落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ウォーム・ボディーズ」

2013-09-25 00:19:00 | 映画

344691view001感情が芽生えてきたイケメン若者ゾンビが、人間の女の子に恋をして・・・という、血しぶきも肉もでてこない、ハート・ウォーミングな100分の、近未来ゾンビ映画。

なんて、ほのぼのした、優しい、小さな作品でしょう。

←あっ、こんなふうに花をあげる場面はありませんでしたが。

人間の記憶が味わえるからと、脳ミソ食べちゃうのも、寂しがり屋というか、なんというか・・・。

344691view003でも、だんだんゾンビに感情が芽生えてきて人間に近づいていくって、あるかもね。と納得。

この映画のゾンビ化原因は、分からないままだったけど、最近流行の“ウィルス”なら、体からウィルスが時間的要因で抜けちゃって、なんとなく感情や記憶がよみがえってきたら・・・、と、なかなかありそうな感じ。

ゾンビ映画のこんな解決方法もありだよね。

でも、それじゃあ、緊張感がなくなるから、“ガイコツ”登場。

344691view005お腹が空き過ぎて、自分の肌を食べちゃったり、他のゾンビを襲ったりしたら、このランクにまで落ちてしまう・・・。吸血鬼映画の「デイブレイカ―」にも、お腹が空き過ぎて自分の血や吸血鬼の血を吸うと、ランクが低くなるガイコツみたいのが、やっぱりいたよね。

欧米では、こんな共食いするとランクが下の鬼になるという考え方があるのかな?

こいつが、本当の悪者になっている。

で、手を取り合うと、人間もゾンビも分かりあえて、壁は消滅するという・・・。とっても、爽やかな映画であった。

344691view006出演者の方々も、もちろん魅力的なヒロインのお父さんに全く見えないマルコヴィッチ始め、みんなそこそこいろんな映画に出てる人ばかりで、見ごたえあり。

是非、今の、異なる宗教同士にも適応されますように。って、それはやはり共通の絶対敵“ガイコツ”が必要ってこと? 

現実に置き換えるとというか、現実の方が、やっぱ恐い!

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ダ・ヴィンチ作品のミステリー

2013-09-22 21:36:03 | アート・文化

453pxthe_isleworth_mona_lisa20日金曜日放送テレビ東京の「世界遺産 “三大迷宮”ミステリーⅡ」の録画を見たら、【アイスワールのモナリザ】が、「キャンバスに描かれているので、板に描いていた当時の物ではない」と軽く、秒殺されていた。

←アイスワールのモナリザ

えっ~! これって、日本テレビのたけしの番組で、大発見!とか言っていたのに。昨年のBUNKAMURA ザ・ミュージアムでやった「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」でも「(レオナルドによる1503年の未完成作説あり)」で紹介されてたのに・・・。

板とキャンバスだと!

裏から見れば分かるじゃん。なんだ、そりゃ!

そして、テレビ東京の番組では、プラド美術館にあるモナ・リザが、ダ・ヴィンチの真作ではないかと終わってた・・・。

まあ、こんなのが好きな私なんだけどね。

Image ←これが、プラド美術館のモナ・リザ

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9月16日の夕焼け

2013-09-16 18:15:43 | 独り言

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「スター・トレック イントゥ・ダークネス」

2013-09-12 21:31:00 | 映画

344500view001 前作観たよ。立派なお父さんを持った、ちょっとぐれた男の子が酒場でボコボコにされるという、SF映画でなくていいじゃん!という出だしを覚えてる。

今回も、相変わらず、精神年齢が幼い船長+主要人物達が繰り広げる、楽しい高校生の青春映画だ。

愛と友情と成長がテーマだ。

出だしから、色彩とテンポと火山と海底で、掴みはOK!楽しめるぞ。

344500view002ふーん、ワープ航法であんなに遠くまで行けるのに、ずいぶん狭い範囲での戦いだ。宇宙艦隊?と船の中と家族とか友情とか上司と部下とか・・・。

別にギリシャ時代の戦の話でもいいじゃん。宇宙があんまり関係ないぞ。仲の悪い宇宙人達と小競り合いして殺しちゃったけど、その後襲ってこなかったのかなあ?

