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2016.3.13 『609mP』(夕張・清水沢)

 昨夜はまた「サイゼリヤ」で、娘とその友人とで飲んだ。

私と35歳の女性二人でマグナム(1.5ℓ/1本のワイン)を3本空けた。

娘たちも飲むが、それでも半分、つまり750㎖のフルサイズボトル3本分は私が飲んだだろう。

それで今朝は7時半まで寝ていた。

酒そのものが残っているのではなく、酒の疲れが身体に残っていた。

起きてしばらくうだうだしていたが、外は陽光が眩しい。

じっとはしていられず、また夕張に向かって車を走らせた。

 

 一昨日『874m峰』から『冷水山』方向に目をやると、その南側にこんもりとした塊が見えた。

そういうものを目にすると、すぐに登行意欲がわく。

帰宅して地形図で調べてみると、点名はないが、「609.1m」の標高点が記されている。

であるならば登りましょうと、出かけたものだ。

 

 夕張市清水沢に位置するこの山は、地形図上で様々なルートが考えられる。

そこで今日は清水沢市街地を抜け、新しい清水沢ダムを過ぎた辺りから登ろうと走っていると、ダムを過ぎて少し走ったところに駐車スペースを見つけた。

そしてそれがberry good!

そこに「ワサビ沢」という小沢が流れ込んできていて、その先の尾根の突端に程よい取り付き点を見つけた。

 

 10時50分、駐車地をスタート。

アプローチ0で、いきなり入山だ。

まるで夏山の登山口のよう。

すぐ細尾根に取り付き、急勾配を登ると、意外にも尾根は広々とした斜面に変わり、エゾマツの大木が林立する樹林帯となった。

雪面は締まって固く、非常に歩きやすい。

今年は雪が少ない。

スノーシューを小型に替えた。

 

 針葉樹の林を抜けて送電線下をくぐると、植生が落葉樹の樹林帯に変わった。

そして急登だ。

きつい急登だが、スノーシューのアイゼンが雪面に食い込み登りやすい。

そんな急登もひと山登ってしまえば尾根の頭に出て、稜線状の登りに変わる。

こうなるともう先の風景に期待感が膨らみ、楽しい限りだ。

尾根は次第に細くなり、一旦標高553mのピークに上がる。

樹木が多く先を見通せないので、ここが頂上かと、一瞬躊躇した。

しかし、稜線状の尾根はまだ続いており、そのまま進んで行くと、明らかにピークと断定できる頂上に達した。

 

 12時05分、『609.1mP』着。

相変わらず周りの樹木が濃く、なかなか下界を望めないが、となりの『冷水山』は南斜面がよく見えた。

頂上に長居することはなく、すぐに下山を開始。

下山の針葉樹林ではヒグマの痕跡がけっこう残っており、自然の豊かさを感ずる。

    

 12時50分、駐車地着。

今は雪が締まっているので時間がかからず登れた山ではあるが、それにしてもこんなに身近に登れる山がいくつも存在する夕張は本当によい町だ。

ますます住みたくなったねえ・・・

 

 

 

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