落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

2023-07-25 21:50:51 | 映画

ハリウッド映画だ! トム・クルーズだ! A級作品だ! 製作費もかかってる! 

次から次へと、お金がかかってる厳選された美しいロケ地と上手なCG処理。アクションシーンも盛りだくさん!メイキングで何回も見た、数百回も訓練したトム・クルーズのスタントなしのアクション! いやあ、IMAXで観れば良かったなあ。

笑えるユーモアシーンもあるし、ホロリとさせるシーンもある。

でも、題名と同じでちょっとずつ長い。ちょっとずつ削って、164分をせめて150分にしてくれたら完璧だったのに。

シーズン7作目にして、アメリカ政府内部でも「IMFって国際通貨基金じゃないのか?」ってセリフが出てきて笑えた。私もIMFって聞いたら、国際通貨基金だもんなあ。

シリーズを重ねるごとに、IMFの長官もメンバーも次々と殺され、今じゃトムを除いて、華のない3人だけだ。いや、冒頭で出てきた黒人青年みたいな新人を、実は育てているのかなあ? ジェレミー・レナーはどこに消えたんだっけ? この3人で世界を救ってるって凄いなあ。トムの映画だからなあ、そうなるよね。

イルサを演じてたレベッカ・ファーガソン、好きだから、もう本当にスパイは引退して静かに生きて欲しかった。もう、「ミッション:インポッシブル」シリーズには出て欲しくなかったのに、世界を救おうと・・・。イーサン・ホーク共々、こんな生き方しかできないだろうなあ。

ヒロイン交代とは言え、新ヒロインの方が若干年上。40代女優が活躍できる時代なんだねえ。

善意・正義感・倫理感で動く個人が、イーサン・ホークの味方をしてIMFの窮地を救ってた。PART TWO もそうなるみたいだ。AIがどこまで予測できるかだ。

次回、海に沈んだ潜水艦が舞台だと、地味だなあ。ハリウッドのストがどうなるかで、PART TWOがいつ公開できるか・・・。AIよりストの方が怖いな。

殺し屋の女の子、女の子だと思ってたら37歳。しかも、観ている最中全く気が付かなかったけど、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のマンティスだったとは!素顔はこんな感じだったのね。

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「マッド・ハイジ」

2023-07-22 21:39:26 | 映画

おバカ系ホラー映画でR-18+なのに、吹替え版があって、観に行った映画館では吹替え版の上映回数の方が多かった。どんなターゲットを想定してるんだ?

時間の関係で吹替え版で鑑賞。本当にバカバカしいので、日本語だとますますバカバカしい。

もうすぐ無くなるYahoo!映画のレビューだと3.5だが、んん~? おーい!レビュー書いてる人々、どうしたんだ?

私は映画館だから最後まで観たけどテレビだったらチャンネル変えてるなあ。あっR-18+だからテレビではやらないか。

おバカの中でもキラリと光るモノが感じられなかった。

チーズフォンデュ拷問も熱々おでんの方が迫力あるなあ。グロ系シーンもわざとコミカルさを出すために、血がもの凄くビューって噴き出してるんだけど、んん~なんだかなあ。肉や骨の描き方は弱いなあ。

タランティーノとロドリゲスの「グラインドハウス」的なノリを目指しているのかなあ? だとしたら、「グラインドハウス」ってもの凄く完成度高かったな。「カメラを止めるな!」も面白かったなあ。「キラートマト」も良かったよなあ。と、過去を振り返る。

全裸の女囚にホースで水を浴びせるシーンがあったけど、この手の映画を目指していたのかなあ? いや、多分、何も目指してないなあ。

主人公の女の子が似てるから「スターウォーズ/最後のジェダイ」のパロディをやったのかなあ。だったらもっと徹底的にすれば良かったのに。なぜか緑の美輪明宏もいた。

エロは、おっ〇〇がアップになるシーンはあるからかなあ。

最後にはもっとグロく退治されると思った悪役マイリ大統領は、スターシップトゥルーパーズの主役の人かあ。クララの人は日本人ハーフで、最初の衣装は日本のアイドル風。次回作は「ハイジ&クララ」だそーだが、これも「グラインドハウス」のパロディか?

良かった点は、たまに本物の、ドローン撮影したアルプスの広大な景色が観られた事だな。

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「ヴァチカンのエクソシスト」

2023-07-16 21:08:44 | 映画

ホラー映画ではないな。真面目な、エクソシストバディ誕生を描く映画だ。バディ誕生だから、TVドラマのパイロット版みたいな感じ。

ラッセル・クロウにぴったりの役でさ。総本山ヴァチカンのチーフエクソシストなんだけど、ウィスキーの入ったスキットルをポケットに忍ばせてて、ヘラヘラとジョークを飛ばす。おまけに体が大きい(太い)から、若い司祭が体当たりしても開かないドアを、蹴とばしただけでぶち破ってる。

レ・ミゼラブル」の警官ジャベール役より合っていると私は思う。

で、そのアモルト神父の移動は移動は赤と白のスーパーカブみたいなバイクで、ヴァチカンを走ってかと思うと、今作の舞台のスペインの元修道院にもそのバイクで登場。イタリアからスペイン通ってピレネー山脈を越えたのか? フェリーで移動したのかな? いったいガブリエーレ・アモルト神父はどんな能力を持っているのだろう?

悪魔祓いの儀式としては、悪魔の名前が分かってしまえばこちらのモノというルールは相変わらずなので、名前が分かった時点で勝利確信。令和時代、いや2023年だから、お母さんとお姉さんも男の子を救うためにただ悲鳴を上げてるだけじゃなく、戦う時はしっかり戦う。

相手は悪魔なので日本人の私には全く怖くない。むしろ、堕天使が悪魔になったんじゃなくて、先に悪魔がいてその対抗手段としてキリスト教(カトリック教会)ができたんじゃないかと日本人の私は思ってしまうなあ。

目新しい点は、実はある時期ヴァチカンが悪魔に支配されていたという所かな。

あと、アモルト神父をはじめとするエクソシストの否定派の司祭が急病になったのは、誰の力なんだろう? 悪魔にとっては彼がいたほうがヴァチカン支配計画が上手く行くと思うんだが。

アモルト神父に絶大な信頼を寄せている教皇役は、フランコ・ネロ。なんかフランコ・ネロが教皇なんてうれしくない?

若いトマース・エスキベル神父を演じるダニエル・ゾヴァットは、今調べたら、私のお気に入りのホラー映画「イット・フォローズ」の比較的早く殺される隣のお兄ちゃんや「ドント・ブリーズ」で最初に殺される強盗友達の役の人だった。なるほど、これからもがんばれ!

アモルト神父とエスキベル神父のエクソシストコンビで、あと199本続編ができてもいいような終わり方だったけど、続編はないな。

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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

2023-07-05 20:44:39 | 映画

154分、ノンストップアクションだ。どんどん、いろんな事が起こる。飽きない。

でも、はたして面白かったのだろうか? 正直、良く分からない。余韻はない。

あ~、ラスト、マリオンとどこならキスしても大丈夫かって会話が懐かしかったかなあ。

あとは、ディズニーが開発した若返りAIの凄さを見せつけられた割には、第二次世界大戦中の列車シーンは画面を暗くした割にはCGが粗い。

↑ 若返ったハリソン・フォード

↑ 今作の、頑張ってはいるけどやっぱり80歳のハリソン・フォード

息子は戦死した事になっていた。シャイア・ラブーフ、こんな処遇かあ。まあ、しかたないよなあ。外国にでも行ってる設定かと思ったら、殺されたのか。ちょっと笑える。で、夫婦仲も悪くなり離婚協議中。なんか、スターウォーズと被るなあ。

運命のダイヤルって、オーパーツで有名な【アンティキティラ】の事だった。インディが探し当てた今までの秘宝関係、結構元ネタを知ってる私。

ジョーンズ教授、女子大学生に猛アタック(死語だな)されてた人気の教授だったのに、寂しい退職シーンだ。彼を頼りにして引き立ててくれた大物たちもすでにこの世にいなとは言え、アメリカや民主主義や地球を守るためにあんなに尽力したのに、寂し過ぎる! 住んでるアパートも何だかなあ。豪華な一軒家には住めなかったんだろうか?

サラーも、なんだかなあ。もっとリッチな感じでいて欲しかった。

で、善人とは言えない、名づけ子のヘレナと知り合って冒険が始まるんだが。何度も言うけど、頑張ってはいるけどやっぱり80歳のハリソン・フォードだ。ヘレナが子供の子分を連れて、ガンガン人を殴ったり、飛行機に忍び込んだりと、インディ・ジョーンズの跡継ぎみたいになっている。ヘレナの女優さん、フィービー・ウォーラー=ブリッジ。女優というより脚本家なんだあ。で、額の生え際の大きなホクロ(シミ?)取らなかったのかな。

今まで、秘宝を守るためにインディの犠牲になった、各地域の有色人種への贖罪なのか、今回はアメリカやヨーローッパの一般市民がやたら死ぬ。アントニオ・バンデラスまでも・・・。もうちょっと、彼を活躍させてくれよ。

平気でガンガン一般市民を殺すのは、クレーバーのボイド・ホルブルック。マッツ・ミケルセンより、目立ってて良かったなあ。今後注目!

