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2015.7.20 『前天塩岳』(1,540m)~『天塩岳』(1,558m)~『西天塩岳』(1,465m)




 19日(日)の夕方、『天塩岳』登山口近くまで入って車中泊。
登山口の「天塩岳ヒュッテ」駐車場には3台の車が入っていた。
いずれも車中泊かヒュッテ泊で、翌日『天塩岳』を目指すようだ。



しかも3台の車はいずれも本州ナンバーだ。
相変わらず北海道の山は本州の登山愛好家に人気があるようだ。



 今朝3時に起床。
もたもたしているうちに時間が過ぎたものの、4時に登山口をスタートした。
この日の一番スタートだった。



 静かだが急登が続く樹林帯を抜け、『前天塩岳』の最後のガレを登っていたとき、Hiromiが「今日は調子が悪い」とひと言。
しかしそれは体調云々ではなく、急登の連続だから私との差が開いていっただけで、急登でスピードが落ちるのはフツーだから。



 スタートして2時間で『前天塩岳』の頂上に立った。
ほぉ~ら、なにも調子なんか悪くないじゃないか!
登山口から2時間で『前天塩岳』の頂上に立つのは速い!



 この『前天塩岳』頂上から見る同山岳一帯の景色は実に雄大だ。
深い笹の中に刻まれる登山道が、その雄大さにプラスして登行意欲をかきたててくれる。
しかし実際に歩いてみると、深いアップダウンがあるものの、見た目ほど時間がかからないのもこの山域の特徴だ。



 6時55分、『天塩岳』頂上着。
変わらずHiromiの足は軽快だ。
そしてここから先が本日の私の楽しみ。



これまで深い笹薮に遮られ、雪渓を利用してしか登れなかった『西天塩岳』への登山道が開削されたとの報に最近接した。
「それは行ってみなくては!」との思いが、こんなに早く実現するとは・・・

 

『天塩岳』頂上から『円山』方面に向かうと、立派な避難小屋が建っている。
その裏手の笹薮の中に笹刈り道が続いていたが、登る人はほとんどないようで、笹の切り株が靴の先に当たってつまずく。
しかしその区間はわずかで、すぐガレ場に出て歩きやすくなる。



そしてわずかな登りで最初のピークに立つ。
1,470mのそのピークは無名峰で、そのすぐ奥の1,465mピークがどうやら『西天塩岳』のようだ。
どうしてこのようになったかは知る由もないが、誠に奇妙と言わざるを得ない。



まあ、とにかく三山に登り、『円山』でいつものようにインスタントラーメンを食べて下山だ。
このころになると太陽が力を増し、暑い暑い。
登ってくる数組のパーティーとすれ違ったが、皆長袖長ズボン。


 

私には耐えられないいでたちだ。
夏は短パン!
虫に刺されりゃあ「ムヒ」をぬればよい。



9時30分、登山口着。
三山のピークに立ち、総行程5時間30分。
Hiromi、調子悪いどころか素晴らしいスピードではないか!
よくやった。



 
 下山後この辺りの山行ではいつも入浴する協和温泉で汗を流し、愛別インターから高速自動車道を利用し、一気に帰り着いた。
そしてまだ1時過ぎだったので、車にワックスがけ。



早起きは三文の徳かぁ・・・
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2015.7.19 『ピヤシリ山』(987m)

 この三連休は初日の土曜日が、午前中出勤だったので、午後Hiromiと北に向かって出かけた。
天気予報に従うと、北に向かうほど雨に当たらないという確率が高くなる。
それで降りしきる雨から逃げて逃げて、幌加内町を過ぎてとうとう雨を振り切った。



幌加内町の温泉「ルオント」で入浴し、更に北へ向かう。
そして朱鞠内湖から翌日曜日、『ビッシリ山』に登ることにした。
ところが朱鞠内湖から登山口に向かう林道の遙か手前の道道のゲートが閉じられ通行止め。



理由は一切表記されていない。
ガックリ。



しょうがないので、名寄に向かって直ちに移動を開始。
風連町に入る手前で車中泊。



 夜中に短時間だけ降っただけの雨は、じゃまにもならず,日曜日の朝は夜明けから素晴らしい好天。
天気予報が良い方に外れた。



この日は『ピヤシリ山』に登った。
有名な『ピヤシリ山』だが、私は未踏だった。
わざわざ登りに行く山ではなく、何かのついでといっても、その「ついで」を生む機会がなかった。



 「ピヤシリシャンツェ」の前を通り過ぎ、林道を約10km走って最終ゲートに到着。
そしてそこからたった2kmで頂上という。
そんなことで、簡単に頂上に至ってしまったが、直射日光が厳しく、2kmで十分という感想だ。



頂上からは予想通り、素晴らしい風景を楽しんだ。

 下山してもまだ10時半。



かと言って、付近に登れそうな山は見当たらず、「ピヤシリシャンツェ」で始まった練習を見学することに。
ジャンプの選手が目の前で飛ぶところを初めて目にした私達は釘付けとなり、午前中の練習が終わるまで見入ってしまった。
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