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2016.3.2 『鷹泊山』(654m)

 有給休暇消化の日々が続く中、29日(月)から二泊で山に出掛ける予定でいたが、悪天候続きで足止め。

自宅にこもり、日々数度の除雪。

 2日の朝、ようやく家を空けることができた。

 

全道的に降り続いた雪は、山では大変な量になっているはずで、スキーで登ってもラッセルがきつい。

そこで時間の短い行程の山を選定することにした。

そんなときに思いついた幌加内方面には、適度な行程と思われる山がゴロゴロしている。

私として幌加内地域は、夏山で『三頭山』に馴染みがあるだけで、積雪期には訪れたことがない。

しかし、以前から冬季に登ってみたいと思う中に、『(幌加内)坊主山』があった。

他はさすがに机上で地形図とにらめっこだ。

そして、数山をピックアップして出かけた。

 

幌加内に近付くにつれて、降りしきる雪が強くなる。

 雪が降り続く中、最も短時間で登れる『鷹泊山』に登ることにした。

  12時5分、江丹別峠駐車場をスタート。駐車場には先行者のものと思われる車が一台。

スキーのトレースもくっきりだ。

それを利用させていただき、楽に追随する。

辺りは時折薄日が射すものの、雪が止むことはない。

 

12時55分、頂上着。

予想より時間がかからなかった。

頂上には先行者の若い男女が二人で縦穴を掘り、昼食の準備をしていた。

トレースの礼を述べ、少し話しをした。

すると男性は、旭川医科大学を今春卒業する医大生。

そして卒業後の就職先が滝川市立病院だという。

滝川は私と女房の出身地であり、女房はその滝川市立病院で看護師として勤めていたことがある。

そんな二人の邪魔をしてはいけないと、頂上を離れた。

と同時にいくらかガスが薄くなり、下界の風景がうっすらと。

しかしまた降りだす。

あきらめてスキーのシールを剥がし、一気に下った。

 13時50分、駐車場着。

たいした山ではなかったが、こんな日にはちょうどよい。

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