演習編2回目

2013-10-20 17:35:52 | 司法試験関連

演習編2回目投了。またも1500終了予定が,質問対応を終えたら1730でした,というロングラン(笑)。熱いです,いいことです。そのうちわたくし死ぬかもしれませんが 爆

質問内容が,「こういう理由でこのような権利設定をした」,「解釈指針はこう考えたがどうか」,「この考え方は筋道としてありうるか」等,極めて新司法試験的な質問が多いので,こちらも答えがいがあります。

大事なことは,今日失敗したこと,学んだことを次回以降,改めてキチンと実践することです。そうしなければ受ける意味はない。失敗しても良いが,同じボーンヘッドを2度はしてはいけない。この点留意です。演習編における「レジュメの作成目的」を今日お話しましたが,その通り実践してください,絶対。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

論文突破実践力完成講義(講義編)刑法 事前課題

2013-10-18 17:49:25 | 司法試験関連

総論編の問題です。

第2問,第4問,第5問,第7問,第11問,第12問,第13問,第17問,第18問,第20問,第25問,第28問,第29問,第30問になります。第1回用に8問か9問程度,構成しておいて下さい。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

司法試験改革について

2013-10-18 13:10:27 | 司法試験関連

司法試験改革案ですが,やはり短答科目削減は予備試験にも影響してますね(笑)。以前私が述べたとおり,予備試験だけのために訴訟法等の問題を作るのが面倒くさい,というのが本音だと思います。

選択科目を本試験から外し予備試験に課すと言うプランは意外でした。まぁ,法科大学院では,幅広く選択科目を履修しているのだから,予備試験組も当然,そのような素養がなければいけない,というのが表向きの理由でしょう。代わりに一般教養を論文から外すみたいですが,法科大学院生は隣接科目や一般教養科目も履修しているから,という理由で予備試験にも課していたはずなので,外す理由を明示してほしいのですが,まぁ,適当ですねぇ,としか言いようがござんせん。あと本試験から外される選択科目担当教員へのガス抜きもあるんですかね(笑)。

はやいとこ変更後の具体的内容を詰めて欲しいですね。特に短答の試験時間,問題数は気になります。恐らく問題数を増やすか試験時間を長くすることになるような気がします。旧司法試験のように「3時間半で3科目60問」みたいにするのか,現行どおり科目別にするのかも気になります。民法は憲法・刑法より問題数が多い形になるような気がしますが如何でしょう。

あと試験日程を4日間で維持するのか,3日間に短縮するのかも気になります。選択科目がなくなり,短答が少なくとも5時間半ではなくなるので,まとめれば3日間で行うことも可能です。それとも,初日公法系,2日目民事系,3日目刑事系,4日目短答試験,というセットリストになるのでしょうか。このセットであれば,肉体的な負担は大分軽減されそうです。

はやいとこ,5年5回と並んで改正して欲しいですね。

そういえば,予備試験の合格者数をいきなり増やした背景には,「とりあえず様々なデータが欲しい」というのがあったみたいです。伝聞ですが(笑)。なので今後の方向性として「予備枠拡大路線」と言い切るのは早いのかもしれません。当局は何考えているんだか分かりまへんな。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジューク・トイ

2013-10-18 01:29:52 | 司法試験関連

条文マーキング講義の刑法ですが、順調に収録が進んでいます。本日9回目で半分まで来ましたので、20回程度でまとめられるかと。会社法は詳しくやり過ぎた(全54回)!?ので(笑)。ジューク・トイですが、4月にリリース以降、順調に毎月ご利用者数を増やしてきています。ありがたいことです。百選マーキングシリーズにも御期待下さい。コンパクトかつ的確に、というコンセプトで突っ切ります。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日の質問に関して

2013-10-14 18:53:26 | 司法試験関連

マーキング講義の会社法,いよいよ明日の収録で投了です。明日は引き続き刑法の収録を開始します。

昨日の講義後に質問が出たのですが,有益情報としてここでアップします。起訴1に関する利益考量の仕方のところです。「規制により得られる利益」が「制約される利益より」「(明白に)優越するかどうか」,という部分の考え方です。

