晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

長寿クラブも変化

2025-03-10 06:05:05 | 長寿クラブ
400年前まではこの池の底にあった入鹿村の末裔が暮らす我が里です。
里から見渡す入鹿池や尾張富士はいつもと変わらない。

ただ普段なら満水なのに、
この冬はまとまった雨が降らず、
地肌が見えてしまっています。

昨日は長寿クラブの総会でした。
60歳以上の任意入会の会員構成だが、
ほとんどが会員となってくれています。
今年は4人が新入会してくれました。
ただ3人が逝去され2人が高齢者施設に入所し退会された。

昨日の朝は長寿クラブで請け負っていた墓地掃除でした。

この掃除も当番をこなす人数を確保できず、
長寿クラブで行うのは昨日で最後となりました。

相対的には高齢者が増えているのに、
絶対的には里の人口がどんどん減り、
こんな行事一つやれなくなって来ているのが現実です。

我が里も若者の流出が相次ぎ、
とうに限界集落の域であり、
そんなに遠くない時代には消滅集落となるやも。

日本国中の現実であり課題なのだが、
ほんの50年前にはこんなこと微塵も思わなかった。
ベクトルの掛け違いに気づけなかったつけは余りにも大きい。

< 悠久のロマン潜む入鹿の里 >
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