋で3部屋で再現されてて、私は大興奮!
なるほど、こんな展示方法があるんだ! 楽しい!



 
うーん、私、結構本物観てるなあ。ミレイの「オフィーリア」は、ロンドンのテート・ギャラリーにわざわざ観に行ったのに、貸出中で観られなかった。ここで観られたわい。

この後、1階と2階は諦め、ショップに行ったり(私は何も買わなかったけど)したら、もう、集合時間だった。
結構歩いた割には疲れずに、母もケロッとしてた。
ここは1日中いられるなあ。原寸大で写真撮り放題だし。企画展示も楽しいし、いろいろ復習できるし。

渦の道 14:20~13:20

途中の土産物屋のバスに乗り換えて、鳴門大橋の道路下の歩道、「渦の道」へ。
見どころのスペースまで結構歩くんだが、高所恐怖症の私にはちょっと辛かった。
 


おおっ、結構ぐるぐるしてる。おまけにこの日は良く晴れたので、海の色もきれい。

 
やっぱり、船の方が楽しそうだなあ。なんで、訓練船の帆船にっぽん丸がここに?と驚いたら、淡路島がわの渦潮観光船として就航しているらしい。
最初は訓練船が操舵不能で橋に突っ込んでくるのかと、マジで思ったわい。

この後、徳島空港に16:00着。空港で母は「徳島ラーメン」私は「渦潮ラーメン」を食べる。

ゆったりしてて、メインの大塚国際美術館もたっぷり楽しめて、これで3万円はお得だった。
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「大塚国際美術館と鳴門の渦潮」1泊2日 その1

2019-06-30 22:31:32 | 旅行記・瀬戸内海
81歳の母が「大塚国際美術館に行きたい!でも、ツアーで行くと、倉敷の大原美術館や直島も回らなければならないから、それは嫌だ」と、前に言っていた。
そしたら、1泊2日で、ゆったりと大塚国際美術館に行く添乗員さん付きツアーがあったので、それに参加。往復飛行機で3万円とお得だし。私も代休取得を6月中にしないといけなかったし。

6月18日 火曜日

9:45羽田発、11:00徳島空港着。



徳島空港で、現地のバスに乗車。とっても明るくて面白いバスガイドさんと、高松方面に向かう。

12:00~14:30 栗林公園

まずは、花月亭にてオプションで頼んであった松花堂弁当《梅》を食す。
 

それから、栗林公園のガイドさんと共に、たっぷり1時間散策。前に来た時は、紫雲山を借景にした公園全体の構成に結構感動したんだが、今回はじっくりと説明付き。

たっぷり、松の説明。黒松の手入れの大変さとか。




「鶴亀松」そうかあ、みんな名前やら由来やらがあったのか。

 
「根上り五葉松」と「商工奨励館」

 
アオサギの後ろのソテツは、公園ができた当初に沖縄から植えられた種類なんだって。で、元の沖縄のソテツは戦争で全滅。
この種は、ここしか残ってないそうだ・・・。

 


飛来峰からの一望。
上手い具合に曇り空だったので、暑くなく、ゆっくり楽しめた。

バスで再び徳島方面へ。

15:20~15:45 霊山寺【四国八十八か所・一番札所】



ここは初めて。本堂より、四国八十八か所巡りグッズのショップの方が大きかったような。ちゃんと巡礼してた若い人が結構いた。
私は多分、一生巡らないと思う。



 
そして、こんな写真を撮っている。

16:20 ホテル:アオアヲナルトリゾート着

さすが、ゆったりツアー。16:30前に部屋に到着。

アオアヲナルトリゾートは、3月末まで「ルネッサンスリゾートナルト」で、私の大好きな「ルネッサンスリゾートオキナワ」と同系列だったし、旅行会社のランクではAランク。バスガイドさんも「私も今日、泊まれるんですよ。もう本当に幸せ!」と。なんで、どんだけのリゾートホテルからと思ったら・・・。
徳島県の海沿いの海水浴に便利なホテルって感じでした。「ルネッサンスリゾートオキナワ」というより、「喜瀬ビーチホテル(現・かねひで喜瀬ビーチパレス」っぽいなあ。

 

