晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

無病息災を願って

2015-01-15 07:03:25 | 地域の文化や出来事
古来から続く伝統行事は私が住む片田舎でも行われています。
どんど焼きは正月に舞い降りていた歳神様が天に帰る行事とされ、
私の地域では1月14日の夕方と決めています。

小さな集落なので左義長のような櫓の組み立てなどない、
いたってシンプルな火祭り行事です。
お神酒を一口飲んでから行事に参加します。



神棚などにあった古いお札や正月飾りはここで燃やします。
お守りは本来授かった神社に戻すため勝手に燃やしていけないが、
どんど焼きで燃やすのはいいとされています。



火が熾ってきたら餅を焼きます。
これを食べると一年間風邪を引かず健康でいられるとのこと。

現代文明からいけば無駄な行動と思われるかもしれないが、
無病息災と五穀豊穣という平安のくらしを求める人の心は永遠です。
時代が変わっても残せるものは引き継いでいきたいものです。
コメント
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