主要人物以外の、エンタープライズの乗組員がどんどん死んじゃうのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」みたいだ。そう思ってみると、細かい所を気にしてもしょうがないと思う。

344500view004やっぱり、アメリカ人って、金髪のお姉さんが好きなんだろうなあ。あんなにあっさり、エンタープライズに乗りこめて、セキュリティーが試写会より厳しくないじゃん。

あと、さっぱり分からなかっのが、オールド・スポックがカーンを知っていたシーン。なんで、知ってるんだろう?

スタトレファンじゃ全くないし(でも年寄りだからTVで普通に観てたけど)、「カーンの逆襲」も知らないし。ついでに、「シャーロック」も観てません。TVのオリジナルシリーズが親世代で、今回のJ.J.エイブラムス版はその子供達版だっけ?

344500view005まあ、強い割には、何がしたかったのか良く分からないカーンをやっつけて、エンタープライズは5年の旅に出るんだって。5年もかあ。長いなあ。この主要人物の子供達も少しは大人になるのかなあ。5年もあの空間にいたら、人間関係ぐちゃぐちゃになりそうだけど。

サイモン・ペッグの次回作、【ワールド・エンド】が早くみたいっす!今回のスコッティ役では、他の人が若すぎるせいか、なんかとっても老けて見えたのよねえ。老けて味がでる演技ができるタイプには見えないので、今のうち、どんどん作品を公開してもらいたいもんだ。

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「プーシキン美術館展~フランス絵画300年」

2013-09-08 21:10:26 | アート・文化

すっごい久々の、横浜美術館。昨日の土曜日。

なんかとっても洗練された新興都市になっていた、横浜東口から美術館までの道。びっくり。

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で、10時の開館前に着いたんだが・・・ゲッ、行列! (↑12時過ぎに出る時に撮った写真だけど同じ位並んでた。)

Img_0001まあ、しょうがないか・・・と、友人と並ぶ。

チケットを持っていない人も、持っている人も同じ列に並んで、美術館の入り口に入ってから買うのだが、すでに券を持っている人も多く、チケットを買うのに時間は全くかからなかった。

並んでから入るまでで、20分位だったかな?涼しくなってからで良かったわい。

東日本大震災で、延期され、今開催。古代エジプトから近代ヨーロッパまでの、絵画、版画、彫刻など67万点を超す収蔵から、5名のコレクターによって収集された、フランス絵画のコレクションが展示されている。

5名のコレクターは、1700年代はエカテリーナ2世とニコライ・ユスーポフ、1800年代はアレクサンドラ2世、1800年代後半は資産家のセルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフ。

資産家の二人は、ソ連が社会主義のなったお陰でコレクションを没収。失意のうちになくなったり、亡命したり・・・。

特にセルゲイ・シチューキンは、評価がまだ定まらなかった、マティスやピカソ、ゴッホの才能を見抜いて、コレクションしたらしい。立派な人だ。

で、展示されてる作品は、フランスの有名人の作品が並ぶ。

エカテリーナ2世とニコライ・ユスーポフ、アレクサンドラ2世のコレクションは、なぜかセクシー路線だった。

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↑フランソワ・ブーシェ《ユピテルとカリスト》とか、カルル・ヴァン・ローの《ユノ》とか。

↓モネの《陽だまりのライラック》は、良かった。

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↓あと、ピカソの"マジョルカ島の女"も良かった。水彩だよ。20代の頃の作品。やっぱ、ピカソは天才だと思う。

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左はゴッホの《医師レーの肖像》。ゴッホからもらったものの、壁の穴塞ぎに使った医師レーの気持ちが分かる。

右は、ルソーの《詩人に霊感を与えるミューズ》で、マリー・ローランサンの事なんだが・・・。マツコにしか見えない・・・。

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