ホテルから10分位歩くと、鳴門大橋と翌日行く大塚国際美術館(四角い箱のような山の上の建物)が見えた。




お風呂に入って、19:00からバイキングの食事。

 
食材は豊富で美味しいんだが、席と席の間が狭い。で、自分で自由に盛り付けるようになっている。例えば、刺身が並んでいるコーナーでは、「カルパッチョの作り方」が説明してあって、オリーブオイルやらスダチやらローストガーリックやらが並んでいる。だから、鯛だけでも、刺身はもちろん、カルパッチョ、しゃぶしゃぶ、鯛めし、鯛茶漬け、鯛うどんなど自分の工夫次第で、楽しめる。ので、たっぷり楽しんだ。

20:20から、結婚式の披露宴会場で、阿波踊りも楽しめる。当然、踊らされる。
 

その後、再び温泉。朝も温泉。さすが、ゆったりツアーだ。ゆっくりできた。

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一泊二日の宮島 その4

2016-12-27 22:19:57 | 旅行記・瀬戸内海
12月3日土曜日その2

お腹ぺこぺこで、ホテルの近くまで来たら、TV番組のロケをしてた。ザキヤマだ! 妹大興奮!
 
高橋英樹親子と中尾彬夫婦が人力車に乗ってた。テレビ朝日系らしい。番組名は不明。

昼ごはん

すでに13時半だったので、焼き牡蠣に人が並んでる、すぐ近くにあった「鳥居」に入る。
牡蠣フライ定食、牡蠣うどん、焼き牡蠣を食べる。妹がこんなに牡蠣が好きとは知らなかったわい。焼き牡蠣、美味しかったあ!
 

 

表参道商店街
おおっ、潮が満ちてる。


 

昼ごはんを食べた「鳥居」で、土産物屋の10%OFF券をもらったので、そこで買物して、15時25分のフェリーに乗る。

さよなら、宮島。


宮島口から電車、混むかと思ったら、ちゃんと座れた。

新幹線に乗る前に、お弁当購入。ここまできたら、やはり牡蠣でしょう。広島発17時4分ののぞみで帰る。
 

一泊二日で、牡蠣を1人当たり20個食べた。
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一泊二日の宮島 その3

2016-12-24 10:31:26 | 旅行記・瀬戸内海
12月3日 土曜日 弥山(みせん)山頂へ

ホテルをチェックアウトし、荷物を預けて午前9時に出発!
ホテルのすぐ側から、ロープーウェイ乗場まで無料バスもあるのだが、9時45分が始発なので、途中の「紅葉谷公園」のモミジがまだ残っているのでは?と期待しながら、歩いていく。


紅葉谷公園

紅葉時は大混雑らしい。モミジは・・・。一カ所だけで、あとはさすがに落葉。
 

宮島ロープーウェイ
高所恐怖症なので、大嫌いだ。でも、大聖院から歩いて獅子岩駅に来る根性はない。朝だけど乗るまで5分位並んだ。
乗り継ぎ式で最初は6人乗り(6人乗ったらかなり狭い)のロープーウェイで10分。何もない榧谷駅で乗り換える。今度は30人乗りで15分に1本のロープーウェイ。閉所恐怖症でない私なんだが、びっしり人が乗るので、正直かなり恐かった。

獅子岩駅で、2階のカフェ(?)で、コーヒーとケーキでい景色を眺めながら、まったり。

展望台からの風景。

景色だけなら、ここで満足かも。

あすこが頂上!




まず、下って、そして登る。地図にある通り20分なんだけど、10分以上登りが続くので、想像してたよりキツイ。

弥山本堂&聖火堂 到着!
 
この可愛い、メガネをかけたお地蔵さんには、どんな謂れがあるんだろう? 調べても分からん。

弥山本堂の御本尊

「弘法大師(空海)の開基 806年
 本尊虚空蔵菩薩
 脇侍 不動明王・毘沙門天
 平宗盛が寄進した大梵鐘(国重文)が安置されています。」
うん、鐘あったよ。

霊火堂
「弥山本堂の目前にあり、806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が、1200年たった今も「きえずの火」として燃え続けています。この火にかけられている大茶釜で沸かした霊水を飲むと、万病に効果がある、幸いが約束されると云われ、その場でお茶をいただくこともでき、ご利益を求めて弥山に登る人が後をたちません」
やかんのお湯を飲んだけど、ぬるかった。
 
ここ、火が燃え続けてる→「消えずの火」→「恋人の聖地」でプロモーションしてるんだけど、個人的には辞めた方がいいと思うんだが。

観音堂&文殊堂 
 
そろそろ岩もでかくなってきてる。NHK「ぶらタモリ」で、この山の成り立ちをやっていたが、やはりこの大きさの岩があるのは不思議な感じ。

くぐり岩&不動岩
くぐり岩の右側を入って行くと、お不動さんを祀っている不動岩がある。

これが「くぐり岩」


こっちが「不動岩」
 


そして、さらに登る。

 


頂上!


