今日は朝から暖かい予感がする。
2枚の掛け布団と毛布が重く感じ暑苦しくも感じる。
寝室はオイルヒーターを控えめの温度で暖房しているが、
部屋の中が暖かい。
昨日は城下町の店へ納品している仲間が、
冷凍すりおろし自然薯を製造しに来ました。
毎週5kgづつを納品のため単独では難しく、
部会員7人でスケジュールを組んで4ヵ月になります。
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自然薯を加工し商品化するには保健所の営業許可が必要です。
7人の内で営業許可を得ているのは2人だけで、
残る人は我が加工所で一緒に製造しています。
今月さらに1人が許可を取得したものの、
全員がとるまでに至っていない。
これには保健所が求めるハードルの高さが壁となっている。
①加工する調理場は家庭の調理場とは別室(棟)であること。
②シンクは食器洗いと野菜洗浄を別に複数設置すること。
③手洗い場は指が触れないレバー蛇口(もしくは自動)で別に設置する。
④床は水洗いできること。等々
食中毒を予防するため「食品衛生法」が昨年改正実施され、
衛生管理がより徹底されされたのは頷けるが、
小規模農家が六次化の道へ進むには壁となっている。
この改正によって全国的ニュースになっているのが、
東北の漬物『いぶりがっこ』を作っていたおばちゃんたちです。
こんな投資してまで続けれないと廃業する人が続出していると聞く。
日本独特の漬物文化が消えるのは悲しいですね。
犬山市では30万円の限度額はあるが、
設備や資材の半額を補助してくれるので有り難い。
私も一部補助してもらい。
一昨年秋に設備改修して営業許可を取った。
ただ最近は非農家で農業を志す人が多くて、
そもそも住宅の敷地内にその余地がなく、
前へ進めずにいるのが新たな課題かな。
< 農の春六次化に保健所の壁 >
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