「規制によって得られる利益」のイメージが沸きにくいようなんですが,これは,「規制しなかった場合の不利益」の裏返しだと思えば分かりやすいかと思います。例えば,本件において,Aを住居侵入罪で起訴しない=自由にポスティングをさせた場合,何が起きるかを考えてみるのです。規制すればその「不利益」を押さえ込めます。正にそれが「規制よって得られる利益」そのものになるというわけですね。

今回,管理権者の立場からすれば,住民とAまたは住民同士での摩擦・衝突を避けたいという考えが働いていると思います。これらが現実のものとなれば看過できない不利益と言えるでしょう。それを規制することで防止したいわけですね。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開幕戦、投了。

2013-10-13 17:47:03 | 司法試験関連

正規の講義時間は、1300から1500ですが、全体質問、個別質問対応が終わったのは1720過ぎでした。みんな熱い!この熱さに負けないよう、頑張ろうとおもいました。

受講者も多いので尚更燃えてきます!半年間宜しくお願いします!

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日開講なり

2013-10-13 12:41:12 | 司法試験関連

東京は昨日は正に真夏でした。そして今日も夏日より。こんな日に昼から講義とは残念ですが(笑),遂に!2013年演習編が今日から開講です!恐らく一番自分が得意な講義だと思うので,楽しみです。本試験日120%ダイレクト直結講義をします。いや,ワクワクします。まぁ毎週大変ですけどね(笑)

受講する方はもっと大変だと思いますが,来年椅子取りゲームで勝つ為には個々が頑張りどころです。ギリギリまで自分を追い詰めていきましょう!

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏日

2013-10-12 14:30:45 | 司法試験関連

全国的にむやみやたらに三連休らしい。

吉野的には、明日が2013演習編開幕戦であり、月曜は通常授業に個別指導のカウンセリングである。

すなわち、今日だけお休みの一連休である。

一連休・・・・。

連休じゃねーし。笑

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来年競争は激化するのか。

2013-10-11 22:03:57 | 司法試験関連

来年からは受け控えは無意味である,という昨今の受験界の論調によると,毎年2500名程度出る受け控え層がいなくなるので,合格率が下がる,ということになるわけです。単純化すれば,7500人受けて2000人合格(27%)が,10000人受けて2000人合格(20%)になる,というわけである。あら,大変だね。

でもよくかんがえたら,私は,「実受験者数で割っても競争の実態を反映しない」として,5年前から「受験予定者数で割るべき」という主張を展開してきました。この「吉野説」からすると,「実質倍率」は別に変わりませんね(笑)。

まぁ,実際の短答試験の通過率は大きく変りえます。今まで65%程度だった突破率が,下手すれば50%強まで落ち込む可能性があるので,「心理的な恐怖心」は増すでしょう。また受験界の一部は,「短答基準点が劇的に上がりかねない」と「煽っている」感がありますが,まー,元々受け控えしてきた人達の多くは短答突破の自信が無い人が圧倒的に多いのではないかと思うのですが如何でしょう。もちろん中には,論文突破の自信がないから,という理由の人も一定数以上はいると思うので,多少は基準点が上がる余地はあると思います。

どちらにしろ,250~260点ラインの力がないと論文を突破するのは厳しいので,「基準点が220点から235点になったらマジやばい」,といって焦っているようではお話にならないと思って下さい。というわけで,そんなに神経質になる必要はないでしょうでFA。

もし気をつけるとするならば,科目数の削減が起きた時です。これは試験対策負担が半減するので,純粋に憲・民・刑の受験生レベルが上がってくる可能性が高いからです。問題も難易度が上がる可能性があります。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回数制限改正のタイミング

