北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2016.3.14 『737mP』~『715mP』(夕張・真谷地)
今日はHiromiが昨日の休日出勤に伴う代休取得日だったので、一緒に夕張へ出かけた。
そう、今日も夕張だ。
以前から気になっていた真谷地奥の『737mP』~『715mP』の稜線を歩くこと。
そして、その下山で複雑な地形を少しでも理解することが目的だ。
Hiromiはどこへ出かけようと、スキー登山でなければルンルンだ。
天候は意外に良く、登行意欲をかき立てられる。
8時ちょうど、真谷地の除雪終点をスタート。
8時20分、林道ゲート。
ここからしばらくは森林管理署とNTTの共用道路となる。
そしてその後NTTの管理道路として、『真谷地岳』(752m)まで続く。
今回もこのNTT管理道路を伝って、標高630mまで高度を上げて尾根に取り付くことにした。
9時40分、尾根取り付き点。
そこからはもう木の間越しに737mのピークが見える。
カリカリの雪面に新雪が積もり、スノーシューのアイゼンを滑らせる。
9時55分、『737mP』に立つ。
これまでこの山域は天気が悪い時に登るものとして、晴天時は別の山に出かけていた。
従って周囲の景色をなかなか見ることができなかった。
そんな経緯があったため、今日上部から見る景色は実に新鮮であった。
そして美しい。
『737mP』からの風景を楽しんだあとは、南の『715mP』に向かって稜線歩きを楽しむ。
意外に広かった稜線は小さなアップダウンがいくつも続く。
標高がほとんど変わらない地形が続くため、目標のピークを確信することが難しい。
そして歩行距離から察してここではないかと思ったピークに立って、HiromiのGPSで確認してもらうと「715m」。
正解だった。
10時40分、『715mP』に立つ。
記念撮影。
ここで下山を開始する。
下山は進路を西に取り、山中をNTT管理道路目指して下降する。
最初は斜度のきつい急斜面だが、雪が適度に融け出して足元は安定している。
ただHiromiが一緒なので、あくまでも慎重に下る。
急下降の斜面から明瞭な尾根に下ると、突然予想していなかった作業道が現れた。
林業用の作業道だが、人間このように楽なものに出くわしてしまうと、どうしてもそれを利用したくなる。
本来予定していた方向からは若干ずれていると思いつつも、楽な方へ・・・
結果、短い尾根が沢筋に吸い込まれ、わずかだが急斜面のアップダウンを繰り返しての下降を強いられた。
これにはHiromiも四苦八苦だが、もうかなり技術的に向上しており、何の問題もない。
いや、かえってこういう経験を積んだ方がいいかもしれない。
11時50分、NTT管理道路合流。
予定の合流地点より200mほど北にずれていた。
管理道路まで下るともう気温が上がり、朝締まっていた雪は腐り、重い歩行を強いる。
途中で昼食のラーメンタイムを取り、またてくてく歩いて、
13時ちょうど、駐車地着。
いやあ、今日も楽しかったなあ。
真谷地の奥の複雑な地形を少しでも理解できたことに、今日の大きな成果を感じ、「レースいの湯」で汗を流して帰途に着いた。