天才アルキメデスの仕掛けた「運命のダイヤル」に翻弄された今回だが、その時代に残ると言い張ったインディをどうやって説得するのかと思ったら。まさか、この手かあ。

シリーズの、本当にラストって感じだった。若い時のハリソンフォード、本当にカッコ良かったんだよ~。

平日なのに映画館は年寄りで満席なんだが、足元がおぼつかないから、遅れて来たり、途中でトイレに行く際に、スマホのライトを点灯させて階段を降りる。眩しいんだが、怒る気には全くならない、80歳のインディ・ジョーンズ映画だった。

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「怪物」

2023-07-03 22:24:25 | 映画

観た人に聞いたら分かり難いとかつまらないとか言っていたので、観ないでいいやと思ってたら、友人に誘われた。

結果、観て良かった。分かり難い点もないし、退屈でもない。ストーリーは3回繰り返す。「羅生門」形式(例えが古いなあ。今なら「カメラを止めるな!」形式か?)で、子供の母親(安藤サクラ)目線でストーリーをザックリ解説、子供の教師・保利先生(永山瑛太)目線で驚きの展開、最後に当事者の子供2人の視線から丁寧に描かれていてラストまで。

どうなるか、先がさっぱり読めないので、飽きずに観られる。上諏訪の景色もきれいだ。結構ツッコミが入って良い展開なのに、そこはサラッと流されるのでファンタジー映画っぽい。

ネタバレ

「怪物」は、登場人物全員で、悪意がなくてもあっても、人を平気で傷つけるという、面倒で残酷な人間関係。いい加減な噂話を流す近所の人も、子供の母親も悪意はない。

悪意があるのは、校長をはじめとする保利先生を貶める教師たち。さらに悪意があるのは、保利先生のクラスの子供。で、最も「怪物」は、麦野湊君だと私は思うのだが。小学5年生だったら、自分の嘘で、保利先生の人生がメチャメチャになったのは分かっているだろうに。小学5年生だからこそのイライラ感は分かるけど。湊もクラスの子も、保利先生の新聞記事を見てもケロッといきていくんだろうか?

それなのに、台風の日、湊君に謝りに来る保利先生って凄く偉くないか?

趣味が本の誤植を見つけて出版社に報告するだったりするけど、出版社の方もクレーマーとまでは思ってないだろうし。「笑った顔が気持ち悪い」という保利先生の恋人(高畑充希)は、別れようと前から思っていたんだろうけど。

この映画を観たら、教師になろうと思う人間がいなくなくるのではないかと心配になる。自分の子供が教師になると言ったら、止める大人が続出しそうだ。

トロンボーンとホルンを吹いたからって、罪は消えないぞ、二人とも!

キーとなる星川依里君。若くしてしっかり自覚症状のあるLGBT。彼だけ淡々としてたね。

最後は、行き止まりだった鉄格子が開いていたので、あの二人はその先に旅立ったのだろうな。やっぱファンタージー映画だ。

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明治座創業150周年記念「梅沢冨美雄劇男」梅沢冨美男・研ナオコ・三山ひろし

2023-07-02 22:18:50 | 舞台

6月28日 水曜日 11:00~

母が一度観てみたいと言うので。2週間前でも前から8列目の席が取れた。まあ、花道の反対側の端っこだったけどね。

緞帳にチームラボのプロジェクトマッピングが映し出されるという、なかなかの演出。

なかなか楽しいぞ! さすが、大衆演劇! 大衆の心を掴んでる。上手だ!

プログラムの構成も素晴らしい。長くなくて、幕間もゆったり。

研ナオコのグダグダ感も楽しい、懐かしくてとっても笑える「清水の次郎長旅日記」。

世代的にも嬉しい研ナオコのヒット曲が全て聞ける歌謡ショー。三山ひろしの声もよく通ること!

そして、梅沢冨美男劇団の艶やかさ。

なぜ、これが

↓ こうなるんだ?

不思議だあ!

小川菜摘も出ていたが、いじられ方が「浜田の奥さん」としてのいじられ方なので、絶対に離婚はできないなあ。

↑ 母は一番高い、このお弁当を食べていた。

正直に言おう。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」はまた行こうとは思わないが、こちらはまた機会があったら行きたいと思った私だった。

 

 

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