2013-10-11 13:44:34 | 司法試験関連

回数制限を5年5回にするなら早めに決定して欲しいですね。一部予備校は,来年は受け控えは無意味,という前提でいるみたいですが,あくまでもそれは2015年度から改正する場合,という仮定の話なので注意しましょう。2015年から改正される可能性は高いのでしょうが,あくまでも「可能性」の話だということは織り込んでおきましょう。

悩ましいのは,来年「卒業後3年目・4年目の人で,かつ,3回目受験」の人でしょう。仮に2014年に失権しても,15年から改正されれば,4度目受験が可能となるので,「受け控えるのは無意味」,という前述の論調になります。要は改正法案が14年度中に通るか15年度に持ち越されるかがポイントになりそうです。14年なら15年から改正,15年なら16年から改正という道筋になると思われます。

個人的には,改正するなら15年実施の方向でいって欲しいです。16年改正の場合,「来年3年目で失権,15年は受験資格なし,16年5年4度目として再チャンス到来」,となりますが,なんだかこれは受験生的にも辛いですよね。16年度を見越して1年「浪人」状態になるわけですから,実力の維持も大変ですし,諸般の事情で諦めてしまう人も出てくるでしょう。

早めの改正に期待です。来年1月からの通常国会で通せば良いのにねー。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予備試験は受験すべき

2013-10-10 20:23:31 | 予備試験関連

よく見たら、一昨年の最低点数である245点ラインだと78名しか受からないんですね。昨年同様の230点でも190名です。225点で昨年とほぼ同じ234名になります(このラインでの「5点」の違いは大きいですね)。

単純比較できるのかどうか分かりませんが、全体的に水準は低下傾向にあるのでしょうか。だとすると尚更予備試験は美味しい試験ということになります。予備試験は、短答を突破すれば論文合格率は20%になります。なんか本試験の合格率と変わらない感じです(笑)。予備試験もまずは短答突破力をつけることが肝心だということですね。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予備試験合格者激増

2013-10-10 19:48:20 | 予備試験関連

なんと381人合格しています。123人、233人と来て僅か2年で3倍以上に増えました。個人的には、300人は無いのでは、と思っていたので意外でした。

間違いなくこれは何らかの意図があってのことでしょう。最低点が245点→230点→210点と年々下がって来ているからです。恐らく理由は2つあって、一つは単純に予備組の合格率が高いので、まぁ、増やしましょうか、という理由。もう一つは結果的に予備組の本試験合格率が下がる可能性があるので、法科大学院組(上位ロー)の合格率との見た目上のバランスが取れるから、という理由。受験者数が減少傾向に転じているので、予備組をこの程度増やしても全体の合格率引き下げ要因にはならないと思うので、文部科学省の顔を立てつつ、座りの良い結論かと思います。

とは言うものの、2000個のイスの分捕り合戦と言う意味では競争が激化するのは間違いないでしょう。この400名弱は既に短答突破力を備え、L2論文対策もかなり出上がっている層です。今年同様7割の合格率を叩き出すと、270名強が合格することになります。これは驚異です(もっとも今年は184名出願(昨年度の予備論文合格は233名です)し、120名合格なので、実質合格率は65%ですから、単純に381名に65%かけても248名となりますが)。

もちろん、昨年も予備試験最終合格者219名のうち61名が法科大学院在学生でしたし、今年も350名程度の予備最終合格者のうち100人程度が法科大学院生と言う可能性も十分ありますから、単純に予備枠で400名近い受験生が雪崩込んでくるわけではないです。なので完全に数遊びみたいなもんですが(笑)。

どちらにしろ、気合いの入る情報ではあると思うので、皆さん頑張りましょう!

