晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

やっと会えました

2025-02-22 06:05:36 | 山野草鳥獣花
寒波は月曜くらいまでで、
その後は少し暖かくなるようです。
このぐらいの寒さで震える人間ですが、
日本へやって来た冬鳥たちにとっては、
極寒のシベリアに比べれば楽園なのかも。

毎年冬の我が里へやって来ているはずの野鳥に会えず、
どうしたんだろうと気をもんでいたが、
やっと昨日会えました。
ツグミです。

歩き方に特徴があり、
両脚を揃えて数歩ぴょんぴょんと歩き、
体を45度に傾けて静止します。
これは餌を探しているのと、
外敵がいないか探りながらのポーズとのこと。

10月には遥々日本海を渡って来ているのに、
やっと感が強いですね。
後2ヵ月余しっかり付き合っていきましょう。

この里へ定住している留鳥も、
餌探しで特に午前中は群れで忙しく飛び回っている。
ビワの蜜はメジロの大好物なようです。

同じくヒヨドリも鵜の目鷹の目で、
餌探しに余念がないです。

そう言えばお馴染みのスズメを殆ど見かけなくなりました。
余りにも多すぎて シャッターを切るのが憚れたぐらいだが、
いつの間にか希少鳥になってしまったのか。

日本の原風景の中で生きてきたスズメにとって、
都市化と建築様式の変化で巣が作れなくなったこと。
農薬の多用で餌となる虫が少なくなった。
気候変動により気温の上昇や季節の変動が昆虫の発生パターンを変え、
スズメの繁殖や食餌行動に影響を及ぼしているとのことです。 

一茶が詠んだ「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」 
は遠い昔の話となってしまったのかな。
これは大名行列の様をスズメを通して、
百姓の哀歓を庶民目線で詠んだものだが、
スズメはどこにもいたことを物語っています。

そのうち渡り鳥も来てくれなくならないよう、
自然環境は守って行かなくちゃですね。

< 愛しき鳥住みにくい日本さらば >

コメント (2)
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