上野の国立西洋美術館。5月19日の日曜日、夕方に行ってみた。
ラファエロって、わずか37歳で亡くなったんだ。
おまけに、しっかり工房作って、版画で普及版を作って、事業家としても何かしら残したんだろうなあ。
そして、本当に、栗原類そっくり! びっくりだ。ラファエロ、かなりの女好きと言われてるが、栗原類もそうなるのか! 500年の時空を超えた謎、というほど大げさな事ではないな。
入り口を入ってすぐに、ラファエロが20歳位の時にかいた自画像。人がいないのでじっくり観られて、(おおっ!空いているのかも)と思ったが、それは大きな間違い。
次の「Ⅰ.画家への一歩」からすっごい人。なので、このコーナーは最後にゆっくり見る事にして、人が空いてて見られる絵だけみて、5時過ぎてから最後にまた、ここに戻ってきた。さすがに部屋には10人もいなくてゆっくり見る事ができた。
メインの、これぞラファエロ!という"大公の聖母"は意外と大きいサイズなので、結構じっくり観る事が出来た。
で、あとの22点は、大きいサイズの絵はラファエロらしい、丸顔で柔らかい感じがなくて("エリザベッタ・コンザーガの肖像" "無口な女"など)、逆におおっ!と思う絵は、すっごく小さくて("聖家族と仔羊" "エゼキエルの幻視"など)、人混みがすごくてなかなかじっくりみられない。う~ん、欲求不満状態だ。
左から、◆無口な女(手塚理美に似ている) ◆聖家族と仔羊 ◆エゼキエルの幻視(これが結構良かったんだが、A3サイズ位の小ささだった)
ヴァチカン宮殿、ゆっくり見に行きたくなった。
今回、公式図録以外に、1,200円のミニ図録があったので、そちらを購入。いいじゃん、このミニ図録企画。絵葉書買うより安いし、解説もしっかり載ってるし。公式図録って、高いし、分厚過ぎて、家で読むのも重いんだもん。ぜひ、他の展示会でも見習って、作成して欲しいなあ。