  が、ガビーン!工事中!  


登ってる最中、資材を運ぶヘリコプターの音がずっとうるさかったんだが、まさかその資材を使って工事してるのがここだったとは・・・。手摺を設置しているようだった。お昼時なので、工事の人達はお弁当を食べていた。

展望台からの風景。







よし、下るか。降りるコースは、弥山本堂までは別ルートになる。


干満岩
 
「その名の通り、側面にあいた小さな穴の水が潮の満ち引きにあわせ上下する巨岩。しかし、その岩穴は標高約500mの地点にあり、さらにはその水には塩分が含まれているのだとか。いまだ科学的な証明がされていない、七不思議の一つです」
満潮だったので、穴から水が落ちてたけど。舐めてみたけど、全くしょっぱくなかったよん。

こんな感じの岩がある所を降りる。




舟岩
「七不思議の一つの干満岩のすぐ下にあり、舟の形をした大きな岩であることから「舟岩」と呼ばれています。岩の真下には石造りのお地蔵様が置かれています。」


不思議な形なので、最初舟岩と気が付かないで写真を撮ってた。
 

向こうが、ロープーウェイの獅子岩駅。


12時半に駅に到着。走れば12時半のロープーウェイに乗れたんだが、次でいいやとのんびりしてたら、すぐに「臨時便」が来たのでそれに乗車。行きにカフェでケーキを食べておいて良かったわい。
紅葉谷駅から無料バスに乗って、荷物を預けたホテル近くの停留所へ。



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一泊二日の宮島 その2

2016-12-23 19:25:30 | 旅行記・瀬戸内海
ホテル:宮島グランドホテル有もと

良かったよ~。ああっ、この前はニュージランドのモーテルだったからか? 日本のおもてなしって感じで。アメニティも充実。部屋のお風呂用のゆず湯の素があったり、靴下まであった。

厳島神社のすぐ坂上だし、ロープーウェイ―乗場も近いというロケーション。JR+宿パックだったんで、とってもお得だったし。

夕飯です! ちゃんと温かい物は温かくなって登場してくれました。



 

 

 

夜、宿の無料の説明ツアーもあったけど、それには参加せず、2人でライトアップを見に行く。




この後、ホテルのロビーで無料のホットコーヒーをいただく。

朝の窓からの景色。


そして、満足の朝ご飯。
 

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一泊二日の宮島 その1

2016-12-19 21:51:47 | 旅行記・瀬戸内海
ニュージーランドに行ったばかりなのに、また有給取って宮島に行ってきた。へへっ。医者にいく振りしちまったぜ。
目的は宮島の弥山山頂のの巨岩さ。今年は謎の巨石巡りしてなかったしさ。

日本旅行のJR+宿のパックで、一名38,900円。往復の新幹線はもちろん、広島から宮島口のJR、宿も厳島神社のすぐそばの「宮島グランドホテル有もと」でかなりお得。紅葉シーズン後なので、混んでなかった。私は初めての宮島、妹は高校の修学旅行以来だってさ。

12月2日 金曜日

新横浜8時9分発で、広島着11時46分着。

途中、日本の富士山もバッチリ! 食べる、寝る、しゃべるで、あっと言う間に広島駅。
広島駅に着いたら、途中下車で、ひろしま駅ビルASSE(アッセ)2階の、屋台じゃないけどそんな感じの店が並ぶ中、“いっちゃん”で、「お好み焼き牡蠣そば」を食す。おっ、牡蠣、食べ応えあるぞ。
 

広島を12時31分発の電車で、宮島口に12時59分着。電車、余裕で座れた。フェリー乗り場までは歩いて5分位。フェリーは松大とJRの2社。JRの方が厳島神社の前を通るとの事なので、JRの方に乗ってみた。空いてるのか、どんどん乗れて、すぐに出航! 往復360円。乗ってるのは10分位。引き潮のせいか、想像したより鳥居に近づかないや。


船の中から宿に電話して、自動車で迎えに来てもらう。チェックインして、荷物を預かってもらって、14時前には観光に出発!

