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2015.9.22 『西別岳』(799m)~『摩周岳』(857)~『リスケ山』(787) 《シルバーウィーク③》

 

 私の シルバーウィーク三日目は、『西別岳』の登山口近くにある古い伐採作業用の土場で目覚めた。

全道を随分あちこち歩き、車中泊を重ねてきたが、どこに行っても適当な車中泊場所があるもので、誰もおらず実に快適に過ごせる。

 

 この日も午前6時に登山口をスタートした。

『西別岳』はわずか800mほどの低山にもかかわらず、その風景は何とも言いようがないくらい素晴らしい。

私はよく人に「今まで登った中で、どこが一番良かったですか?」と聞かれる。

そしてその度に返答に困る。

「どこが・・・?」と聞かれたって、どこもここもいい。

季節によっても各々の山の美しさが変化する。

そんな風に迷う私ではあるが、その中でもこの『西別岳』は三指に入る山だ。

とにかく風景が雄大で美しい。

 

 登山口をスタートして間もなく、この日も初登の山に向かうToshiとHiromiに言った。

「大きい声では言えないけどよ・・・」

「どうしたんですか?(T)」

「この先に素晴らしい景色が広がっているから、びっくりすんなよ」

 

そんな私の期待通り、『リスケ山』を右に見る頃には二人して感動の始まりだった。

そこからはたかだか800mほどの山とは思えない、なんともうっとりする風景が広がる。

そして10数年前に初めてこの風景を目にした私を思い出す。

それでも遠隔地であるため、この日が4度目の山行となった。

 

 7時『西別岳』頂上着。

前日に続き、この日も素晴らしい天候だ。

『西別岳』頂上からは、北に荒々しく鋭角な『摩周岳』が「早く来い」と言っているよう。

また南方面は広大な裾野の果てにオホーツク海が広がる。

正に北海道ならではの風景だ。

 

 『西別岳』頂上からの展望を楽しんだあとは『摩周岳』へ。

一旦大きく下り、「摩周湖展望台」からの登山道との分岐点でV字を切るように『摩周岳』へ進路を変える。

緩やかに登りが続いたあとは、頂上直下からの急登だ。

しかし長くは続かず、『摩周岳』の狭い頂上に飛び出す。

8時15分、『摩周岳』頂上着。

眼下にサファイアブルーの湖面をたたえた「摩周湖」を見下ろし、高度感いっぱいだ。

この頂上も一種独特の世界で、他に類を見ることがない眺めだろう。

 

 復路はまたこの地域ならではの美しい登山道を戻って行く。

この復路でToshiが期待するミニアクシデントが起こるはずだったのだが、ひょんなことからポシャってしまった。

はっきり言って、いや、はっきりわかるほど肩を落としていたToshiだった。

まあ、人生そんなこともあるさあ!

 

 『リスケ山』で食事をして11時、登山口着。

いやあ、また素晴らしい山旅だったねえ~

 

 長い連休でも2回山に登ればいい、というToshiはここで長い帰途に着いた。

私とHiromiはシルバーウィーク最終日を締めくくるため、これまた長い移動でサホロリゾートを目指した。

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