5月17日(月) 最終日
⑤水原華城
地下鉄乗り継いで行こうかと思ったが、乗換が結構あるので、予め日本で午前ツアーに申し込んでおいた。8時40分にホテルピックアップで、ツアー客は私たち母娘を含んで七名。全員女性だ。
ガイド+ドライバーの九名なのでバス扱いになるらしく、高速道路の渋滞を尻目にバスレーンを快調に走り、一時間ほどで水原華城に到着!
本当に城壁はグルッとしてた。ただ、街は適当に発展してしまったので、ヨーロッパによくある城壁に囲まれた中世都市という雰囲気は皆無。門も、ヨーロッパの城門は不思議と観光バスが通れるギリギリの大きさなのに、ここのは小さいため、自動車道路が城壁に下を貫通して作られていた。
車は城壁の中の、地図の右側の駐車場に停まる。ガイドから、蒼竜門(地図右側のちょっと下)から川にある華虹門まで一時間位かけて歩くからと説明がある。
まずは蒼竜門。
左が門の天井の竜。真ん中が城壁の内部から見た門。左が城壁の外側の様子。敵に攻め込まれないよう、頑強な壁になっている。上の方の四角い穴は弓矢用。下の長い穴は、トイレ用。
やっぱりガイドさんに説明を受けると、いろいろ勉強になります。
見張り台に上ったりして、ゆっくり歩くんだが、日差しがかなり強く暑いので、他のお客さんはかなりバテてる。ちなみに私と母は真夏の敦煌で、ツアーの最終日まで食欲があった位、暑さには強い。
左から東北安心曙ハ(見張り台)、東暗門(徒歩でのみ通れる隠し門)、東北舗楼。
そして水原華城で一番きれいな、訪花随柳亭へ。小学生の団体の喧騒に巻き込まれる。
確かにソウルとは違う風景が広がってて、面白い。
一番右が華虹門。で、ここで自動車が迎えに来る。乗り込むようにガイドさんに諭されて乗ると「じゃあ、ソウルに向かいます」。
って、まだ11時じゃん。13時にソウルの仁寺洞で解散じゃないの? 華城行宮に寄ってもいいんじゃないの?せめて、城壁の回りを一周して帰ってもいいじゃないの?
私たち以外の客は1日観光なので、どうもそちらに合してスケジュールが組まれているようだ。
ソウルに着いたのは12時前。車中でガイドさんから、宗廟は5月からフリー見学はできないが、1回の日本語ガイドツアーの定員が100名で、うち60名が団体とネット予約で、早く行けば個人でもガイドツアーに参加出来る事、一番近い回が12時40分である事を聞いたので、バスを降りて宗廟まで行ってみると、12時40分からのチケットが買えた!
昼ごはんを食べる時間がないので、門の公園でクッキーを買って食べる。
で、公園にはリタイアしたお父さんたちがいっぱい! う~ん。南ヨーロッパの、日陰でリタイアしたお父さんが数人集まって飲んだりおしゃべりしてるのは見た事あるが、ここまで大勢とは。
香港の日曜日のアマサン(海外からきたお手伝いさん)の集まりみたいだ。あとでネットで調べたら、この公園の名物で、男性が多いので、その男性をお客さんとするお姉さんまで出没するらしい。
⑤宗廟
韓国の歴代の王様等を祀っている所。
マイクを持った、京都で日本語を学んだという、辛口なんだが面白いお姉さんが、ガイドさんだった。韓国美人というより、とっても健康的な明るい美人だった。
真ん中は王様か神様が歩く所だから真ん中を歩いては行けないと注意されながら、細い石の歩道を100名近い日本人がぞろぞろ歩く。
斎宮、典祀庁など、儀式の際の控えの場所で説明を受け、いよいよメインの正殿と永寧殿へ。
広っ! 暑っ! そして、近づけない。宗廟パンフレットの表紙のような柱の並んでいる場所までは近づけなかった。
毎年、盛大な祭礼が行われているそうだ。
ここも市内なのに、森に囲まれててなんかホッとする。
ガイドツアーなのに、入場料W1,000。100円しない。
これで行きたかった所、全て行きました! あとは「アワビのお粥」を食べるだけ!
地下鉄の乙支路入口から歩いて5分位の味加本へ。ここもソウルナビで調べて、クーポンを出力して持ってきた。
あわびがゴロゴロ入っているとはいかなかったけど、これでW10,000は安いと思った。
母親は野菜粥でW5,000(付いているおかずは私と同じ)で、クーポン10%割引でW4,500。帰りに空港で飲んだコーヒーもW4,500だった。
で、ブラブラ明洞(ミョンドン)を歩いて、プリンスホテルまで戻る。途中で一応人気のコスメの美容液など買ってみた。若返って、きれいになるのかなあ?
まだ成果は出ていない。
出るのか?
ホテルにPM4:30ピックアップで金浦空港へ。ANA129419:30→21:35で羽田着。やっぱ便利だぜ羽田!近場の海外も楽しいぜ!
ところで、飛行機のコックピットの窓って、こうやって掃除するの知ってました? 結構びっくり。