厳島神社五重塔と富国神社(千畳閣)  


あらっ、すごいわさ、千畳閣。

完成前に秀吉が死んでしまったので未完成のままだというが。出来上がってたらさらに凄いんだろうが、未完だからこぞ、床下や梁が拝めるので、良かったというべきか。一つの建物で、一部屋で、こんなに拾いなんて。結構、気に入って、ここでゆったりしてしまった。

 

 

で、ちょこっと移動して、厳島神社へ向かう。潮が引き始めているので、鏡の池がはっきり見える。
 



厳島神社 
いいんですか? 拝観料がたった300円なんですが・・・。まずは客神社。
 

東回廊からも、お気に入りの千畳閣が良く見える。


卒塔婆岩と康頼灯籠




御本社は結婚式の後片付けをしてた。


高舞台あたり
 

 

妹は「前は潮が満ちてたけど、引いてるとこんなんなんだ」と喜んでたが、私は満ちてた所が見たかったかも。

 
でも「鏡の池」3つとも見られたら、いいか。

反橋


天神社から。ここって全然観光客が来ないので、座って休憩。




厳島神社の出口を出ると
大願寺 


妹はなぜか、伊藤博文が植えたという、9本に枝分かれしたこの松が気に入ったらしく、9本見えるように写真を撮り続けてた。

中の不動明王が大きくて立派だったのだあ、撮影禁止だった。

この先、階段をあがって
多宝塔 
誰もいなくて、寂しかった。
 

景色はこんなに素晴らしいのに・・・。


大聖院にも行きたかったけど、すでに16時半だったので宿に戻る。



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瀬戸内海の小島(父の故郷)

2014-10-27 20:52:22 | 旅行記・瀬戸内海
親戚の集まりがあったので、日帰りで。



まあ、日帰り出張だと思えば、楽だ。6時間滞在できた。

      




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高松&直島 2泊3日 ④

2010-05-09 19:20:35 | 旅行記・瀬戸内海

5月3日(月)

地中美術館に行くため、8時半に港に着く。前日港の役場の人に確認したら、GW期間中は地中美術館直行バスを運行してて、始発は9時なんだが、8時半過ぎたら高松&宇野からのフェリーが着くため、バスに乗るのも混雑すると言われていたからだ。

バスを待っている間に、本村在中のおばちゃんが「島がこんなになってから、庭はきれいにしなきゃならんし、洗濯物は干し辛いし・・・。役場の兄ちゃんだって、休みなのに休めないじゃない」と話しかけてくる。でも、ちょっと嬉しそうに感じた。

Img_0001

9時半前に駐車場横のチケット売り場に着いたけど、すでに車で来ている人やベネッセイハウスに泊った人で混雑してて、チケット買うのに15分位かかったけど、入れた。まあ、中は現代アートを少人数で鑑賞するために、一部屋に入るのに10分から20分並んだけど。

Img_0002

GW特別解放ということで、美術館の屋上=地上の高台に上がれた。海が見えてきれいなんだけど、撮影禁止。空や海は、ベネッセが作ったんじゃないだろ。

メインはモネの睡蓮の部屋。自然光を取り入れて全部で5点飾ってあるのだが、絵が全て暗い。夕暮れや日没後や天気の悪い日の池を描いた絵だ。もっと明るい絵があるのに・・・。高くて買えなかったのかな?

Nao10 でも、正面のメインの絵は、頑張って明るい絵を手に入れて欲しかったなあ。せっかく、駐車場から美術館の入口までの道の両脇を、幅2m位だけどモネのジヴェルニーの庭を模倣して、花を植えたり、池を作ったりしてるのに・・・。

モネの睡蓮って、多分来場者のほとんどが別の美術館で観てるんだから、負けない明るい絵を飾って欲しかったな。

ウォルター・デ・マリアの部屋は、真ん中の球に階段が湾曲して映るので、アンパンマンの顔に見えた。

ジェームズ・タレルの、プロジェクターの作品は影絵をして遊んでみた。

館内は、職員が白っぽい服装(物販してる白いトレーナーを着用)で、列に並ぶように指示するんだが、なんだか、ちょっと・・・サティアンみたいな・・・。普通に黒いスーツでいいんじゃないの?

