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今日よりちょっといい、明日にしませんか

大人の子守唄、井上陽水「結詞」

2015年12月27日 05時12分09秒 | アコースティックライブと音楽

この歌は、いまから37年前買った井上陽水のアルバムに収録されたいる曲。その当時高校生だった私は、友人の兄が好きな曲という認識しかなかった。数年前、久しぶりに聞いたことをきっかけに、3ヶ月前から子守唄のように、聞きながら眠っている。

短い言葉、行間の中に宿るこころのイメージを浮かべながら夢の世界へ・・・そんな感じだろうか。一方、陽水の美しい歌声、つぶやくようなアコースティックギターも魅力だ。2曲目の「積み荷のない船」も逸品である。(歌詞は文末に)

結詞

作詞:井上陽水

浅き夢 淡き恋
遠き道 青き空

今日をかけめぐるも 立ち止るも
青き 青き空の 下の出来事

迷い雲 白き夏
ひとり旅 長き冬

春を思い出すも 忘れるも
遠き遠き道の 途中でのこと

浅き夢 淡き恋
遠き道 青き空

結詞 井上陽水


「積み荷のない船」


作詞 井上陽水、作曲 井上陽水/浦田恵司 編曲 

積み荷もなく行くあの船は
海に沈む途中

港に住む人々に
深い夜を想わせて

問に合えば 夏の夜の最後に
遅れたら 昨日までの想い出に

魚の目で見る星空は
窓に丸い形

旅行き交う人々が
時を楽に過ごすため

サヨナラは 雨の歌になるから
気をつけて 夢と夢が重なるまで

過ぎ行く日々 そのそれぞれを
なにか手紙にして

積み荷もなく行くあの船に
託す時は急がせて

帰るまで 好きな歌をきかせて
会えるまで 胸と胸が重なるまで