晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

暖か四国の旅

2014-01-15 08:55:42 | 八曽モミの木キャンプ場
隣市にある県営名古屋小牧空港へは何年ぶりだろう
車や電車を乗り継いで、更に1時間前に行かねばならない中部空港を思えば
30分余りで行けるのは楽ちんそのもの
おまけに駐車料が5日間無料ときている



地方の高知行きとあってか
搭乗者は84人乗りで半分くらいか
60%が採算ラインと言われる航空業界、何とか挽回してもらいたいもの



高速道路を走り、着いたのが、道後温泉の横にある石手寺で
重文の三重の塔が、その歴史をうかがわせる



ここは四国霊場51番札所だが、塔の縁に四国霊場すべての砂袋があって
それぞれ触れば御利益があると聞き
生臭の私は、つい触ってしまった



初日の宿は道後温泉の小高い丘に位置
部屋から見る景色は10万ドルの夜景と言っておこうか
きれいであるには違いない



20万石を擁した松山城を見学
こちらは城郭や石垣がかなり残っており
国宝でもいいぐらいだが
これでも重要文化財どまりだそうだ
秋なら瀬戸内まではっきりと望めるのでないか



かなりの高さの小山に位置しているので
観光用にロープウエイとリフトが用意されている
帰りはリフトで下る
早朝で寒いかと思ったが、風がなく意外と暖かい





車を走らせ、四万十川では屋形船に乗り、伝統漁法を見学した
これは柴漬漁と投網漁と言われる漁法で
海水と淡水が交わる清流四万十川で、地域の暮らしを支えてきた漁だそうだ
ただ現在は観光用の漁法で、アユ、ウナギ、青のり漁が中心とのこと



高知市に戻り、宿の食事では土佐自慢のカツオのタタキをいただく
愛らしい女中さんとも語らいながらの食事
設備も新しく満喫したが、温泉だったらもっと良かった



この日も朝は城めぐりで24万石の高知城に向かう
グルグルと石段を息を切らせて天守閣に上る
ここは私の住む尾張の岩倉で出生し
信長、秀吉、家康に仕えた山内一豊が築いた城だ



ボランティアのガイドさんに案内してもらって
城のうんちくを学ぶことができた
ここも国宝級の城構えで、むしろ地元犬山城をしのいでいる
優っているのは長い歴史ぐらいか





そして最後に訪れた観光地が桂浜
土佐の英雄、坂本龍馬ゆかりの地である
と言って、来てみれば何でもない浜辺の景色

意外と観光地はこんなもの
はりまや橋も川すらない、欄干が少し残っているだけ



こうしてレンタカーで廻った8人の旅は2泊3日だったが
実質2日間、四国の西半分を駆け足で回ったことになる

FDAの旅客機は、昼寝をする間もなく45分で小牧に到着
午後3時には家に着いていました


コメント
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