でも、わずか4人の作品で、これだけ集客する力は立派だ。

次はベネッセハウス(ミュージアム)に行く。GW期間中は、ベネッセ資本の地中美術館からつつじ荘までは、ベネッセ側が無料バスを運行している。岡山レンタカーのマイクロバスだ。入場者が多くても、レンタカーを借りたり、いろいろ大変なんだな。

Img_0003

Nao11_2 ベネッセミュージアムは普通の現代アート美術館。で、自由にゆったりみられた。1,000円じゃ安いんじゃないの? という位、作品に寝転がったり、美術館の中と、外に見える遠い浜に同じ作品があったりして楽しめた。

で、またバスに乗って、今度は「黄色いカボチャ」と「ベネッセビーチ」の外のあるアートを鑑賞。

ここで、「お問い合わせ先」に電話して、昨日入れなかった「家プロジェクト」の「南寺」に今から行って入れるかどうか聞いたら「今日も整理券を発行している。今から行って、今日中にはいれるかどうかは、行って確かめてください。」と言われる。

Nao12_2 Nao13_3

誰が行くか。

せっかく島にきたので、「直島つり公園」で鯛の刺身定食(1,000円)というのをやっているので食べに行こうとプラプラ歩きだす。と、島の、おじさんが運転している自動車に拾われて送ってもらえた。すでに、一人拾われていて、彼は10時過ぎに地中美術館に着いたら、2時過ぎ入場の整理券をもらったので、やはり昼ごはんを食べに行こうとしていたらしい。

Nao14 Nao15_2

鯛の刺身定食美味! 食べてる横で、鯛を捌いてんだもん。

送ってくれたおじさんに「14:20の高松行きのフェリーに乗る」と行ったら、すごい勢いで、「大きなゴミ箱」や島の北部の三菱マテリアルを案内してくれて、さらに港まで送ってくれた。三菱マテリアルの方も行ってみたかったのでラッキー!

ありがとう、島のおじさん! でも、私、子供二人産んでないからね。そんな後ろ姿しているっておじさんに言われたけど。体重もギリギリ40キロ台だからね。

Nao16 ところで、直島って演歌「おやじの海」が生まれた島だったのね。びっくり!

帰りのフェリーは、定員250名の立派な船だったが、ほとんどの乗客が眠りこけてた。

実は私の父親の実家が、直島の半分位の大きさの瀬戸内海の島なのだ。だから、ここまで活性化している島を見て、なんか複雑だった。島の人が生き生きしてるのは、一番いい事だけどね。

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高松&直島 2泊3日 ③

2010-05-08 23:05:35 | 旅行記・瀬戸内海

Nao1 5月2日(日)の続き

10:55分発の高速艇(1,200円)で、いよいよ直島の宮浦へ。

GWは島が大混雑!という噂を聞いていたので、緊張して上陸する。

昔、三宅島に行った時、船から島が見えてきたら、体の大きい同行者(女)が「三宅島って小さいんですね。私缶コーヒー買っちゃたんだけど、置く場所あるかなあ。」とつぶやいたのを、何となく思い出した。が、すごい立派な港じゃん。

Nao3_2 留まってるフェリーも、エーゲ海クルーズか?と思う位大きい。そこの大混雑してる海の駅で「家プロジェクト」チケット(1,000円)を購入。数か所でしか買えないはずなので、ここで購入したんだが、結局は「家プロジェクト」の入口で他の見学者は買っていた。

まずは宮浦の港の、話題の赤いカボチャを見学。一発目の現代アートだ。草間彌生の作品だが、私は彼女を知らず。あとで、写真を見たら、岡本太郎の女版に見えた。

次に宿に行って、荷物を預けて、無料の「007記念館」へ。顔を出して写真を撮るパネルで写Nao2_2 真を撮って友人と大爆笑!展示物は、文化祭みたいだった。

それから港から町内バス(100円)に乗って本村へ。

この小さな町に合計6か所(+予約が必要な1カ所)、既存の家やら寺・神社を現代アートの芸術家が作品(改築)にしたのだ。大勢の人間が地図を持ってぞろぞろ歩く。

6か所入れる1日券を購入したんだが、すでに南寺は本日の分の整理券の発行は終了してて入れない。それぞれ主にベネッセ側から派遣されてる現代の若者にしてはやけに地味な男女と島のお爺さんが案内に立ってて、大混在している人々をさばくんだが、段取り悪い。というか、現代アートが偉くて、見に来る人は感謝して見なさいってって感じが・・・。特にベネッセサイド・・・。「角屋」は10分、「はいしゃ」は20分、「護王神社」は50分並ぶ。

Img_0001_2

まあ、人気が出過ぎてて、見学者が多すぎるのが一番いけないんだろうけど。

アートとして「角屋」がまあまあ、「石橋」の壁の絵は家とマッチして良かった。ゆっくり観ていたかった。

私も友人も、仕事内容によっては「デザイナー」と名乗る事もあるので、なんか「はいしゃ」は私達でも、創れそうだった。

本村エリアにはおしゃれなカフェが数軒あって、そのうち一番町から離れたカフェに行った。すぐに入れたけど、若者で混んでた。

宮浦に戻ろうとしたが、バスがなかなか来そうもないので、30分歩いて戻る。途中の役場や小学校もなかなか洒落た建物だった。ようやく、暖かくというか暑くなって、太陽光線と道端の花々を満喫!

Nao7_2 で、「直島銭湯合I?湯」を外から見学。

夕食は宿のお姉さんの親が経営している焼き肉屋へ。ここも混んでて、マスター(親父さん)大パニック。思わずちょっと手伝う。

お姉さんに「銭湯夜8時過ぎるとかなり並ぶわよ!」と言われて、すぐに銭湯へ。すでに行列が出来てて、20分ほど外で並ぶ。中は、ヤヤエロの言葉がタイルに書いてあったり、象の像があったり。ん~、現代アート。でも、私でも出来そうな気が・・・。

Img_0002_2

ちなみに現代アートは、作品なんで、どこも撮影禁止。ハイ、分かりました!

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高松&直島 2泊3日 ②

2010-05-08 00:41:47 | 旅行記・瀬戸内海

Ko1 5月1日(土)

高松に向かうマリンライナーの中で「ガイドブックに《一生に一度は行きたいこんぴら参り》とあるから金比羅さんに行こう!」と決めて、高松駅でJRを乗り換えたら・・・あれっ?戻ってる。なんだ、坂出駅で乗り換えれば良かったんじゃん。

まあ、人生、そんなもんだ。

Ko3 琴平駅を降りて歩いたが、なんか寂しい・・・と思ってたら、右に曲がって参道を見たら人だらけ! 原宿表参道かよって、参道だからいいのか。

本宮まで785段の階段を登ったが、登ってる最中は辛いけど、途中で立ち止まることなく登れたし、結局筋肉痛にはならなかった。私、まだ大丈夫だ。

《こんぴら狗》のせいか、ペットの小型犬を連れて登っている人も結構いた。

海の神様だから、本宮から海が見えるのかと思ったら、見えないのね。想像と違った。さらにKo7 本宮から左に立派な渡り廊下の先にある、船の絵や写真が奉納してあるところに、なぜかKABAちゃんの写真が! なぜ? 彼は海を渡る船? 港(女)役じゃなかったの?

入場料を取らないせいか、本宮以外では金比羅さんのスタッフ(禰宜さんとか)がいない。その割には、参道や階段のあちらこちらに黄色地に黒文字で「しあわせさん、こんぴらさん」のキャッチコピーがある。

あっ、幸せになる黄色いお守り、私も友人も買いました。

Ko5 あと、旭社の雨水を受ける大きなカメに、一円玉を浮かべている人がいたので、やってみた。浮かんだ。これで確実に幸せになれるに違いない。

参道の立派な建物で、やり手の呼び込みおばちゃん2名がいる「とらや」でかけうどんを食べ、《おいり》をトッピングしたソフトクリームを食べ、無料の足湯につかり高松に戻る。JRで片道830円。

5月2日(日)

直島に渡る前に「特別名勝栗林公園」に行ってみる。「りつりんこうえん」と読むらしい。琴電で高松築港から7分で160円。

おおっ、来て良かった。西側に紫雲山がダン! とそびえているので、ビルなどが視界に入らないので、現実に引きもどされることなく日本庭園が堪能できる。

新緑の季節なので、微妙に色が違う「緑」を目と空気で味わう。

広いけど、無駄なレイアウトはなく、細々してないのに観る角度で景色がどんどん変化する。これで400円は安い!

おまけに時間がなくてお断りしてしまったが、無料ガイドのボランティアの方もいる。

もっと近くにあったら、年間パスポートを買ってもいい。

Ko14 Ko10_2

Ko12 Ko8_2

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