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人それぞれの

2013-10-09 17:55:03 | 司法試験関連

講義の際に,自習室の前を通る事がままあるのですが,ちょうど通るタイミングで受験生が部屋から出てくる事があります。休憩・息抜きで出てきていると思うので,やはり見た感じ疲れているように見えます。その都度,「大変だな」と思うと同時に,「ストレスも凄いだろうな」と思います。「受かるまでは受忍すべき苦痛(受忍限度論)」と言えばまぁそうなんですが,自分も経験があるので辛さ加減がリアルに伝わってきます。結局は「頑張ってね」としかいいようがなく,自力で這い上がるしかありません。この試験の辛いところでもあります。

現役生は,何となく学内の雰囲気がピリピリしてきていることと思います。逆にそうならないローはちょいと温いと言えるかもしれません。現役の場合,受験同志が傍にいて話ができると言うメリットがありますが,同時に人間関係がストレス要因にもなりうるので卒業の時期に向けて妙な感じも出てくるかも知れません。卒業生はそのようなしがらみ的なものがない反面,端的に孤独だ,というストレス要因があります。人それぞれ,思い通りにならない環境下にあるということです。

ストレス要因と言えば,「2度目のロー進学」もそんなに珍しい現象ではなくなってきており,受験「4回目」・「5回目」というケースが現に出てきています。昨年は知り合いが4回目で合格を手にするという朗報に触れることができましたが,今年5回目で駄目だった人がいます。来年は「2度目の」3回目受験プレッシャーということになるわけで,もう想像できないですね。三振して予備ルートで受験資格を再取得した人もいれば,予備試験ルートでも不合格に終わった人も当然いるわけで,本当に様々な属性の受験生がいます。

しかし目標は全て共通,唯一無二の「司法試験合格」と言う栄冠奪取です。これからの7ヶ月が「来秋の勝利」を決めます。頑張っていきましょう!

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の試み

2013-10-09 14:14:00 | 司法試験関連

最近,改めて「現在における受講生が望むテキストの類」とは一体何だろうか,を色々考えています。まずは「2014年2月開講吉野クラス」の論文突破レジュメの方に反映させて,それとは別に自分でパイロット版的な物も作ってみようかな,なんて考えています。テキストというのは,入門レベル,論文L2,論文L3,短答,過去問解析,というカテゴリーごとにあるわけで,どの辺から試みるのかも問題です。とにかく既存の既成概念に囚われるのをやめようというところから始めていますが,とにかく一旦何もないまっさらな状態から考えていきたいと思っています。この秋から何人か司法試験合格目標の個別指導もするので,そこでの経験も貴重だろうな,と思っています。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今後の予定

2013-10-07 22:35:02 | 司法試験関連

13日から「演習編」が始まるので,最近は,解説レジュメ作成作業に勤しんでおります。1回目は憲法の処理手順の全体像を示した上で,問題の解説に入ります。特に全体的に適用違憲の解釈適用指針の書き方については,過去問題も使用しつつ,かなり具体的な論証例を用いて講義するのでお楽しみに,であります。これで適用違憲に関する何とも言えない不安感は払拭できるのではないかと思います。

さて神無月に入り,時季によっては,論文突破基礎力完成講義,実戦力完成講義(講義編),同(演習編)の3連動になるのですが,これにVOD収録,あと実はさり気に司法試験個別指導も引き受けているので,中々のワシャワシャぶりで御座います。と同時に2014年2月開講の吉野クラスの講義方針を今練っていて,論文突破レジュメもそれに合わせて補充していきます。なお「2013年版出題フレーム講義」はできれば年内,遅くとも1月頭には放り込めるようにするつもりです。これは守ります。

VODは現在収録中の会社法終了後,条文マーキング・シリーズは,刑法,憲法,商法総則・商行為と続きますが,同時に「判例百選マーキング・シリーズ」を走らせます。これは「コンパクトな百選ぶっ潰し講義」がコンセプトです。事案の概要と判示部分に絞り込み,重要箇所(規範部分,事実部分)にマーキングしてもらうスタイルです。そういう意味では,一番VODの講義スタイルにあっているかも知れませんね。何はともあれ百選をコンパクトに読み倒しましょうというわけです。論文答練も始まるので良いかなと思っています。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする