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2015.9.13 トレーニング登山

  

 今日は札幌市内の山でトレーニング登山。
朝から雨が降り通し。
札幌市内の山、『豊平山』(663m)、『藻岩山』(531m)、『三角山』(311m』、『三菱山』(482m)、『奥三角山』(354m』5山を登り歩いた。

 

 7時にHiromiを迎えに行き、8時、Toshiと藤野スキー場で合流した。
まずは『豊栄山』(藤野スキー場の山)に登ろうと準備を始めると、スキーハウスの中から警備員が出てきて、ヒグマが目撃されたため入山禁止になったと言う。そしてそのことを告げる貼り紙を見ただろうと。



ヒグマなぞに頓着のない私はそんなものが貼られていたことに、何の興味もなく・・・
ヒグマというのは、半径50kmを行動範囲とし、常に動き回っている。



従って、たった今見かけたものでない限り、もう遠くに去ってしまっているのだ。
ヒグマに対する過剰反応と思えるが、「自己責任」と突っぱねて札幌市から派遣されたという警備員の静止を振り切り、張り巡らされたロープを乗り越えて入山することもできず、即移動。

 

『豊栄山』の南に位置する『豊平山』に登ることにした。
ところがこの『豊平山』も登山禁止!
2年ぶりに行ってみると、状況が変わっていた。



最近「北海道の夏山ガイド」最新版に載ったらしいこの山は、まず登山口に「駐車禁止」の黄色い立て看板がズラリ。
入口の松の木に取り付けられていた「豊平山」の表示版もない。
代わりに「登山禁止」の表示版だ。



察するに、ガイドブックを見て押し寄せた登山者が狭い道路に駐車し、近隣の住民に迷惑をかけたのだろう。
その苦情が登山禁止処置につながったのだと解釈する。



登山者というのはわがままなもので、少しでも登山口に近い位置に駐車しようとする。
山に一歩分けいれば、何キロも歩くことになるというのに。
我々は少し先に進んだところの、古い林道入口に駐車した。



 入残禁止のロープはゆるく、崩壊しているという階段は、そもそもそのへんの倒木を利用して組み立てたもので、長持ちするはずがない。
また、山に登ろうとするこちらも、階段なぞをあてにして登るはずもなく・・・

 

頂上はすっぽりとガスの中。
この山に初登のToshiは何も見えずに残念!
そんなことはハナから承知の助ではあるが。



 下山後『藻岩山』スキー場駐車場に移動した。
このスキー場を登るのは、私もToshiも初めてだ。



そこへ行くとHiromiなんか、「この山は私の庭よ~」とばかりに先頭に立ち、グイグイ登って行く。
最近調子が悪いボクなんか、着いて行くのが大変!



 40分で『藻岩山』頂上に立ったが、なかなか登りがいのある山に対して、何とも興ざめのする頂上だ。
あくまでもトレーニング目的に登る山である。

 



三座めは『三角山』。
常に人が多いこの山も、さすがに雨の日は3組と接触しただけ。
下山した登山口で雨が小降りとなったので、各自昼食。



 昼食後『三菱山』へ。
遊歩道全体が最近草刈され、なんだか別のところを歩いているような違和感を覚えた。
しかし、本当に歩きやすくなったものだ。

 

最後は『奥三角山』。



この山の頂上近くまで登った頃、ようやく雨が上がった。
木々はいつも通り緑の葉をいっぱい蓄えて美しく、意外にもこの山初登のToshiをうならせ、早くも紅葉の時期に再訪することを決め込んだようだ。

 

結局ほとんど雨の中の登下降ではあったが、帰途の車中でHiromiが、「いやあ、今日も楽しかったなあ~」とひと言。



そんな言葉にオヤジは「よかったなあ・・・」と安堵するのであった。


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