晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

桃始笑(ももはじめてさく)

2025-03-11 06:06:15 | 季節のたより
3月10日からは七十二候の一つ『桃始笑(ももはじめてさく)』でした。
桃始笑(ももはじめてさく)とは、
桃のつぼみが開き花が咲き始める頃のこと。
昔は“咲く”とい う言葉を“笑う”と表現したそうです。
花柄が短い桃の花はゆっくりと枝に沿って開いて 、
ほほ笑んでいるようにも見えるし、
見ている人の表情を笑顔にさせてくれますね。

春夏秋冬を『山笑う・山滴る・山粧う・山眠る 』と表した先人たちの 趣は、
日本人の心の豊かさの現れでしょうか。
今年はやっと梅の花が満開といったところで、
この所の陽気だと桜の花と競演しそうですね。

今日からは雨が続くため晴れて暖かった昨日は、
土壌消毒の続きで2枚目の畑を行った。
作業をじっと見守ってくれたのが、
いつものジョウビタキ君です。

少々呼びにくい名前の由来をを調べてみました。
『昔は、高齢の男性を「翁」や「尉」と呼んでいました。
ジョウビタキのオスの頭部は銀色で人間の白髪を連想させます。
このことからジョウビタキの「ジョウ」は、
人間の「白髪」から来ているとされています。
後半の「ビタキ」ですが、
この由来は「火焚」から来ているとされています。
理由は火打石を叩くような音で鳴くことから、
火焚に例え「ビタキ」と呼ばれるようになったそうです。』
とありました。
白髪と火打石の音を組み合わせた名前といのは、
少々不思議な発想ですね。
 
奥が先日行った畑で手前が昨日の畑です。

もっと小さい畑が後2ヶ所あり、
雨が上がってからやることにします。

< 桃笑う里に囀る尉鶲 >


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